そもそもバーボンとはどんなお酒?

バーボン

バーボンウイスキー ノブ クリーク シングルバレル 750ml

バーボンとはウイスキーの一種です。

一口にウイスキーといっても、大きく分けて5つの産地が挙げられます。

カナダでつくられるカナディアンウイスキー、アメリカでつくられるアメリカンウイスキー、日本でつくられるジャパニーズウイスキー、スコットランドでつくられるスコッチウイスキー、北アイルランドとアイランド共和国でつくられるアイリッシュウイスキーです。

バーボンとは何処でつくられ、どのようなお酒なのか?

それをご紹介していきたいと思います。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンは何処でつくられたお酒なのか?

バーボンとはアメリカでつくられたアメリカンウイスキーの一種です。

代表的なものとしてストレートバーボンウイスキー、ストレートライウイスキー、コーンウイスキー、ブレンデッドウイスキーなどがあり、中でも最もポピュラーなものがバーボンウイスキーです。

1783年に独立戦争で勝利したアメリカは、ともに戦ったフランスのルイ16世のブルボン王朝に敬意を表し、当時、バージニア州の知事であったトーマス・ジェファーソンが、その呼び名にあやかって地名としたのが始まりとされています。

ケンタッキー州の郡の1つが「バーボン郡」となり、それが同地方で生産したウイスキーの名前として広まり、定着していきました。

「バーボンウイスキー」というのは地理的な呼称です。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンであるための条件とは?

バーボンがバーボンであるためには不可欠な5つの条件があります。

1つ目は主原料となる穀物の51%以上がトウモロコシである事と、またその使用が80%以下である事です。

原料に80%以上のトウモロコシ、アルコール80度以下で蒸留したものは「コーンウイスキー」と呼ばれます。

2つ目は160プルーフ以下で、蒸留し、125プルーフ以下で樽詰め、熟成されている事です。

プルーフとは、アルコール度数を表す単位です。

アメリカの単位で、160プルーフは日本でのアルコール度数80度に相当します。

3つ目は新しいホワイトオークの樽で、内側を焦がしたもので熟成させる事で、樽の使用は1回のみである事です。

内側を焦がすことで、バーボン特有の赤みを帯びた色が生まれます。

4つ目は最低でも2年以上は熟成させる機関を作ることです。

2年以上の熟成後、ウイスキーを濾過し、ボトル詰めし、バーボンが完成します。

5つ目はボトル詰めの際に80プルーフ以上のアルコールが義務付けられます。

市場に出されるものは160以下でなければいけないなど、数値は細部にわたって制定されています。

世界一愛されるバーボン、ジムビーム

バーボンの世界市場でシェア約41%を占め、販売量世界一なのがジムビームと呼ばれる銘柄のバーボンです。

ジムビームはキング・オブ・バーボンの名を長きにわたり継承しています。

ジムビームの初代当主ジェイコブ・ビームが最初にウイスキーを発売して以来、そのレシピは門外不出とされています。

ジムビームには200年の時を超えて、受け継がれる秘伝のレシピが存在します。

バーボンの原料となるのは、トウモロコシ、大麦麦芽、ライ麦の3種類です。

ジムビームの、その混合比率、つまりマッシュビルは、ほかの企業と同じく企業秘密となっています。

ブレンド、発酵、蒸留、熟成、すべての工程にジムビームの200年以上の伝統の積み重ねがあり、それが現在のジムビームのバーボンの味をつくっています。

ジムビームのほんのりと甘く、すっきりした味わい、特徴的な香り、美しい琥珀色はその歴史によって生み出されていると言えます。

まとめ

現在アメリカンウイスキーは、1948年に制定された連邦アルコール法によって分類されます。

バーボンの定義は、原料となる穀物の51%以上がトウモロコシであり、アルコール分80%以下で蒸留し、内側を焦がしたホワイトオークの新樽を使用する事です。

これが2年以上熟成されると、ストレートバーボンウイスキーとなります。

生産量は、アメリカンウイスキー全体の約半分を占め、バーボンはアメリカンスピリッツのまさに象徴と言えるお酒です。

るお酒です。

バーボン