寒い冬の夜におすすめ!美味しいウイスキーでまったりしたひと時を楽しもう
ウイスキーは一年通して美味しく飲む事ができます。
ウイスキーを味わうのに季節は関係ありませんが、冬は寒く夜が長い季節。
気分にぴったりのウイスキーを選べば、冬の夜長が楽しくなります。
冬におすすめのウイスキーとしてはスムースな口当たりで、それなりのスモーキーさを持ち合わせているもの。
ライトなものより、口に広がる濃厚さを楽しめるものの方が寒い季節にはぴったりです。
おすすめウイスキーをご紹介します。
目次
ジョニーウォーカー セレクトカスク ライフィニッシュ
アメリカンオーク樽にて10年間熟成させた原酒を、ライウイスキー樽でフィニッシュ。
複雑で豊かな味わいです。
明るい琥珀のウイスキーは、口に含むとスムースでマイルド。
溢れるようなバニラが広がり、フィニッシュはライウイスキーのようなスパイシーな味わいに変化します。
ライウイスキーを強く感じる一風変わった味わいは、長い夜のおともにおすすめです。
バルコンズ ベイビーブルー ウイスキー
こちらはテキサスの小さな蒸留所で生まれたコーンウイスキーです。
製品番号は全て手書き。
オリジナリティとその味わいで、世界的にも高い評価を受けています。
「美味しい!」と感じると同時に、「ちょっと変わっているな」と感じるはず。
原材料となっているのは、世界でもウイスキーの原料として使用されたのは初めてという「ブルーコーン」。
2度の蒸留を経て、5ガロンのオーク樽で熟成されています。
口に含むとバター、トーストアーモンド、スモークペッパーの混じり合った不思議な味わいを感じるはず。
最後にはカラメルやカップケーキのような甘さも広がります。
「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」でも「ダブルゴールドメダル」を獲得した味わい深いウイスキーです。
まったりと楽しみたい夜におすすめです。
ブルイックラディ クラシックラディ
スコッチの定番とも言える「ブルイックラディ」のシングルモルトウイスキーです。
アイラ島生まれながら、ノンピートというのがポイント。
フローラルで複雑な味わいを楽しむことができます。
原材料には、スコットランド産100%の大麦を使用。
蒸留所の創業時からあるオリジナルの蒸留器で職人たちの手によってゆっくり、じっくりと蒸留されました。
ブルイックラディ蒸留所のウイスキーは、すべて海岸沿いの倉庫で熟成されます。
その後、アイラ島の湧水を使用して蒸留所にてボトリング。
マスターディスティラーの「ジム・マッキュワン」が厳選した樽からのみ引き出された、ブルイックラディ蒸留所のスタイルを具現化したウイスキーです。
海塩、ハチミツ、果実の味わいが見事に調和。
アイラの海のような綺麗なブルーボトルが印象的なシングルモルトウイスキーです。
静かなひと時に少しずつ楽しんでください。
サントリー 季(とき)
アメリカ・カナダ限定で発売されたウイスキーです。
サントリーの「山崎」「白州」「知多」の3か所の蒸留所から厳選された4種類のモルトがブレンドされています。
口当たりは非常に優しく、スムース。
淡いゴールドカラーと同様、清潔感あふれるクリアな味わいです。
香りはバジル、グリーンアップル、ハチミツを感じます。
口に含むとグレープフルーツ、ライム、ペパーミントのようなさわやかさが広がります。
ラストはバニラオーク、ジンジャー、ホワイトペッパーのスパイシーな仕上り。
冬の空気のように澄んだ、複雑な味わいです。
マッカラン ダブルカスク 12年
ダブルカスクという名前の通り、アメリカンオーク樽とシェリー樽の2つで熟成されたシングルモルトウイスキーです。
スコットランド・スペイサイドを代表する蒸留所「マッカラン」らしい深い味わいを堪能できます。
フルーティな味わいのあとに、柑橘系フルーツ、それからスパイシーなジンジャーが現れます。
カラメル、ナツメグなどもかすかに感じ、繊細で複雑な味の変化を楽しむことができます。
