エギングロッドに合うリールの性能条件とは?

エギングロッド

ダイワ(Daiwa) リール 15 レブロス 2506H-DH

エギングロッドを購入したら、次に必ず必要になるのがリールです。

キャストしラインを巻き取るためにエギングでリールは必須です。

しかし、エギング初心者にはどんなリールの選び方をすればよいか分からないと思います。

そこで今回はエギングを長年楽しんで経験のある私から、エギングロッドに合うリールの性能条件について解説していきたいと思います。



私が絶対おすすめするエギングロッドランキングはこちら





エギングロッドに合うリールの種類

まずエギングロッドに合うリールの種類ですが、リールにはベイトリールとスピニングリールの2種類があります。

この2種類のうちエギングロッドに合うのはスピニングリールがほとんどです。

一部ベイトリール用のエギングロッドもありますが、基本的にはスピニングリールがセットできるロッドがおすすめです。

スピニングリールはロッドの下側にあり疲れにくく、扱いやすいためシャクリの動作が入ったりしてアクションが多いエギングにおすすめです。

また、投げっぱなしにしていてもトラブルは少ないので、初心者でも上級者でも使っている人が多いです。



私が絶対おすすめするエギングロッドランキングはこちら





番手は2500番がベスト

エギングロッドに合うのはスピニングリールがほとんどですが、その大きさも重要になってきます。

エギングロッドは8.0フィートから10.0フィートくらいまでとさまざまな長さがあります。

しかし、エギングロッドはアクションを入れることが多いので、ほとんどが軽量に作られています。

なので、スピニングリールの番手は2500番を選ぶとよいでしょう。

この大きさであれば、エギングロッドとのバランスが取れて、重心が手元に近くなり、疲れにくく長時間の釣りが可能となります。

また、リールは大きくなればなるほど価格が高くなり、小さければ強度に不安が出てきます。

そういった意味でも、エギングロッドに合うリールの大きさは2500番となってくると思います。

エギングのリールの基準は2500番という数字を覚えておきましょう。

浅溝のものを選ぶ

使うスピニングリールの大きさが決まったら、次はスプールに注目してみましょう。

エギングではPEラインを使うことがほとんどです。

PEラインとは直線強度が非常に高く、細くしなやかなためロングキャストが可能になります。

デメリットとしては、価格が高いことが挙げられますが、一度巻いてしまえば長期間使うことができるので、あまりデメリットとして考える必要は無いでしょう。

そのPEラインを使用するときに選ぶべきスプールは、ずばり浅溝のタイプです。

浅溝タイプのスプールは、細いPEラインが巻きやすく、ドラグの調整もしやすいものが多いからです。

仮に深溝のスプールだと、下巻きと言われる他のラインを使った量増しをする必要があります。

さらにドラグ調整が細かくできなくなりがちです。

初心者にとってはこれが難点となります。

なので、エギングロッドに合ったスプールは浅溝スプールですので、参考にしてみてください。

ダブルハンドルのものを選ぶ

エギングではアクションを入れた後、フォールという待ちの動作が必ず入ります。

このときにリールのハンドルが勝手に回ってしまい、フォール中のエギが動いてしまうことがあります。

フォール中にエギが動いてしまうと、せっかくエギを抱こうとしていたイカに警戒心を抱かせてしまうことになります。

そういったことを防ぐために、エギングではダブルハンドルのスピニングリールを選ぶようにしてください。

ダブルハンドルのリールでは、ハンドル同士がお互いに作用して、勝手にハンドルが回るようなことがありません。

さらに、ハンドルを速く巻いた時でも、リールにブレが起きないため軽い巻き心地と安定したリトリーブをサポートしてくれます。

エギングではぜひダブルハンドルのリールを選ぶようにしてみてください。

自重が軽いものを選ぶ

エギングではエギをダートさせるために、激しくロッドをシャクることが多くなります。

そのときにタックルの重さは疲労感に影響をおよぼします。

そのため、タックルはできるだけ軽いものを選びましょう。

特にその中でもリールは重さの大きな比率を占めるので、軽いものを選ぶ必要が出てきます。

現在では素材の進化も目まぐるしく、カーボンを使った素材や、軽くて強度のある合金を使ったリールが登場しています。

価格帯的には、2万円台のものを購入できれば全く問題ありません。

選ぶときの参考にしてみてください。

ドラグ性能がよいものを選ぶ

イカはヒットした瞬間に非常に強く逆噴射を繰り返します。

そのときにラインの破断強度を越えてしまうと、せっかくのヒットチャンスを逃してしまうことになります。

なので、エギングではドラグ性能のよいスピニングリールを選ぶようにしましょう。

基本的には、最大ドラグ力が低いもののほうが、微調整が効くのでおすすめです。

目安ですが最大ドラグ力3キロ程度のものを私は使っています。

基本的にこれをエギをしゃくった時にはドラグがほとんど出ないようにして、イカがヒットしたときには出るくらいのところに設定して使っています。

ドラグは季節やイカの活性によっても調整方法を変えてみるとより釣果を伸ばすこともできますので、そのような使い方も模索してみると良いと思います。

エギングではドラグ性能がよいものを選んだ方が、より釣果につながってきてくれます。

ギアが強いものを選ぶ

エギングでは激しいシャクリが連続するため、リールにももちろん強い負荷が掛かります。

このときに弱いリールだと簡単に巻き心地に影響が出たり、最悪の場合修理に出す必要が出てきます。

なので、エギングにはギアが強いスピニングリールを使いましょう。

素材としては冷間鍛造やマシンカットと呼ばれるような製造方法をしてあるものを買うと間違いありません。

このような製造方法だと、ギア自体が硬く、またギア同士の噛み合わせがしっかりしているので、強度があります。

さらにギアに直接リールのハンドルをねじ込むタイプのものを選んでおくとさらに強度に安心が持てます。

価格帯としては2万円程度のものを選ぶようにすると良いでしょう。

エギングではギアの強いスピニングリールを選ぶようにしてみてください。

ベアリング数が多いものを選ぶ

エギングではスムーズにリールを巻けることも釣果に繋がります。

そのスムーズにリールを巻くことをサポートしているパーツがボールベアリングです。

ボールベアリングとは、ドーナツ状の小さなパーツで、その中に小さなボールが複数入っていて、リールの回転を良くする機能を担っています。

そして、このボールベアリングが多く入っていればいるほど、リールはスムーズに巻くことができます。

できれば7個以上入っているものがあればとても良いと思います。

もし中にカラーと呼ばれるスペースを埋めるものが入っていれば、同じ形状のボールベアリングに変えることでよりスムーズにリールを巻くこともできるようになります。

ボールベアリングはできるだけ多く数が入っているものを選び、またカラーは交換するチューニング方法があることを覚えておいてください。

まとめ

エギングロッドに必要なリールの性能条件に付いてまとめると、

・スピニングリール
・大きさは2500番
・浅溝のスプール
・ダブルハンドル
・自重が軽いもの
・ドラグ性能がよいもの
・ギアが強いもの
・ボールベアリングが多く入っているもの

このような性能条件のリールを選ぶと間違いないでしょう。

今回の記事を参考にして、自分に合ったリールを探してみてくださいね。







エギングロッド