バーボンベースの柑橘系カクテルいろいろ
バーボンベースのカクテルといえば、オレンジやレモンといった柑橘系のジュースとシェイクしたものが多いようです。
バーボンは比較的風味の強いお酒だといわれていますが、その風味の強さに負けないからかもしれませんね。
そんなバーボンベースの柑橘系カクテルの中から、比較的メジャーなものをいくつか紹介していきましょう。
ワード・エイト
材料はバーボン40ミリリットル、オレンジジュース10ミリリットル、レモンジュース10ミリリットル、グレナデンシロップ小さじ1杯です。
ジュースの割合が比較的多いことに加えて、グレナデンシロップの甘さがきいています。
このため、バーボンベースのカクテルとしてはサッパリして飲みやすいのではないでしょうか。
どちらかといえば、女性におすすめしたいカクテルといえるでしょう。
ロサンゼルス
材料はバーボン45ミリリットル、レモンジュース20ミリリットル、スイートベルモット小さじ1杯、砂糖小さじ2杯、卵1個です。
甘党の人は、砂糖の量を増やしてもいいかもしれません。
バーボンベースの柑橘系カクテルとしては唯一、卵を使用しているのが特徴です。
バーボンは本来、ウイスキーの中でも風味が強い部類に入るとされています。
しかし、ロサンゼルスは卵のためか口当たりが非常に柔らかいのが特徴です。
こちらもかなり飲みやすい部類に入るといっていいのではないでしょうか。
コモドール
材料はバーボン40ミリリットル、レモンジュース20ミリリットル、シュガーシロップ小さじ1杯、アンゴスチュラビターズが少々です。
シュガーシロップが入っていますが、バーボンは比較的多めです。
また、アンゴスチュラビターズの苦味がよく効いているのも特徴です。
コモドールは日本語で「船長」とか「提督」といった意味を持っています。
そんな海の男に合いそうな苦みばしった味から、この名前が付いたのかもしれませんね。
ネビンズ
材料はバーボン40ミリリットル、グレープフルーツジュース40ミリリットル、アプリコットブランデー20ミリリットル、レモンジュース20ミリリットル、アンゴスチュラビターズ少々です。
コモドールと同じアンゴスチュラビターズを使用していますが、こちらはジュースの割合が多いです。
このため、どちらかといえば口当たりの良い、飲みやすいカクテルになっているのが特徴です。
飲んでいて飽きないタイプのカクテルだといわれています。
ニューヨーク
材料はバーボン45ミリリットル、ライムジュース15ミリリットル、グレナデンシロップ小さじ2分の1、砂糖小さじ1杯です。
本来はライ麦を原料としたライ・ウイスキーを使って作られるカクテルです。
ただ、実際にはバーボンを使用することも多いようです。
バーボンが多めなのでアルコール度数が比較的高く、キレのある味が特徴です。
砂糖を入れない「ニューヨーカー」という派生カクテルもあり、こちらは若者向けだとされています。
マジック・トレース
材料はバーボン36ミリリットル、ドランブイ24ミリリットル、ドライベルモット小さじ1杯、オレンジジュース小さじ1杯、レモンジュース小さじ1杯です。
材料を見るとお分かりの通り、柑橘系の材料はあまり含まれていません。
それでも口にすると柑橘系独特のさわやかさを感じることができます。
味の方はドランブイに含まれているハチミツのためか、比較的甘めだとされています。
まとめ
バーボンベースの主な柑橘系カクテルは、このあたりではないでしょうか。
材料も記載しておきましたので、気が向いたら自分で作ってみるのもいいかもしれませんね。
プロのバーテンダーほど上手ではなくても、自分でシェイクしたカクテルを彼女に出してみるのもおすすめです。
「こんなこともできるんだ」と、惚れ直してくれるかもしれませんよ。