トラブルを回避しよう!集合住宅でエアロバイクを使用する時の騒音対策について
ダイエットや運動不足解消に効果のあるエアロバイクですが、騒音が気になってしまう方は多いのではないでしょうか。
そのため、購入することをためらったり、諦めたりする方もいます。
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、エアロバイクを行う際の音が気になってしまいます。
周りに迷惑をかけないためにも、エアロバイクの音の対策をしたいものです。
それでは、エアロバイクを快適に使用するためにも、エアロバイクの騒音対策について解説していきます。
集合住宅でのエアロバイクの使用
アパートやマンションのような集合住宅では、基本エアロバイクの音が騒音となることはありません。
しかし、集合住宅の構造や質により騒音となる場合があります。
特に木造アパートだと振動が伝わりやすいので、エアロバイクの音が伝わりやすいといえます。
そのため、木造アパートの2階以上にお住いの方は騒音に注意する必要があります。
また、木造アパートでなくても、床がきしんだり、劣化していたりすると騒音の原因になります。
鉄骨造や鉄筋コンクリートのアパートやマンションなら、防音効果が高い造りをしている建物が多いです。
つまり、そのような頑丈な建物なら安心してエアロバイクを行うことができますが、音の伝わりやすさは確認しておく必要はあります。
エアロバイクの主な騒音の原因は摩擦音
エアロバイクの音の主な原因は負荷方式にあります。
負荷方式には様々あり、その中ではベルト負荷方式と摩擦負荷方式は大きい音が出やすい設計になっています。
ベルト負荷方式はゴム製のベルトでフライホイールを押さえ、摩擦により負荷をかけます。
摩擦負荷方式はフライホールにブレーキのように押さえることで摩擦を起こし、負荷をかけます。
どちらも摩擦により負荷をかけるため、摩擦による音が出てしまいます。
そのため、その音が響くと騒音となってしまいます。
エアロバクは地面に接しているので、ペダルを漕げばその摩擦音が床に響いてしまいます。
一軒家なら問題ありませんが、アパートやマンションだと壁を通してその音が伝わってしまう可能性があります。
上記のようなことがエアロバイクを行う上で、音が騒音となる原因になります。
したがって、音が響きやすい集合住宅に住んでいる方は、音が大きくない負荷方式のエアロバイクを使用すると良いでしょう。
音が静かなマグネット負荷方式と電磁負荷方式
先程も話しましたが負荷方式には様々な種類があり、大きな音が出やすいベルト負荷方式と摩擦負荷方式以外にも、マグネット負荷方式と電磁負荷方式があります。
後者は前者に比べ、音が小さい負荷方式になります。
マグネット負荷方式は磁石の力を利用して負荷をかけ、電磁負荷方式は電磁磁石の電圧の変化で負荷をかけます。
その二つの負荷方式は接触させないで負荷をかけ、摩擦を利用しないので音があまり出ません。
そして、電磁負荷方式は電圧を変えることにより負荷を調整するので、エアロバイク内で音がします。
そのため、4種類の負荷方式の中ではマグネット負荷方式が一番静かな負荷方式になります。
電磁負荷方式は多くのスポーツジムに置かれており、値段もマグネット負荷方式よりも高くなっています。
しかし、マグネット負荷方式は値段がお手軽な家庭用エアロバイクに多く取り入れられており、音も静かなため、音が気になる方はマグネット方式のものを購入すると良いでしょう。
静音性に優れたおすすめのエアロバイク
静音性を重視するのなら数あるエアロバイクの中で、アルインコ製のマグネット負荷方式エアロバイクがおすすめになります。
アルインコは、家庭用のエアロバイクでも機能性が高く、静音性に優れていることで有名です。
そのため、アパートやマンションのような集合住宅でも、音を気にすることなく使用できます。
そして、エアロバイクを選ぶ時はベルト負荷方式ではなく、マグネット負荷方式のものを選びましょう。
しかし、マグネット負荷方式でも、音が全く出ないというわけではありません。
また、ベルト負荷方式でも、大きな音が出ないような設計をされたエアロバイクも中にはあります。
ですが、安価なエアロバイクは音が大きいものが多いので、値段よりも静音性を重視して選びましょう。
エアロバイクによる騒音を防ぐ方法
エアロバイクの知識がなく、大きな音が出やすいエアロバイクを購入してしまった方はいると思います。
また、ペダルを漕ぐ音が騒音になっていないか気になってしまい、せっかく購入したのに使用していない人もいることでしょう。
そのような方のために、エアロバイクによる騒音を防ぐ方法を解説していきます。
防音マットを利用しましょう
エアロバイクは床に接しているため、音や振動が床に直接伝わってしまいます。
では、その音や振動を抑えるためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、防音マットを敷くことになります。
エアロバイクは床に接しており、音や振動が直接床に伝わるので、防音マットでそれを遮断すれば良いのです。
振動は音よりも耳で感じにくいため、本人にとっては静かに感じても、下の階に住んでいる方は振動が気になってしまうことがあります。
振動はそのようにめんどうな現象なため、注意する必要があります。
そのため、エアロバイクの下に防音マットを敷くことをおすすめします。
防音マットは防音効果だけでなく、エアロバイクによる床の汚れを防止することもできます。
お金がない方は段ボールを利用しましょう
段ボールは、お金がなくても比較的手に入れやすい物です。
スーパーでは無料でもらえるところもあります。
段ボールの見た目はあまり良くありませんが、防音性が少しあります。
それは、段ボールの層がある構造により振動や音を吸収するためです。
エアロバイクの気になる音は、ペダルを漕ぐ際の振動による音なので、振動の伝わりを抑えられることは騒音対策になります。
そのため、防音マットが高くて購入に踏み切ることができない方は、エアロバイクの下に段ボールを敷くと良いでしょう。
お風呂用マットやコルクマットを利用する
騒音対策には、厚みのあるお風呂用マットやコルクマットを利用しても良いでしょう。
防音マットのような防音効果は期待できませんが、何も敷かないよりそれらを敷いたほうが多少マシになります。
これらはホームセンターで購入することができます。
手ごろな値段なため手軽に購入することができるので、これらを購入してできるだけ騒音対策を行いましょう。
騒音対策で注意すること
眠っている時、小さい音でも気になる人は多くいます。
そのため、深夜にエアロバイクを行うのは避けるようにしましょう。
音が静かなエアロバイクを購入し、防音マットを敷いて万全に騒音対策をしても、深夜は静かなため小さい音でも目立ってしまいます。
そして、防音マットを使用していても、アパートやマンションなどの床や壁から伝わる音を完全に遮断することは難しいことになります。
そのため、深夜はエアロバイクを使用しないほうが良いでしょう。
また、深夜だけでなく朝方も避けたほうが良いでしょう。
早朝はまだ寝ている人も多いので、その時間帯に音を出すとトラブルの原因となります。
したがって、朝だからといってエアロバイクを使用するのは止めた方が良いでしょう。
まとめ
エアロバイクの音は騒音トラブルを引き起こすことがあります。
そのため、エアロバイクを使用する際は騒音対策をしっかり行いましょう。
エアロバイクを快適に使用するためにも、下の階に住んでいる方や隣に住んでいる方、一緒に住んでいる家族にも迷惑をかけないようにしましょう。
騒音トラブルは事件に発展する可能性もあるため、注意することが必要です。