ダイエットに健康にランニングマシンはお役立ち!もっと効果的に使いたい!

ランニングマシン・ルームランナー

雨の日でも雪の日でも、極端な話台風が来ていても問題なく走れるのが、ランニングマシンです。

普通のジョギングではまず無理な天候でも走れる、運動できるのが最大の魅力です。

普段は屋外を走っている人も、天候や気温次第では屋内のランニングマシンに切り替えたりもします。

大変に便利なこのマシンですが、特に普段屋外を走っている人が使用する場合、気をつけておきたいこともあります。



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そもそも何故ランニングは運動としておすすめなのか

近頃どうも運動不足で、などと言うと周囲から、じゃあ走ってみればなどと言われます。

考えてみれば、走ったりウォーキングするなら、とりあえず靴と運動用の衣類があれば始められる、お手軽な運動でもあります。

短時間で短距離だけなら、昨日まで運動していなかった人でも、とりあえずはスタートできます。

まずここで、他の運動に比べてスタートする場合の敷居が低いですよね。

それに加えて、走っていてきつかったら歩けばいいし、歩いていて物足りなければ走れるという自由さもあります。

また家の周囲の今まで気が付かなかった風景も、走り出して気がつく人も多いです。

こういった楽しさに加えて、ランニングやウォーキングは全身運動です。

一見、脚だけで運動しているように見えますが、その実は全身を使用した運動です。

走るだけで、歩くだけで全身を鍛えられるのですから、これはお得な運動ですね。

そして決して無理せず、短距離走のようにスピードを競ったりしなければ、有酸素運動の部類に入ります。

特にダイエット中の人には、ありがたい運動なのです。



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ランニングをもっと手軽に

しかしこのランニング、楽しみの1つである家の周囲の風景の中で走るということは、逆を言えば天気の悪化で走れなくなるということです。

折角の休みの日に、今日は走るぞと張り切っていたら、強風に土砂降りなどと言うことも、決して無いではありません。

出鼻をくじかれた人も、結構多いはずです。

そんなランニングの、ちょっとした欠点を解決してくれたのが、ランニングマシンです。

風景の移り変わりを楽しんだりは出来ませんが、室内で走れるのは大きな強みです。

しかも自宅でなら、平日に録画しまくったビデオを見ながら走ることも出来ます。

ジムで使用すれば、トレーナーがその個人に合ったプログラムを組んで、理想的な速さに設定もしてくれます。

このランニングマシンの登場で、それまで天候の悪い日は仕方なく屋内で筋トレのみだったランナーも、走ることが出来るようになりました。

またちょっと運動を、と言う人にもランニングが身近になったのも事実ですね。

ジムや自治体の施設にも、ランニングマシンがないところは少なくなってきています。

誰でも簡単に走れるようになったのです。

ランニングマシンで走るのと屋外を走るのと

とは言え、ランニングマシンで走るのと屋外を走るのと、やはり気分的にも違うものはあります。

またどうしても、屋外運動のほうが運動量は自然大きくなりもします。

足裏の感触が違う

これが一番の違いですが、足の裏に感じる感触が大きく違っています。

当たり前のことですが、外を走る時にはほとんどが舗装路です。

昔のように、ランニングコースを非舗装路に作ってくれている施設もありますが、ほとんどのランナーは普通の道舗装路を走ります。

足裏に感じるのは、かなり硬いアスファルトです。

しかも舗装の継ぎ目や段差など、足を取られるあれこれも罠のように散らばっています。

結構走りながら、気が抜けない人も多いでしょうね。

それに比べてランニングマシンの場合、足裏に感じるのはベルトの感触です。

柔らかく、しかも段差もありません。

安全ですが、その分緊張感には欠けます。

実際のところ小さな凸凹は、あるだけでかなりの運動量を増やしてくれます。

運動量はちょっと、これだけでも違ってきますね。

