使いやすい家庭用ランニングマシンの特徴とは? 選ぶときに押さえておきたい6つのポイント
ランニングマシンは、室内でも簡単に運動ができる便利なアイテムですが、自宅で使うものを選ぶときは注意してください。
適当に選んでいると、使いにくい製品を引き当ててしまうことがあります。
そんなことになれば、せっかく買ったものを使わなくなってしまう可能性もあるのです。
では、失敗を防ぐために、使いやすいものを選ぶためのポイントを紹介していきましょう。
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走行面積が広い
ランニングマシンの使いやすさには、走行面積が大きく影響しています。
走行ベルトのサイズが小さく、走行面積が狭いものは、窮屈で走りにくいように感じてしまうのです。
足が後ろにはみ出して落ちてしまいそうなベルトでは、そればかり気になってしまい、思い切り走ることができません。
そのような走りにくい製品を避けるためにも、走行面積のチェックは必ず行うようにしてください。
走るためのスペースが広くなるように設計されたものなら、窮屈さを感じることはなく、快適に体を動かすことができます。
長さ120cm、幅40cmくらいを目安にして、なるべく面積が広いものを探すようにしましょう。
家庭用は狭いものが多い
家庭用のランニングマシンは、家の中に置くときのことを想定して設計されています。
これは、一見するとよいことのようですが、油断してはいけません。
確かに、家の中で邪魔にならないことは大切なポイントですが、だからといって走行面積を犠牲にしてよいわけではありません。
家の中の最適な場所にすんなり設置でき、なおかつ走りやすいものが、本当に使いやすいランニングマシンになります。
しかし、家庭用の製品の中には、省スペースを優先するあまり、走りにくさを感じるほどに面積が抑えられているものもあるのです。
そうした自分に合わないものを避けるためにも、走行面積の確認を怠らないようにしましょう。
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十分な速度が出る
使いやすいランニングマシンを選ぶなら、最高速度をしっかりチェックしておくことをおすすめします。
速度があまり出ないもの選んでしまうと、使いにくさを感じることが多くなるのです。
特に、初心者は注意が必要になります。
初心者の場合、「まだそんなに速く走れないから」という理由で、最高速度があまり速くないものを選んでしまうことがありますが、それはよくありません。
確かに、慣れないうちはゆっくり走ることになるので、時速8kmくらいが限界のものでも、最初は問題なく使うことができます。
しかし、だんだん慣れてくると、ペースを上げたくなってくるものです。
そんなときに小走り程度のスピードしか出せないものを使っていると、とても不便に感じてしまいます。
したがって、たとえ初心者であっても、最高速度はそれなりに出るものを選んでおくべきです。
ゆっくり走るときは、速度を調整して使えば困ることはありません。
時速10km以上を目安にして、先のことを見据えた選び方をしていきましょう。
使い方に合わせる
ランニングマシンは、名前に「ランニング」とついてはいますが、必ず走らなければならないわけではありません。
速度を落とせば、ウォーキングもできるのです。
そのため、ランニングマシンをウォーキング専用にする使い方もありますが、そのときは最高速度の選び方も変わってきます。
本格的なランニングに使うなら時速15kmくらいあると理想的ですが、ウォーキングにしか使わないなら、5~6kmも出れば十分な場合が多いのです。
そうなると、最高速度10km以上にこだわる必要はありません。
このように、使い方によっては遅いものの方が適していることもあるので、まずは目的をはっきりさせ、それに合わせるように選んでいきましょう。
自分の体重と耐荷重が合っている
ランニングマシンには、それぞれ耐荷重が設定されており、それ以上の負荷をかけ続けるような使い方をすると、壊れてしまいます。
自分の体重を支えられないランニングマシンでは便利に使うことができないので、この点は見逃さないようにしてください。
耐荷重を必ずチェックして、自分の体重に耐えられるようなものを選ぶべきです。
ただし、自分の体重が耐荷重以下だったとしても、それだけで安心してはいけません。
耐荷重の方が体重を上回っていることは確かに重要ですが、あまりギリギリものを選ぶと失敗してしまいます。
なぜなら、走るときには、実際の体重以上の負荷がかかってしまうからです。
例えば、体重60kgの人が耐荷重60kgのランニングマシンを選んだ場合、走るときに負荷が増えることで、簡単に重量オーバーになってしまいます。
そのため、耐荷重を見るときは、十分に余裕をもたせるようにしてください。
女性なら80kg、男性なら100kgを目安に選ぶと、走るときに負荷が増えても重量オーバーにはなりません。
連続使用時間が長い
使いやすいランニングマシンを選ぶなら、連続使用時間も重要な要素になります。
連続使用時間が短いと、思うように体を動かすことができず、イライラしてしまうことがあるのです。
特に、ダイエットのためにランニングやウォーキングをするなら、あまり時間が短いものを選んではいけません。
痩せるための有酸素運動は、20分以上続けることが大切ですが、連続使用時間が短いものを使っていると、そんなに続けることはできなくなります。
ランニングマシンの限界を超えても使うことをやめなかった場合、負荷がかかりすぎて故障する可能性もあるので、無理に続けるのはNGなのです。
とはいえ、少し走っただけでは、なかなか望みどおりのダイエット効果は得られません。
そのような使いにくい製品を避けるためには、どれくらいの連続使用に耐えられるのか、しっかり確認してください。
30分以上の継続に耐えられるものなら、快適に使うことができます。
音が小さい
ランニングマシンは、使うときに音が響いてしまうこともあるため、選ぶときはその大きさを確認すべきです。
あまり音が大きいようだと、アパートやマンションなどの集合住宅では、とても使いにくいものになってしまいます。
そこで注意したいのが、「走るときの衝撃をどれだけ緩和できるか」というポイントです。
走るときの衝撃がそのまま伝わってしまうと、どうしても音は大きくなります。
しかし、ランニングマシンに衝撃を吸収する機能があるなら、ひどく響いてしまう心配はなくなるのです。
そのため、衝撃吸収機能はよく見ておくようにしましょう。
衝撃をしっかり吸収できる製品なら、静かに使うことができます。
安すぎない値段
使いやすいランニングマシンの特徴としては、値段がそれなりであることも外せないポイントです。
出費を抑えたいときは、できるだけ安い商品を探したくなるものですが、あまりにも激安なランニングマシンは避けてください。
なぜなら、安すぎる製品は、値段相応のスペックになっていることが多いからです。
最高速度があまり出せなかったり、連続使用時間が短かったりするので、使いやすいどころか、予想外の使いにくさに悩むことになってしまいます。
そのため、安さばかりを優先するのはやめましょう。
やたらと高い高級品である必要はありませんが、安すぎるものは避けて、ある程度しっかりした性能があるものを選ぶことが大切です。
それなら、買ったあとで後悔するようなことにはなりません。
まとめ
ランニングマシンが家にあると、天気などを気にせずいつでも運動ができるため、とても便利なものです。
ただし、本当に便利に使うためには、優れた製品を慎重に見極めなければなりません。
ランニングマシンにもいろいろな種類があるので、適当なものを選ぶと、使いにくさを感じてしまうことも多いのです。
ここで紹介したポイントをしっかりチェックして、失敗を防ぎましょう。