自宅でエアロバイクを漕ぐときにあると便利なものは?おすすめアイテム4選
エアロバイクは、室内で体を動かすには最適であり、自宅で使う人も多くいます。
ただし、長く漕いでいると、いろいろとデメリットが気になってしまうこともあるので、使い方には注意しなければなりません。
快適に運動をするためには、便利なアイテムに注目してみましょう。
それらをうまく利用すれば、漕ぐときのデメリットを解消することができるのです。
マット
エアロバイクを家の中で漕ぐときは、音に注意しなければなりません。
意外なほど大きな音が出たりするので、まったく気にせず漕いでいると、近所の人に迷惑をかけてしまうことがあります。
一軒家で近くに人がいない場合ならともかく、アパートやマンションで使うときは、かなり音が響いてしまうこともあるのです。
特に注意しておきたいのは、ベルト負荷方式のエアロバイクを使っているときです。
ベルト負荷方式は、ベルトとの摩擦によって負荷をかけているため、擦れる音がとても大きく響いてしまいます。
そのため、ベルト負荷方式のエアロバイクは、夜や早朝などの迷惑になりそうな時間帯には使用できません。
少しでも音を抑えるためには、摩擦が起こらないマグネット負荷方式が適しています。
とはいえ、すでにベルト負荷方式を使用している場合は、そう簡単に買い替えるわけにもいきません。
そんなときにあると便利なのが、ゴムマットやコルクマットです。
マットで音を吸収
エアロバイクの音のデメリットを防ぐためには、設置するとき、床に直接置かないようにしてください。
ただ床に置いていると、音が響くだけでなく、振動まで階下に伝わってしまう可能性が高く、どうしても周囲に迷惑がかかってしまいます。
マグネット負荷方式ならかなり軽減できますが、ベルト負荷方式では絶対に避けるべきです。
音や振動を防ぐためには、直接敷くのではなく、マットの上に乗せるようにしましょう。
先にゴムマットやコルクマットを敷き、その上からエアロバイクを置くようにすると、漕いだときの音や振動をブロックできます。
マットがしっかりと吸収してくれるので、下に大きく響くようなことはありません。
さすがに真夜中に使うのは避けるべきですが、かなり抑えることができるので、ぜひ試してみてください。
床の汚れを防ぐ
エアロバイクを漕ぐときにマットを使うと、床が汚れないというメリットもあります。
体を動かしていれば、だんだん汗をかいてくるものですが、何も敷いていない場合、ポタポタと滴る汗で床を濡らしてしまうことも多いのです。
しかし、下にマットがあれば、汗が落ちても床までは汚しません。
なるべく床をきれいにしておきたいときは、積極的にマットを使っていきましょう。
サドルカバー
エアロバイクを長く漕ぎ続けるときのデメリットといえば、お尻の痛みもあります。
サドルの上にずっとお尻を乗せていると、どんどん食い込み、痛くなってしまうことがあるのです。
そうなると、漕ぐの辛くなってくるため、きちんと継続することができません。
このデメリットを解消するためには、お尻を少しずらしたり、上げたりする方法があります。
長時間同じ部分だけがサドルに当たっていると、どうしても痛くなってしまいますが、ときどき当たる部位を変えることで、それを軽減することができるのです。
しかし、動かした直後だけはよくなっても、すぐに痛みが戻るようなときは、少し困ってしまいます。
あまりひどいようなら休憩を入れることも大切ですが、もし痛みを軽減できないときは、サドルカバーがおすすめです。
柔らかいクッションで快適に
クッション性の高いサドルカバーをサドルに取りつけておくと、その柔らかい感触により、お尻の痛みをしっかり防いでくれます。
フローリングの硬い床に座って痛みを感じた場合でも、座布団のようなクッションがあれば快適になりますが、それと同じ効果をもたらしてくれるわけです。
この方法なら、長い時間漕いでいても、痛みに悩まされることは少なくなります。
また、サドルカバーには種類があり、普通のクッションタイプの他に、エアータイプやジェルタイプなども揃っています。
使いやすいタイプを選んで、どんどんエアロバイクを漕いでいきましょう。
シューズ
エアロバイクを家の中で使うときは、基本的に人目を気にする必要がありません。
そのため、漕ぐときの格好は自由であり、ヨレヨレになった部屋着などを着ていても、何も問題はないのです。
ただし、足元だけは注意しなければなりません。
いくら服装を気にする必要がないとはいえ、裸足でペダルを漕ぐのは痛いものです。
それを我慢して漕ぎ続けたりすると、骨や筋肉にまで余計なダメージを与えてしまうこともあります。
このようなデメリットを防ぐためには、しっかりとシューズを履いてください。
衣服がパジャマのようなものでも一向に構いませんが、シューズだけはきちんと履いて、足を守るようにしましょう。
蒸れないものを複数用意する
エアロバイクを漕ぐときに使うシューズは、どんなものでもよいわけではありません。
運動をすれば、足も汗をかくことになるので、できるだけ通気性のよいものを選んでおくべきです。
通気性の悪いものを履いていると、足が中で蒸れてしまい、快適に漕ぐことができなくなります。
メッシュを使った通気性のよいものを選び、足の蒸れを軽減するようにしましょう。
また、季節や運動量によっては汗が乾かないこともあるので、その点の対策も忘れてはいけません。
湿ったシューズを履かなくても済むように、複数購入しておくことをおすすめします。
それなら、ひとつのシューズを乾かしている間に、別のシューズを使うことができるのです。
ドリンクホルダー
エアロバイクを長く漕いでいれば、どうしても汗が出てくるものです。
人によって運動時の発汗の量は異なりますが、多めに汗をかくのであれば、水分補給は欠かせません。
まったく水を飲まずに汗だけを流し続けた場合、脱水症状になってしまうこともあるので、長く漕ぐなら、必ず何か飲むようにしましょう。
そのためには、ハンドルに取りつけるドリンクホルダーがおすすめです。
ドリンクホルダーが標準装備になっているエアロバイクもありますが、その数は少なく、必ずしも使いやすい位置にあるとは限りません。
しかし、あとから取りつけるタイプであれば、使いやすい位置にセッティングできるので、水分補給もスムーズに行うことができるのです。
転倒しないためにも
エアロバイクの水分補給では、「床に置いたものを飲めばいいだろう」と考えてしまい、ドリンクホルダーの必要性を軽視してしまうこともありますが、それはよくない方法です。
床に飲み物を置き、そこに座ったまま手を伸ばしたりすると、バランスを崩してエアロバイクごと倒れてしまう恐れがあります。
気をつけていれば事故は防ぐことができますが、エアロバイクを長く漕いでいれば、それだけ体力を消耗していることになるので、疲労のためによろけてしまったとしても不思議はありません。
しかし、ドリンクホルダーがハンドルについていれば、体を屈めなくても、少し手を動かすだけで水分補給ができるのです。
まとめ
エアロバイクは、室内で運動ができてとても便利ですが、特に何も準備をせず、いきなり始めてしまうのはよくありません。
音の響きやお尻の痛みなど、デメリットもいくつかあるので、それらをカバーできるようなアイテムを揃えておきましょう。
ここで紹介したような便利なアイテムを利用すれば、エアロバイクのデメリットを防ぎ、気持ちよく体を動かすことができます。