空気抵抗がない

ここで言う空気抵抗は、主に風のことです。

向かい風でのマラソンの大変さは、ランナーなら勿論誰もが知っています。

そのかわりこの場合、運動量は増えるのでダイエッターには嬉しい状態でもあります。

逆に追い風だと、何時も以上の記録が出て気を良くしたりもします。

これがランニングマシンにはないのですね。

風を切って走る、と言うランニングの最大の気持ちよさが、ちょっと減ってしまうのが残念なところです。

この風、空気の動きがないことで、汗の乾きも遅くなりますのでそこも注意が必要です。

マシンの正面に扇風機を置いて走る、と言う人もいるようです。

何と言っても安全度が違う

車にも歩行者にもぶつからずに済むのが、ランニングマシンのありがたいところです。

歩道を走る際に、歩行者を避けるために蛇行してということ、経験者は多いはずですね。

また歩道のない道を走る時に、常に車の陰に怯えてということも、これも当たり前のことです。

ランニングマシン使用の場合、この危険性は無くて済みます。

緊張感については、それもあまりなくて済んでしまうので、あまりにランニングマシンでの走りに慣れてしまうと、屋外を走る時に神経疲れするかもしれませんね。

ランニングマシンで走る時に気をつけておきたいこと

最初からマシン使用者はともかく、普段は屋外を走っている人の場合、いくつか注意しておきたいことがあります。

上記のような特徴から、屋外を走る時と屋内でランニングマシン使用の時では、多少フォームなど修正が必要なのです。

前傾姿勢は必要なし

屋外を走る時には、前傾姿勢になりがちです。

特に向かい風の時など、当たり前のように前傾姿勢を身体が取ってくれます。

しかしランニングマシンの場合、まず風の抵抗はありません。

また加えて、足の下のベルトが動いてくれています。

つまりは脚が後ろに押される感じですね。

なので前傾ではなく、真っ直ぐな姿勢で走ることになります。

この姿勢、普段は外を走っている人の場合なれるのに少々時間がかかります。

でも何しろベルトが動くので、しっかり上半身を垂直に引き上げていないと、足を取られてしまうのです。

普段走っている人ほど、注意が必要です。

中足部ミッドフットストライクを心がける

以前ランニングと言うと、かかとからの着地を勧められていました。

しかし昨今では、ミッドフット、足裏のちょうど指の付け根のちょっと下辺りでの着地が、勧められています。

このほうが脚へのショックが小さいので、脚へのトラブルが少なくて済むからです。

ランニングマシンの使用のときでも、このミッドフットを心がけるようにして下さい。

特に初心者ランナーだと、ついかかとから着地してしまいがちです。

また古いトレーニングでそのまま走ってきた人の場合も、かかとでの着地のままのことが多いです。

自分の脚へもですが、マシンへの衝撃も少なくするためには、ミッドフットからの着地がおすすめになります。

意識して目線を上げる

外部を走っている場合、結構目線は遠くにあります。

勿論折々に、段差など確認のため下を見ても、基本的にはほぼ並行の目線で走ることが多くなります。

しかしランニングマシンの場合、屋内ですので壁までの目線も近くなります。

加えてつい、現状を知りたくなってモニターを見るためにうつむいてしまうこともあります。

こうなると姿勢も崩れてしまいますし、せっかくの全身運動にも差し障りが出てしまいます。

普段はせいぜいスマートウォッチなどで、休憩中にチェックするだけのランナーですが。

マシンに乗るとつい便利さにちょくちょくチェックしてしまうものです。

このあたりにも充分、注意してマシンを使用したいものですね。

まとめ

ランニングマシンは便利な室内運動器具ですが、これを使用するのにやはり少し注意を払ったほうが良いこともあります。

また特に、何時もは外を走っているけど天気も悪いので今日はマシンで、などという人は走り出す前にフォームの違いなど再確認して下さい。

ランニングマシンにはマシンの良さが、屋外を走るのもその独自の良さがあります。

両方の良さと特徴をよく掴んで、天気のいい日も悪い日も効果的に運動したいですね。