エアロバイクは音に注意が必要? 周囲に迷惑をかけないための4つのポイント

エアロバイク

エアロバイクは、室内で運動ができる便利な運動器具であり、ダイエットやトレーニングのために重宝されています。

ただし、エアロバイクを自宅で使うときは、音に注意しなければなりません。

エアロバイクを漕ぐときの音は、意外に大きく響いてしまうことがあるので、何も考えずに使っていると、周囲の人に迷惑をかけてしまいます。

では、エアロバイクを静かに使うためのポイントについて説明していきましょう。



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マグネット型の商品を使う

エアロバイクは、負荷をかける方法によって、2種類に分けることができます。

それが、ベルト式とマグネット式です。

この2つの負荷方式のうち、音が小さくなるのはマグネット式の方であり、ベルト式はおすすめできません。

ベルト式は、ホイールをベルトで押さえつけ、その摩擦によって負荷をかける仕組みになっています。

この方法だと、かなりしっかりと負荷をかけることができるため、ハードなトレーニングをしたい場合には役立ちますが、音が大きくなってしまう点は、無視できない問題です。

エアロバイクを漕ぐだけなら、ランニングマシンとは違い、それほど大きな音は出ないイメージもありますが、ベルトとホイールが擦れる音は、意外に大きく響きます。

そのため、階下に音が漏れてしまうことも多く、アパートやマンションで使うときは、騒音トラブルが起きてしまうこともあるのです。

部屋が1階ならまだ被害は小さいですが、2階より上の場合は、ベルト式のエアロバイクは避けておきましょう。

マグネット式は摩擦がない

ベルトとホイールの摩擦で負荷をかけるベルト式に対して、マグネット式の場合は、磁石の力で負荷をかけることになるので、静音性が高くなっています。

この方法だと、何かが擦れることはないため、大きな音が出る心配はありません。

ベルト式の中には、摩擦の音を軽減した商品もありますが、摩擦がゼロになるわけではないので、どうしても音が気になってしまうことはあります。

しかし、マグネット式は接触が一切ないので、かなり静かに漕ぐことができるのです。

摩擦がないことで、ベルト式に比べると負荷が軽めになっており、ハードな運動がしたいときは少し物足りなさを感じることもありますが、木造アパートなどで音が気になる場合には、最適なタイプになります。

そのため、なるべく静かに運動することを重視するなら、ぜひマグネット式を使ってみてください。



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安さだけで判断しない

エアロバイクを静かに漕ぐためには、商品を選ぶ段階から気をつけておく必要があります。

静音性の高いものを選ぶことができれば、周囲への音の被害を抑えることができるのです。

そこで注目すべきは、負荷方式の違いだけではありません。

マグネット式であることも重要ですが、「安さだけで安易に決めない」ということも、忘れてはいけないポイントのひとつです。

予算が少ないときは、安価であることを優先して選びたくなりますが、安さばかりに注目していると、音の大きい商品に当たってしまうことがあります。

エアロバイクに限ったことではありませんが、安いものは値段相応の品質になっていることが多いため、静音性の高さにはあまり期待できないのです。

もちろん、安いものがすべてよくないわけではありませんが、安さだけを見て選ぶのはやめましょう。

値段だけでなく、機能などもよく見て、静音性について確認してください。

そうしておけば、確実に音の小さい商品を選ぶことができます。

マグネット式でも注意

安さだけで判断しないことは、たとえマグネット式であっても重要になるポイントです。

いくらマグネット式でも、まったくの無音というわけではないので、多少は音がします。

また、音の大きさは商品によっても違いがあるので、マグネット式を選んだとしても、「思ったほど小さい音ではない」と感じてしまうこともあるのです。

そうならないためには、安さだけにこだわらず、できるだけ造りがしっかりした商品を選びましょう。

マグネット式で、なおかつ品質がよいものなら、高い静音性が期待できます。

防音マットを敷く

エアロバイクを使うときは、音と一緒に振動も発生しており、それが階下に響くこともあります。

音はそれほどでなくても、振動の方が目立ってしまうようでは、トラブルを防ぐことはできません。

このデメリットを解消するためには、エアロバイクを床に置く前に、まず防音マットを敷いておくのがおすすめです。

防音マットがあれば、音と振動をまとめて吸収することができるため、静音性が大幅に向上します。

直に置いておくと、どうしても振動が伝わりやすくなりますが、防音マットを敷くことで、階下へ届く前にしっかりシャットアウトしてくれるのです。

余計なリスクを防ぐためにも、積極的に利用していきましょう。

他のものでも代用可能

防音マットは、普通に家にあるものではないため、使うなら購入することになりますが、予算が少ないときは、そう簡単に出費を増やすわけにはいきません。

そんなときは、防音マットの代わりになるものを利用しましょう。

ダンボールやカーペット、パズルマットなど、衝撃を吸収できるものなら、音と振動を防ぐことができます。

防音マットが使えないときは、そうしたものが家にないか、チェックしてみてください。

ただし、防音マットに比べれば効果は弱いので、なるべく静音性を高めるには、2枚重ねにして使うのがおすすめです。

使う時間帯に注意

周囲に迷惑をかけずにエアロバイクを使うのであれば、時間を選ぶことも大切です。

エアロバイクは、室内で運動できることがメリットなので、「いつ使っても問題はない」と考えてしまいますが、木造アパートなどの音が響きやすい環境で使うときは、やはり時間に気をつけなければなりません。

なるべく音を響かせないためには、日中に使うようにしましょう。

日中であれば、音の影響を最小限に抑えることができます。

夜は音が響きやすい

エアロバイクを夜遅くに漕いでいると、音が必要以上に響いてしまうことがあります。

マグネット式で品質のよい商品を使い、防音マットを敷いていたとしても、漕ぐときの音や振動がゼロになることはありません。

それらの対策は、あくまでも音を小さくするためのものであり、完全に音を消すことはできないのです。

したがって、できることをすべて実行していたとしても、ごくわずかな音は出てしまいます。

そして、夜の遅い時間は、そのような小さい音でも、存在感が増してしまうものです。

深夜になると、周囲の音がほとんど消えてしまうので、普通なら気にならないような音でも、妙に目立ってしまうことがあります。

日中であれば、さまざまな音が溢れているため、小さな音はかき消されてしまいますが、他の音がほとんどなくなる時間帯だと、そうしたカモフラージュの効果は期待できません。

そのため、自分の感覚では問題ない思っていても、階下の住人にはしっかり聞こえており、毎晩イライラを募らせている可能性もあるのです。

音が響きやすい場所でエアロバイクを漕ぐなら、そうした時間帯によるデメリットも考慮して、適切な使い方をしていきましょう。

まとめ

エアロバイクは、室内でも手軽に運動ができるため、積極的に体を動かすには、とても役立つものです。

しかし、漕ぐときの音が思わぬトラブルに発展してしまうこともあるので、自宅で使うときは、十分注意しておきましょう。

使用時の音を防ぐなら、ここで紹介したポイントを参考にして、適切な対策を行ってください。

音のデメリットをしっかり解消できれば、快適に使い続けることができます。







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