バーボンを何本でも使いきれる!?バーボンの5つの楽しみ方
男性にとって、バーボンは美味しくてカッコよくて、憧れのお酒。
ところがなぜか「バーボンが余って困る」という人が、意外と多くいます。
バーボンはアルコール度数が高く、一度にたくさん飲むようなお酒ではないから。
ところがバーボンの楽しみ方は、ストレートやオン・ザ・ロックで飲むだけではありません。
カクテル・お料理・スイーツ、バーボンのお風呂。
「バーボンをもう一本、買ってこよう!」と思っちゃうくらい、楽しい使い方がたくさんありますよ!
目次
①カクテル/一回の使用量・30~40ml
バーボンを早く使い切りたい時は、カクテルを作るのがおすすめです。
カクテルを一杯作るたびに、バーボンを30~40ml使うことができます。
さらに、カクテルは一度に飲む量を調整しやすい飲み物。
お酒に強い人も弱い人も、無理なく楽しみやすい方法なのです。
バーボンのカクテルの作り方は?
バーボンのカクテルは世界中で好まれていて、無数といって良いほどの種類があります。
その中で、誰もが憶えやすくて、毎日でも作りやすいレシピは、バーボンに何かひとつだけ、飲み物を加えるレシピです。
□バーボン40mlに、ソーダ120mlを加えたら、「ハイボール」。
□バーボン40mlに、ミルク120mlを加えたら、「カウボーイ」。
□バーボン40mlに、ジンジャーエールを120ml加えると「バーボン・バック」。
簡単でしょ?
ソーダやミルク、ジンジャーエールは、スーパーやコンビニですぐに買えますから、気軽に作ることができます。
バーボンに加える飲み物の量は、一応120mlと書きましたが、好みによって、多くても少なくてもかまいません。
要注意!?
バーボンを増やすな!?
気をつけないといけないのは、バーボンの量です。
手作りしたカクテルを飲んでみて、「バーボンが足りない気がする」と思ったとき、あらたにバーボンを注ぎ足すのはキケンです。
なぜなら、「まだ足りない気がする」とバーボンを足し続けると、バーボンの適正量と言われる50~60mlを超えやすいから。
特に冷やして作ったカクテルは、「それまでなんともなかったのに、突然酔いが回って、腰が抜けた」のパターンが多い。
アイスカクテルのアルコールは、最初なんともなく、あとでまとめてドカンと効くパターンだからです。
逆に、ホットカクテルのアルコールは少しずつ穏やかに効くので、「今これくらい酔っている」を自覚しやすくなります。
どうしてもバーボンを増やしたい時は、くれぐれも増やしすぎに気をつけてください。
②煮込み料理/一回の使用量・30ml以上
「バーボンは使いたいけど、お酒は飲みたくない」という時は、牛肉・豚肉・鶏肉など、お肉の煮込み料理に使うのがおすすめです。
お肉を煮込む時のスープに、バーボンを30~40ml加えて煮ます。
味の好みや、煮込むお肉の量によっては、100mlくらいまで増やしてもかまいません。
バーボンでお肉を焼くことはできる?
お肉を焼くときにも、ほんの少し、バーボンを加えてみてください。
フランべしなくても大丈夫です。
たとえば、砂糖・バーボン・醤油を大さじ1杯ずつ合わせ、鶏のもも肉を漬け込んで、1時間くらいたってからフライパンで焼きます。
ただ鶏肉を焼いただけなのに、バーボンの香りが調和して、とっても美味しい。
他のお肉や、お魚でも同じようにできるので、試してみてください。
③バーボン・ケーキ/一回の使用量・50ml
「バーボン・ケーキ」といって、ずばりバーボンを楽しむためのケーキもあります。
レシピは次の通りです。
①バター60gと、砂糖60gを泡だて器などですり混ぜ、溶き卵を少しずつ加えます。
②次に、バーボン50mlを少しずつ加えて混ぜます。
②バター・砂糖・卵・バーボンがなじんだら、薄力粉1カップとベーキングパウダー小さじ1をあわせてふるったものを加えます。
さっくりと混ぜて、混ぜすぎないのがコツです。
④パウンド型に流し入れ、180℃に熱したオーブンに入れて、30分焼きます。
焼きあがったら、すぐ食べても良いのですが、1日おいておくと、しっとりと味がなじみます。
以上が、基本的なバーボン・ケーキですが、お楽しみはこれから。
このバーボン・ケーキをベースに、チョコレートやレーズン、くるみなどを加えると、何種類でもバーボン・ケーキのバリエーションが作れるのです!