グレンモーレンジィ シグネット
グレンモーレンジィは、スコットランド・ハイランドで最も愛される蒸留所の一つです。
この「シグネット」は最高の樽のみを使用して熟成。
繊細で優雅とも言える味わいです。
スコットランドらしい「ピート」はあまり感じず、スパイシーな味わい。
使用されているモルトの半分は「チョコレートモルト」と呼ばれるもので、グレンモーレンジィ蒸留所の長年の研究の末生み出された製法によって作られています。
味わいはクリーミィそのもの。
口に含むと、バニラの柔らかい風味とコーヒーのような微かな苦みを感じます。
シェリーカスクとアメリカンオーク樽で熟成されているので、スパイシーかつフルーティな味わいです。
このプレミアムなシングルモルトウイスキーは、ギフトとしてもおすすめです。
ハイランドパーク ダーク・オリジンズ
1700年代の終わりの密航時代のヒーロー「マグナス・ユンソン」にちなんで作られたウイスキーです。
彼の過酷な生きざまにインスパイアされて作られたウイスキーだけあって、ボトルはマットなブラック。
ウイスキーボトルとしてはあまり見ないデザインです。
全体の80%にはシェリー用に使用されたすぐあとのシェリー樽で熟成させた原酒を使用しています。
ハイランドパーク蒸留所ならではの、個性あふれる力強い味わいが特徴です。
樽由来のウイスキーカラーは、赤みの強い深いブラウン。
シェリー樽由来の風味を強く感じます。
口に含むと、完熟したバナナのような甘さ、ヘーゼルナッツ、ローストアップル。
ピーティな風味はやがてまろやかな風味へと変化し、ダークチョコレートのような濃厚な口当たりに変わります。
ストレートで頂くと力強い味わいに圧倒されますが、水を加えるとシェリー樽由来のフルーティさが増します。
お好みで色々ためすのがおすすめです。
ラフロイグ 15年
1815年創業という古い歴史を持つ「ラフロイグ蒸留所」。
こちらのシングルモルトウイスキーは、創業200年を記念してリリースされたものです。
スコットランド・アイラ島で作られたウイスキーはピーティで深い味わい。
ラフロイグ蒸留所らしい、アイラモルトの真髄です。
強いピートを感じつつも、フルーティでスパイシー。
繊細な甘さは樽由来のものです。
ピーティなウイスキーがお好きな方、まだピートの強いウイスキーを飲んだことが無い方、どちらにもおすすめです。
ミドルトン バリー・クロケット・レガシー
31年間「ミドルトン蒸留所」でマスターディスティラーを務め、2013年に引退した「バリー・クロケット」の名前を冠したスペシャルなウイスキーです。
スモールバッチで生産されています。
口に含むとバニラのような甘さが広がり、濃厚さを感じます。
オークの風味が強いですが、爽やかな果実の風味もあり、繊細で複雑なバランスです。
サントリー 響 JAPANESE HARMONY
世界にも愛好家の多い、サントリー響。
こちらの「JAPANESE HARMONY 」は、およそ1世紀前にスコットランドから学んだスコッチウイスキーの真髄を表していると評されています。
響のコンセプトは「日本の四季、日本人の感性、日本の匠の技でつくられた」というもの。
そんな響のコンセプトを完全に体現した、完璧なジャパニーズウイスキーです。
ドライで複雑な風味です。
口に含むと、ライチ、ローズマリー、白檀を感じます。
繊細な甘さが広がり、オレンジピールチョコレートが全面に現れ、フィニッシュは優しく穏やかに続き、樽由来のミズナラの風味が残ります。
まとめ
ウイスキーといっても、産地や製法、材料によって風味は全く異なります。
おすすめはやはりジャパニーズウイスキー。
世界的にも評価の高いウイスキーは、どんな時も安定して「おいしい」と感じさせてくれます。
ウイスキーの幅を広げたい方は、アイラモルトやハイランドパークがおすすめ。
力強い味わいは、冬の夜長にぴったりです。
冬の夜も寒い日、穏やかな日とそれぞれ。
気分や天候、体調に合わせてお好みのウイスキーを見つけて下さいね。