バーボンは自分の好みのタイプを見つけることから始めてみる
お酒が好きな人でも、バーボンはレベル高いお酒だと感じてしまいます。
なかなか飲む機会がないと言うこともありますが、バーボンは日本人には向いていないお酒だと感じてしまう面もあります。
バーボンを一から好きになるには、まずは多くの銘柄を飲んでみることが一番です。
その中から、自分に合ったタイプを選んでいきましょう。
バーボンにしかない魅力
独特が香りはバーボンにしかない魅力
バーボンは、どの独特な香りから根強いファンを多く生み出してきました。
その魅力は世界に広まっており、お酒はバーボンしか飲まないと言う人も多くいるほどです。
では、このバーボンに本当の魅力とはどのような部分にあるのでしょうか。
ウイスキーとバーボンは比較されやすいお酒ですが、バーボンにしかない魅力はなんと言ってもその原料にあります。
バーボンの主原料はトウモロコシであり、51パーセント以上がこのトウモロコシで占められているのです。
バーボンによっては80パーセントものトウモロコシを主原料としているタイプもあり、トウモロコシがバーボンによって重要な存在であることが理解できます。
トウモロコシを主原料とすることで、より香ばしい独特に香りが付いてきます。
甘みを感じる香り
また、バーボンは苦いお酒と言うイメージが強いかもしれませんが、その奥深くには甘みを感じる部分もあります。
この甘みは作られた甘みと言う感覚ではなく、まさに自然な甘みなので口当たりがとても良いと感じることができます。
とくに口に含んで鼻に抜けるような感覚は、他のお酒では味わうことができない香りを感じることができるのです。
こうした甘みは男性だけではなく、女性にもぜひ味わって欲しい香りです。
意外かもしれませんが、バーボンは女性に強くおすすめできるお酒だと言えます。
香り甘みの強いバーボン4選
フォアローゼスブラック
フォアローゼスブラックは、フルーティーな味わいを感じることができる珍しいバーボンです。
熟成の過程でさまざまな味や香りが増していき、洋ナシなどに例えられる味わいが特徴的です。
口に含んだ瞬間は強いアルコールを直接感じるような刺激を味わうことができますが、その後には爽やかな甘さがついてくるような感覚です。
水割りなどでもしっかりとした味わいを感じることができますが、できればストレートやロックでその味わいをしっかり感じて欲しいバーボンです。
今までにない感覚を味わいたいと考えている人には、フォアローゼスブラックはおすすめです。
オールドグランダッド114
オールドグランダッド114はアルコール度数が57度もある、まさに本格的なバーボンだと言える存在です。
これほど高いアルコールなので、とても飲みにくいと感じてしまうかもしれませんが、意外に飲みやすさを感じる部分もあります。
とくに強く感じるのはコクであり、口に含めば強いコクが癖になってくるような感覚を得ることができます。
専用の樽は、長期間熟成させることでバニラの香りを生み出してくれますので、甘みも感じることができ、飲めば複雑な香りや味わいに驚くことは間違いありません。
ストレートではきついと感じる人であれば、炭酸水などで割って飲むと言う飲み方でもおすすめできます。
ブラントン
ブラントンは、バーボンと言う風味よりもブランデーに近い風味を感じることができます。
そのため苦みよりも甘みを強く感じることができ、さらにこの甘みはまとわりつくような甘みではありませんので、非常に飲みやすさを感じることができます。
ブラントンは、年代によって個体差がとても大きく、古いブラントンほど色がとても濃くさらに深い味わいを得ることができます。
少し高価なバーボンになりますので、時間をかけてしっかり味わう飲み方をすることをおすすめします。
ブッカーズ
ブッカーズは、バーボンに詳しくない人でも聞いたことがある銘柄ではないでしょうか。
有名になっている理由は、とても高価だと言う部類に入るバーボンであるだけではなく、オーク樽から生まれる独特なバニラの香りがとても強いことにもあります。
強いドライ感を感じるバーボンですが、自然な香りを感じることができる舌触りも感じることができます。
プレミアム感を感じるバーボンを求めている人には、ブッカーズは最高におすすめです。
バーボンが飲み辛いと感じてしまう場合
他の飲み物で割って飲んでみる
バーボンはこれほど深い味わいを感じさせてくれる、まさに最高のお酒だと言える存在ですが、やはりそれでも女性などにとっては飲み辛いお酒に分類されてしまいます。
こうした飲み辛さを克服するためには、いきなりストレートで味わうことは避ける方が良いと言えます。
とくにお酒自体が苦手だと感じている人は、そのアルコール度数のきつさからバーボンが嫌いになってしまう可能性があるのです。
まずは、バーボンを味わう場合には他の飲み物と割って飲んでみましょう。
とくに人気の高い炭酸水で割って飲む方法は、すっきりとした飲み味を得ることができるだけではなく、アルコール度数を感じにくくなりますので、何杯でも飲める感覚にさせてくれます。
また、バーボンはカクテルとして飲んでも美味しさを崩すことなく飲めるお酒です。
他の飲み物との相性がとても良いので、ぜひこうした飲み方をしてみることをおすすめします。
バーボンの選び方
まずは多くのバーボンを味わってみる
自分好みのバーボンを見つけ出すことは、簡単なことではありません。
とくにバーボンがビギナーである場合、どの銘柄が自分に向いているのかを知ることはとても時間がかかってしまいます。
自分の求めているバーボンを見つけ出す場合には、まずは多くの銘柄を時間をかけて飲んでみることが重要です。
バーボンは銘柄によって違い表情を見せてくれますので、全く同じだと感じることは少ないお酒です。
数多くのバーボンを味わうことで、必ず自分の求めているタイプが見つかるはずです。
見た目や銘柄で決めてみるのも良い
また、選び方に慣れていない人なら、バーボンの見た目や銘柄で決めてしまうことも決して悪い選び方ではありません。
バーボンは、とても数多くの種類の中から選ぶことになりますので、ピッタリとくるバーボンに行き着くまでにはとても時間がかかってしまいます。
そのため、男性であればかっこいい銘柄を選んでみたり、見た目の綺麗な多イプを選んでみたりするなどの視点でチョイスすることも良いでしょう。
バーなどに積極的に足を運ぶ
また、バーボンなどのお酒が多く置いてある場所に頻繁に足を運ぶことも大切です。
バーなどにいけば、自分が飲んだことのない銘柄は見つかります。
また、バーのマスターがすすめてくれるバーボンを試してみることも、新たな発見があって楽しいと感じることができる飲み方です。
そのためには、まずは行きつけのバーを見つけることが先決です。
行きつけのバーを見つければ、楽しみは間違いなく広がって行くことになります。
まとめ
バーボンはどうしても敷居の高いお酒と言うイメージが強くなってしまいます。
アルコール度数の高さや、苦味などが強いのかをイメージが強く、なかなか飲む機会がないと感じてしまいます。
しかし、しっかりと味わうことができれば、バーボンはその甘みやコクなどを感じることができるお酒なのです。
自分好みのバーボンを見つけていきましょう。