走るとお腹が痛い!ランニングマシンで下痢による腹痛を起こす原因と対策

ランニングマシン・ルームランナー

ランニングマシンでのトレーニング中に、下痢による腹痛を起こしたことはありませんか?

トレーニング中に下痢を起こすと、途中でトレーニングを中断しなくてはいけなかったり、トレーニングに集中できなくなったりしてしまいます。

そのようになると練習の質は低下してしまい、効率的ではありません。

では、ランニングマシンの使用中に、下痢による腹痛を起こす原因とは何なのでしょうか?



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原因1.腸が刺激を受けることによる蠕動運動の活性化

ランニングマシンでのトレーニングでは、走る動きにより腸が刺激されると、腸の蠕動運動が活性化します。

蠕動運動とは消化管の運動のことで、不要な便を排出するために腸が動きます。

ランニングマシンでトレーニングしていると、腸の蠕動運動が活発になり、下痢による腹痛を起こしてしまう場合があります。

蠕動運動が活発になることは、慢性的な便秘をしている方にとっては嬉しいことですが、ランニングマシンでトレーニングしている最中に蠕動運動が活性化し、腹痛が起こると困りますね。



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原因2.ランニングで胃腸が揺れることや内臓疲労の蓄積

ランニングマシンでのランニングをすると上下にいくらか体が動きますが、そのことで胃腸が揺れてしまい、腸の蠕動運動が促されてしまいます。

腸の蠕動運動が活性化すれば、便意を感じやすくなります。

そして、走るペースが速かったり、長時間走ったりすると胃腸は揺れやすく、内臓へのダメージは大きくなります。

内臓へのダメージが蓄積することにより内臓の疲労も蓄積し、下痢を起こしてしまう場合もあります。

そのような下痢は、ハードなトレーニングを行った際に蓄積する、内臓疲労の症状の一つになります。

そのため、ランニングマシンでハードなトレーニングをし、内臓疲労が蓄積すると下痢に繋がってしまう場合があります。

原因3.内臓の機能の低下

先程、内臓が揺れることによる内臓疲労が、下痢の原因になる場合があるということを話しました。

ですが、内臓への血流量が減ることも内臓疲労の原因になります。

ランニングマシンでトレーニングをすると、使用している筋肉へ血液が集中するようになります。

そうすることで、パフォーマンスを発揮することができるようになる訳ですが、筋肉へ血液の流れが集中すると、内臓への血流量は減ってしまいます。

内臓への血流量が減ると内臓の働きは低下し、内臓に疲労が蓄積しやすくなります。

そのため、長い時間走ったり、20kmも30kmも走ったりすると内臓疲労を起こしやすく、胃腸の働きが悪くなって下痢を起こしてしまう場合があります。

原因4.お腹の冷え

ランニングマシンで走っている最中、お腹が冷えてしまう場合があります。

では、なぜ走っている時にお腹が冷えてしまうのかというと、汗により冷えてしまうのです。

長時間ランニングをすると、たくさんの汗をかきます。

その汗によってお腹が冷えてしまい、そのことにより腸が刺激を受け、下痢による腹痛が起きてしまうのです。

対策1.腹筋・腹斜筋・背筋を鍛える

前述した通り、胃腸が揺れることで腸の蠕動運動が活性化し、下痢に繋がってしまう場合があるため、胃腸の揺れを抑えることがランニングマシンでの下痢による腹痛対策になります。