バーボン・ケーキのバリエーション
バーボン・ケーキに果物などを加えると、バーボン・ケーキのバリエーションを数多く作ることができます。
まずはチョコレート。
バーボンのおつまみにチョコレートは最適ですから、バーボンケーキに合わないわけがありません。
生地にチョコチップを混ぜたり、ココアを混ぜ込んでも美味しいかも。
次にレーズン、プルーン、オレンジピールなどのドライフルーツ。
これもバーボンによく合うおつまみとして、代表的なものです。
おつまみの定番であるチーズ、クルミやアーモンドなどのナッツ類も、バーボン・ケーキに合います。
バーボン・ケーキ・バリエーションをたくさん作って、いっぱい楽しんでください。
④バーボンのお風呂/一回の使用量・大さじ1杯から
お風呂に入るときに日本酒を入れると、しっかり身体が温まり、いろいろな健康効果があります。
初めて日本酒風呂に入ってみる人は、大さじ1杯から試してみてください。
粗塩大さじ1杯も合わせて入れると、より湯ざめしにくくなります。
この日本酒風呂と同じで、バーボンもお風呂に入れると、身体を温める効果があります。
これも初めての人は、大さじ1杯から試してみるのがおすすめです。
日本酒もそうですが、「大さじ1杯を入れただけで、温まり方がこんなに違うの?」と驚かれることでしょう。
酒風呂のお酒の量は、どれくらい増やして良い?
酒風呂に慣れてきたら、お酒の量を増やしてもかまいませんが、ボトル一本まるごととか、極端な増やし方はいけません。
お酒をお風呂に入れたとき、お湯でお酒が温まって、アルコール成分が揮発します。
揮発する量が多すぎると、健康効果どころか、具合が悪くなってしまうのです。
日本酒の場合、1合くらいが限度とされています。
粗塩は多いほど良いという人がいるのですが、300グラムが限度のようです。
バーボンは日本酒よりはるかにアルコール度数が高いので、1合は入れすぎです。
50mlくらいが限界でしょう。
酒風呂は効果がありますが、お酒や塩の入れすぎは身体に悪いし、風呂釜などをいためてしまうこともあります。
最初は少量から試して、くれぐれもほどほどにしてください。
ちなみに、富山県にウイスキーの樽を使ったお風呂を注文できる会社があるそうです。
樽のお風呂の高さと幅は、約90cm。
500リットルが入るサイズだそうで、大人が普通にお風呂に入れてしまいます。
この樽風呂でバーボンの酒風呂に入ると、とても楽しいかもしれませんね。
⑤コーヒーや紅茶/一回の使用量・少し
他にも、毎日のおやつやティータイムに、バーボンを活用する方法があります。
もっとも好まれているバーボンのおやつが、アイスクリームです。
バニラアイスクリームに少しだけバーボンをかけると、良い香りがして美味しく食べられます。
コーヒーとバーボンもよく合うので、とても好まれています。
いつものホットコーヒーに、少しだけバーボンを加えても良いし、ホットコーヒーとバーボンがメインの「ケンタッキー・コーヒー」というカクテルもあります。
紅茶もバーボンを加えると美味しくなりますが、ハーブなどで複雑な香りを加えた紅茶だと、合わないかもしれません。
ダージリンなどシンプルな紅茶から試してみてください。
まとめ
「バーボンはストレートで、映画のように格好をつけて飲むもの」と思いがちですが、意外なくらい、お料理にお菓子に、大活躍するお酒です。
これまで書いた以外にも、バーボンのボトル1本を瞬時に使い切る方法があって、「バーボンに梅を漬け込んで、バーボンの梅酒を作ると良い」。
ひと手間かかりますが、バーボンの梅酒でなければ味わえない、独特の風味があるそうです。
果実酒作りが得意な方は、ぜひチャレンジしてください。