家庭用ランニングマシンを選ぶときによくある失敗は?気をつけたい5つのポイント

ランニングマシン・ルームランナー

家庭用のランニングマシンがあると、外の天気を気にしたり、服装を気にしたりする必要がなく、いつでも気軽に体を動かすことができます。

ただし、選び方には注意しなければなりません。

適当な考えで選んだりすると、自分に合わない商品を購入してしまうこともあります。

では、選ぶときにありがちな失敗について、詳しく説明していきましょう。



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設置場所とサイズを確認していない

家庭用のランニングマシンを選ぶときは、本体のサイズをよく見ていなかったために、予定していた場所にすんなりと置くことができず、困惑してしまうという失敗があります。

ランニングマシンは小さいものではないため、設置するためには、それなりのスペースが必要になるものです。

購入したものを確実に設置するためには、その場所に相応しいサイズであることを、しっかりと確認しておかなければなりません。

サイズと設置場所を適当に考えていたりすると、購入したあとで困ることになってしまいます。

したがって、「これくらいなら置けるだろう」「たぶん大丈夫なはず」といった曖昧な理由で決めてしまうのはNGです。

設置したい場所とランニングマシンのサイズをよく見比べて、本当に問題がないかどうか、必ず確かめるようにしてください。

使わないときのことも考えて

最適なランニングマシンを選ぶなら、使うときだけでなく、使い終わって収納するときのことも考慮すべきです。

ただ置いておくだけでは、普段の生活の邪魔になってしまうこともありますが、折りたたむことができるものなら、そのデメリットを防ぐことができます。

コンパクトな状態にしておけば、狭い場所にもすっぽりと入れることができるので、無駄にスペースを圧迫することはありません。

サイズを確認することも大切ですが、こうした便利な機能も忘れずにチェックしておきましょう。



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走行ベルトが小さいものを選ぶ

家庭用のランニングマシンは、基本的に走行ベルトのサイズが小さくなっています。

これは、家の中でむやみにスペースを圧迫しないための配慮ですが、あまり小さすぎるものにはデメリットがあるので、ベルトのサイズはよく見ておかなければなりません。

ベルトのサイズの確認を怠ってしまい、自分には小さすぎるものを選んだりすると、足を踏み外してしまうことがあります。

そうなれば、バランスを崩して転倒してしまう可能性も十分にあるため、怪我を防ぐためにも、サイズの確認はしっかり行うべきです。

幅40cm、長さ120cm以上を目安に、なるべくベルトが広くなったものを選ぶようにしてください。

それなら、足がはみ出たりする心配はなく、安全に体を動かすことができます。

運動に集中するために

走行ベルトのサイズを確認して、なるべく広くなったものを選ぶことは、ランニングやウォーキングに集中するためにも重要なポイントになります。

ベルトが狭すぎると、いつ足が落ちるかわからないため、うっかり気を抜くことができず、変な緊張感の中で運動を続けることになってしまいます。

そんなことでは、ランニングにもウォーキングにもなかなか集中することができず、ストレスがたまってしまうのです。

しかし、きちんと広めのベルトがついたものを選んでおけば、そのような窮屈さに悩むことはなくなります。

簡単に足が外れたりすることはないため、常に快適に体を動かすことができるのです。

耐荷重が自分に合わない

ランニングマシンには、耐荷重が設定されているので、選ぶときは必ず確認するようにしましょう。

耐荷重をよく見ないで購入したりすると、過度な負担をかけ続けることになり、意外なほど早く壊れてしまうことがあります。

そのような失敗をしないためには、気になる商品の耐荷重をチェックして、自分の体重を間違いなく支えてくれることを確かめてから購入するようにしましょう。

余裕をもたせることが大切

ランニングマシンの耐荷重をチェックするときは、あまりギリギリのところを狙うのではなく、十分に余裕のあるものを選ぶようにしてください。

走るときには、実際の体重より大きな負荷をかけることになるため、耐荷重がギリギリすぎると失敗してしまいます。

例えば、体重60kgの人が、耐荷重60kgのランニングマシンを選んだ場合、走るときにはそれを上回る負荷がかかり、完全に体重オーバーになってしまうのです。

それでは、ランニングマシンを長く使うことはできません。

できるだけ余計な負担をかけないためには、たっぷり余裕をもたせて、耐荷重100kgくらいのものを選んでおくようにしましょう。

それくらいなら、走るときに負荷が大きくなっても、耐荷重を超えるようなことはありません。

ただし、小柄な人や女性の場合は、そう簡単に耐荷重をオーバーすることはないため、80kgを目安に選んでおくのがベストです。

連続使用時間が短い

ランニングマシンを使う時間が長くなりそうな人は、この失敗には十分注意してください。

連続使用時間の限界を超えて使い続けたりすると、モーターに大きな負担をかけてしまうため、故障する可能性が高くなります。

そのため、運動の時間が長くなるようなら、連続使用時間が短い商品は選ばないようにしましょう。

しっかりと長時間の運動に耐えられるものを選んでおけば、ランニングマシンの寿命を縮めるようなことはありません。

1時間以上なら安心

軽い運動をするだけなら、連続使用時間が30分のものでも困ることはありませんが、本格的に取り組む場合は、1時間以上使用できるものを選んでおきましょう。

特に、ダイエットのためにどんどん有酸素運動を行いたい人は、なるべく長く耐えられるものが適しています。

有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、20分以上の継続が必要であり、時間が長くなるほどしっかり痩せることができます。

1時間以上の連続使用に耐えられるものなら、モーターへの負担を気にせずたっぷり続けることができるので、ダイエットには最適です。

最高速度が足りない

この失敗は、ランニングに慣れた上級者にありがちなことです。

ランニング初心者なら、それほど速いペースで走ることはないため、せいぜい時速10kmも出れば問題はありません。

しかし、ランニングを長く続けてきた上級者の場合、初心者よりもペースが上がることになるので、それくらいの速度では物足りなくなってしまうのです。

そのため、最高速度の確認を怠っていた場合、自分のレベルに合った最適な速度が出せず、がっかりすることになってしまいます。

速く走りたいなら、最高速度がどれくらいまで出るのかきちんと確かめて、時速15kmくらいは出せるものを選んでおくようにしましょう。

それくらいの速度が出せるものなら、上級者の速いペースにもしっかりと対応できるので、不満を感じるようなことはありません。

ウォーキングなら遅いものでOK

ランニングマシンを使う目的が、主にウォーキングになる場合は、あまり速度にこだわる必要はありません。

ほとんど歩くことにしか使わないのであれば、時速15kmまで出せるものを選んでも、宝の持ちぐされになってしまいます。

ウォーキングをメインに行うのであれば、時速6kmくらいがおすすめです。

むやみに速いものを選んだりせず、自分に合うものを見つけるようにしましょう。

まとめ

家庭用のランニングマシンは、わざわざ外に出たりジムに通ったりしなくても、すぐにランニングを始めることができる便利な運動器具です。

ただし、本当に便利に使うためには、ここで紹介したような失敗を避けるようにしてください。

間違った選び方をしていると、便利どころか、使いづらい不便なものを購入してしまうことがあるので、自分に合ったものを慎重に見極めるようにしましょう。