初期症状には効果あり?ランニングマシンが風邪の引き始めに効果的な理由
風邪を引いたら、おとなしくしているのが一番のような気がします。
しかし、風邪の引き始めには、軽く運動するのが効果的ともいわれています。
その軽い運動に最適なのがランニングマシンです。
ここでは、風邪が軽い状態である風邪の引き始めに、なぜランニングマシンが効果的なのかを解説していきます。
また、運動することで逆効果になる場合も一緒に解説していきます。
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目次
ランニングマシンによる適度な運動で免疫力が上がる
風邪を撃退するには免疫力を上げることが大切ですが、適度な運動をすると免疫力が上がるといわれています。
ランニングマシンで激しい運動をするのは逆効果になりますが、ランニングマシンで軽く運動すれば免疫力が上がる効果を期待することができます。
風邪を引いてしまうと免疫力は低下してしまい、症状が酷くなってしまうことは多くあります。
また、風邪を引いていない状態で免疫力が低下すると、風邪を引きやすくなります。
ランニングマシンでの適度な運動は、免疫力が上がる効果を期待することができるため、風邪の元凶であるウイルスをやっつけるのをサポートしてくれます。
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ランニングマシンでネックルール
適度に運動して汗をかくことは、風邪の初期症状には効果的といわれています。
そのため、くしゃみ鼻水、鼻づまりや喉の痛みなどの初期症状には、ランニングマシンでの軽い運動が最適です。
風邪の初期症状に、適度に汗をかくと良いということは、「ネックルール」と呼ばれています。
また、ランニングマシンで身体を動かし体温を上げることで汗をかき、体内の老廃物を排出することができます。
そのことにより、風邪の症状が軽減されることを期待することができます。
ストレスが解消されてコルチゾールが分泌されにくくなる
適度な運動はストレス解消には最適です。
そのため、ランニングマシンでジョギングやウォーキングを適度に行うことは、ストレス解消効果を期待することができます。
風邪を引くと、咳やくしゃみが出たり、鼻水や熱がでたり、だるく感じたりすることでストレスを感じてしまいます。
そのストレスによって、コルチゾールというストレスホルモンが多く分泌されてしまいます。
ストレスホルモンであるコルチゾールは、免疫力に深く関係しているホルモンで、ストレスによってコルチゾールが多く分泌されると免疫力は低下してしまいます。
そのことによって、咳や鼻水などの風邪の症状が現れやすくなることがあります。
ランニングマシンで適度に運動することでストレスを解消すれば、免疫力が下がる原因になるコルチゾールが分泌されにくくなります。
ランニングマシンで風邪が悪化する場合や注意点
ここまで、風邪の引き始めにはランニングマシンが効果的ということを解説してきましたが、場合ややり方によっては逆効果となり、風邪が悪化してしまうこともあります。
それでは、どのような場合ややり方だと、風邪が悪化してしまうのでしょうか?
ランニングマシンが効果的なのは風邪の引き始めだけ
ランニングマシンで軽く運動することは、風邪の引き初めに効果的ですが、症状が風邪の引き始めよりも先の段階にいっている場合は運動してはいけません。
風邪の初期症状のみ、ランニングマシンで適度に運動することで風邪が早く治る効果を期待することができます。
しかし、風邪の引き初めの段階を過ぎ、平熱よりも1度以上高かったり、腹痛や吐き気などの症状が現れていたりする場合は、運動が逆効果になってしまいます。
そのように風邪をしっかり引いてしまっている場合は、運動は控えて安静にし、普通に風邪を治すように努めましょう。
そのことをシンプルに分かりやすく説明すると、熱が出ている時には運動は禁止です。
軽めに運動することが大切
風邪の症状が軽い風邪の引き始めには、ランニングマシンが効果的です。
しかし、ランニングマシンでいつも通りトレーニングしたり、ハードなトレーニングをしたりすることは良くありません。
通常のトレーニングやハードなトレーニングは逆効果になってしまい、風邪が悪化するリスクは高まってしまいます。
風邪の引き始めに効果的なのは軽い運動です。
そのため、ランニングマシンでは、軽くジョギングをしたり、軽くウォーキングをしたりすることが大切です。
ランニングマシンで通常のトレーニングやハードなトレーニングをすると、身体が疲労し過ぎてしまい、免疫力が低下してしまうため、いつもよりも抑えて軽く運動しましょう。
ちなみに、軽い有酸素運動は風邪の引き始めに効果的ですが、筋肉トレーニングのように重い物を持ち上げるような運動は筋肉を緊張させてしまい、免疫力を低下させてしまいます。
そのため、風邪の引き始めでは、筋トレは控えるようにしましょう。
また、野球やサッカーなどのチームスポーツは、自分のペースで動くことが難しいため、風邪の引き始めの時は避けることをおすすめします。
水分はこまめに補給すること
風邪を引いていない時も、こまめに水分補給を行うことは大切ですが、風邪の引き始めは特に大切です。
運動前、運動中、運動後に、こまめに水分を補給しましょう。
ランニングマシンで運動をすれば、体温は徐々に上がっていき汗をかきます。
汗をかくことで体内の水分を失い、ミネラルも失ってしまうため、ミネラルが含まれているスポーツドリンクなどを飲むと良いでしょう。
また、風邪の引き始めには喉を潤わせることも大切なため、喉を潤わせる意味でも水分補給をこまめに行うことは大切です。
運動後は身体が冷えないように汗を拭きすぐに着替えよう
ランニングマシンで適度に運動したら、すぐに着替えるようにしましょう。
ランニングマシンで運動すると汗をたくさんかきます。
運動後すぐに着替えないと汗によって身体は冷えてしまい、風邪が悪化してしまうため、ランニングマシンで運動した後はタオルで汗を拭き、すぐに着替えたりシャワーを浴びたりするなりして、身体を冷やさないようにしてください。
風邪の引き始めにランニングマシンで運動する目的は、体温を上げて免疫力を高めることで、運動後は身体を冷やさないように速やかに着替えることが大切です。
風邪を完全に引いてしまった場合の運動再開の目安
風邪の引き始めには、ランニングマシンでの軽い運動が効果的ですが、完全に風邪を引いてしまった場合は無理をしてはいけません。
無理をすることで悪化したり、ぶり返したりしてしまう場合があります。
風邪を引き免疫力が低下している状態で無理をすると、ウイルスにやられやすくなります。
風邪が治るには、だいたい7日~10日くらいかかります。
風邪が長引くと2週間くらいかかる場合もあります。
風邪が治りかけの状態で大丈夫だと思い無理をする方もいますが、風邪が治りかけの状態だと免疫力はまだ低いため、無理して運動すれば風邪が長引いてしまう場合もあります。
そのため、風邪が良くなってきても、数日は無理をしない方が良く、風邪が完全に治って調子が上がってきてから本格的にトレーニングを再開すると良いです。
風邪が治ったからといって始めから全開で運動するのではなく、始めは軽めに運動して徐々に身体を慣らしていくことが大切です。
運動を再開する目安ですが、風邪を引いて7日~10日くらいまでは、いつも通りの運動は避けた方が良く、完全に治ってからの数日は軽く運動し、それからいつも通りの運動を再開すると良いでしょう。
まとめ
ランニングマシンは風邪の引き始めに効果的ですが、引き始め以降の酷くなった段階で運動することは良くありません。
また、病み上がりでトレーニングを再開する時は、始めから無理をしないことが大切です。
風邪の引き始めの状態の時は、バランス良く栄養を摂ることや、睡眠をしっかり取ることも大切です。
とにかく、風邪が治るような生活を心掛けてください。