いも焼酎の様々な効果を紹介
貴方は普段いも焼酎を飲んでいますか?
飲んだことがないという方も、毎日飲まれているという方も、いも焼酎には様々な効果があるということはご存知でしょうか?
いも焼酎はただのお酒じゃありません。
健康や美容、リラックスなどの効果をもたらしてくる素晴らしいお酒なのです。
今回は、いも焼酎の効果についてまとめてどーんと紹介します。
いも焼酎って?
いも焼酎とは、サツマイモを原料として作られる蒸留酒です。
サツマイモの風味と滑らかな甘さが特徴で、香りがとても強いので苦手という方も多いですが、慣れるといも焼酎の味にハマっていく人も多いです。
お酒といえば氷で割って冷たい状態で飲むものが多いですが、いも焼酎は暖かくして飲むことができるので、寒い冬にもうってつけのお酒です。
和食や洋食、中華料理などどんな料理にでも合わせることができるのも魅力のひとつです。
いも焼酎がもたらす健康効果
そんないも焼酎、なんと健康にとても効果があるのです。
ひとつめは、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症を予防してくれます。
脳梗塞は、「ウロキナーゼ」と呼ばれる血の塊が原因で発症します。
いも焼酎には、そのウロキナーゼを溶かす「酵素」を増やしてくれます。
同じアルコールでも日本酒、ビール、ワインなどよりもいも焼酎の方が酵素の増加が多い結果が出ています。
そうなることで、体内の血液をサラサラにしてくれる効果があります。
ふたつめは、いも焼酎にはストレスを軽減したりリラックスさせる効果もあります。
いも焼酎の香りには「リナロール」という成分が含まれています。
このリナロールは、薔薇やラベンダーなどの香り成分として知られていますが、いも焼酎にも含まれているのです。
その香りを嗅ぐだけでリラックス効果をもたらしてくれ、心地よい眠気を誘ってくれます。
いも焼酎が苦手な人でも、いも焼酎の香りを嗅ぐだけでリラックスすることができるのが良いですね。
心地よい眠気を促してくれるので、いも焼酎は寝る前や眠れない時に飲むのがおすすめです。
いも焼酎がもたらす美容効果
いも焼酎には美容効果もあります。
いも焼酎には「アントシアニン」と呼ばれる成分が含まれています。
アントシアニンは、ポリフェノールの一種で、ブルーベリーやなすなどにも含まれている美容成分です。
アントシアニンは、眼病や花粉症を予防してくれたり、メタボリックシンドロームを予防してくれる効果があります。
現在はサプリメントなどにも利用されており、女性から絶大な人気があります。
いも焼酎はアルコールなので太りやすいのでは?
と思う人もいると思いますが、それは誤解です。
たしかに、日本酒やワインなどにはたくさんの糖分が含まれています。
しかし、いも焼酎は蒸留酒なので、製造過程で蒸留することにより糖分が飛びます。
また、いも焼酎のカロリーは、100gあたり146kcalと低カロリーなことから、ダイエット中の方にもおすすめです。
これまで紹介した健康効果・美容効果をご覧になると分かることから、いも焼酎は低カロリーで人々に良い効果をもたらしてくれます。
いも焼酎は水割りやお湯割りで飲むことが多く、炭酸などのカロリーの高いもので割ることがないので、いも焼酎本来の味を低カロリーで味わうことができます。
ただし、その際は一緒に食べるおつまみや料理に注意しましょう。
いも焼酎はどんな料理にも合うのでついついお酒が進んでしまいます。
そうなると、せっかくのダイエット中なのに意味がありません。
いも焼酎と一緒に食べるおつまみや料理もできるだけ低カロリーなものを選びましょう。
いも焼酎の飲み方
さて、いも焼酎には様々な効果があることが分かりました。
しかし、いも焼酎はどうやって飲むのでしょうか?
いも焼酎の飲み方を紹介します。
一般的な飲み方は、お湯割りです。
よく7:3で割られることが多いですが、それではアルコール濃度が高くなってしまいます。
アルコール濃度を低く飲むのには5:5で割るのが一番良いです。
5:5で割るとさつまいも本来の香りと味を楽しむことができます。
次は水割りです。
水割りの場合も5:5くらいの割合で割ってください。
ただ、一般的ないも焼酎を水割りで飲むといも焼酎の辛さが引き立ってしまいます。
現在はいも焼酎の辛味を抑えたものが発売されているので、水割りをする場合はそちらの商品で飲むことをおすすめします。
また、いも焼酎を割ったあとに一晩寝かせてから飲むと、アルコールと水がよく熟されいも焼酎の美味しさを存分に味わうことができます。
他にも、ウーロン茶割りやお茶割りなど色々な割り方がありますので、自分の好みにあった割り方でいも焼酎を楽しみましょう。
いも焼酎のおすすめ銘柄
いも焼酎は実にたくさんの銘柄がありますが、どの銘柄が美味しいのでしょうか?
おすすめの銘柄を紹介します。
ひとつめは、「赤霧島」いも焼酎が好きな方なら、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
幻の紫芋である「ムラサキマサリ」を原料として造られています。
ムラサキマサリに含まれるポリフェノールと麹が生成する酸と反応して真っ赤な色に変色することから、赤霧島と名付けられました。
芋の甘味と上品な香りが魅力で、多くのいも焼酎ファンに楽しまれています。
ふたつめは、「海」です。
いも焼酎を飲んでみたいけど、香りが苦手…という方におすすめです。
癖のない味とフルーティな香りが女性にも楽しんでいただけます。
イタリアンレストランでもこのいも焼酎が使われており、人気上昇中のいも焼酎です。
いも焼酎におすすめのおつまみ
コンビニでも簡単に買えるおつまみを紹介します。
一番人気は砂肝です。
スパイスがきいた砂肝は、いも焼酎の香りと風味によく合います。
砂肝は低カロリーで低糖質なので、カロリーを気にすることなく食べていただけます。
次に人気なのはチーズです。
そのまま食べても美味しいチーズですが、いも焼酎と一緒に食べることでチーズをより美味しく食べることができます。
チーズにも色々な種類があるので、毎日違うチーズをローテーションで食べてどのチーズが良いか味比べしてみるのも良いですね。
お次は、ササミのスモークです。
噛めば噛むほどササミの歯応えと旨味を味わうことができます。
濃厚な味わいにスモーク特有の味と香りが、いも焼酎をさらに楽しむことができます。
いも焼酎の飲みすぎに注意
いも焼酎も飲みすぎには注意しましょう。
いも焼酎を飲みすぎると、体臭・口臭ともに酒臭くなるだけでなく、急性アルコール中毒の危険性があります。
急性アルコール中毒にかかった人のうち、何人も命を落としています。
特に日本人はお酒が弱い体質の人が多いので、「自分は酒が強いんだ」と過信するのは絶対に止めましょう。
合コンや仲の良い友人同士の飲み会の場で、ノリでつい飲みすぎてしまう若い人は要注意ですよ。
楽しむはずのお酒で命を落とすのはあまりにも悲しいことです。
「酒は飲んでも飲まれるな!」とよく言うように、いも焼酎を楽しむためにも、正しい飲み方をし、飲む量には十分気を付けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いも焼酎の様々な効果について紹介してきましたが、まさかいも焼酎にこんな効果があるなんて!
と吃驚した方も多いのではないでしょうか。
いも焼酎はアルコールなので、お酒が苦手な人はどうしても敬遠しがちですが、正しく飲めば健康・美容効果をもたらしてくれる素晴らしい飲み物です。
お酒だからといって決して偏見をもたずに、試しに一口だけでも飲んでみてはいかがでしょうか?