では、胃腸の揺れを抑えるにはどうすれば良いのかというと、腹筋や腹斜筋、背筋を鍛えることです。

それらを鍛えることによって、ランニングマシンでのトレーニング中に胃腸が揺れるのを軽減し、下痢による腹痛が起こりにくくなります。

そのため、腹筋や腹斜筋、背筋が弱い方は、それらの筋肉を鍛えると良いでしょう。

それらの筋肉を鍛えることによって、マシンで走っている時に起こることのある脇腹の痛みも軽減することができます。

対策2.冷たい飲み物を一気にたくさん飲まないこと

冷たい飲み物を一気にたくさん飲むことは、下痢を起こす原因になります。

それは、冷たい飲み物を一気にたくさん飲むことで腸が刺激されてしまうからです。

そのため、ランニングマシンでの腹痛対策としては、冷たい飲み物を一気にたくさん飲まないことが大切になりますが、ランニングをする前に水分補給をすることは大切です。

また、ランニング中やランニング後も水分補給をすることは大切です。

水分補給を行わないと脱水症状になるリスクが高まってしまい、脱水症状になると、喉の渇きやめまい、ふらつきや痙攣などが現れやすくなります。

また、パフォーマンスの低下にも繋がるため、トレーニングの質は悪くなってしまいます。

それらのことから、水分補給をこまめにすることは大切で、冷たすぎる飲み物を一気にたくさん飲むのではなく、ちょっとだけ冷たい飲み物や常温の飲み物を少しずつこまめに飲むと良いです。

対策3.トレーニング前にトイレに行く

ランニングマシンで走って起こる下痢による腹痛を予防するには、マシンでトレーニングをする前にトイレに行って用を足すことは大切です。

ランニングをすることで腸が刺激され、腸の蠕動運動が活発になり、便意を感じやすくなる訳ですから、トレーニングの前にトイレで用を足しておくことで、トレーニング中に便意を催すことを防ぐことができます。

ランニングマシンでトレーニングする前に便意を感じていなくても、マシンでランニングを始めたら便意を感じてしまう場合もあります。

そのため、マシンでトレーニングする前に便意を感じていなくても、トレーニングをする前にトイレに行っておくと良いです。

規則正しい生活を送って排便リズムを整えることも大切

ランニングマシンでの下痢による腹痛を防ぐには、規則正しい生活を送ることも大切です。

腸の動きは自律神経も大きく関わっており、ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れると排便リズムが狂い、便秘の原因になってしまうことがあります。

また、決まった時間に便が出なくなってしまいます。

そうすると、マシンでのトレーニング中に、便意を感じてしまうことがあります。

そのため、規則正しい生活を送り、毎日朝の決まった時間にトイレに行く習慣をつけることが大切です。

そのことによって排便リズムが整う効果を期待することができ、ランニングマシンでの下痢による腹痛を防ぐことができます。

対策4.腹巻をしてお腹の冷えを防ぐ

前述した通り、お腹の冷えは下痢による腹痛が起きる原因になります。

そのため、お腹を冷やさないことが大切で、お腹を温めることも大切になり、それに最適なものが「腹巻」です。

腹巻といっても様々な種類がありますが、ランニングマシンでする場合はランニング用の腹巻がおすすめです。

お腹が冷えやすく、そのことで下痢を起こしてしまう方は、ランニング用の腹巻をしましょう。

腹巻をすることによってお腹の冷えを軽減することができ、ランニングマシンでのトレーニング中に下痢が起こりにくくなります。

腹巻以外に、お腹にワセリンを塗ることもお腹の冷え対策になります。

ワセリンには保湿効果だけでなく保温効果もあるため、ワセリンをお腹に塗ることによってお腹の冷えを防ぐ効果を期待することができます。

そのため、ランニングマシンでの冷えによる下痢対策として、ワセリンを使っても良いでしょう。

まとめ

ランニングマシンでの下痢による腹痛は、腸が刺激されることによる腸の蠕動運動や内臓疲労、お腹の冷えなどが原因になります。

そのため、お腹周りを鍛えたり、冷たい飲み物を一気にたくさん飲まないようにしたり、お腹を冷やさないことが大切です。

ランニングマシンではありませんが、マラソン大会では緊張が腹痛の原因になってしまうこともあります。

マラソン大会で緊張しないようにするには、気負わず楽しんで走るようにすると良いです。