今や芋焼酎はお洒落な飲み方の出来るお酒になりました。
ちょっと前まではいも焼酎と言えば男の酒、庶民の酒。
安い金額で酔うことが出来るから仕事帰りに小遣いで一杯、癖もあるけどアルコール度数も高いから財布に優しい。
そんなイメージでした、おじさんの酒と言うイメージが特にいも焼酎には強かったのです。
がしかし時代は変わり、今やいも焼酎はお洒落な飲み方の出来るお酒になりました。
いも焼酎って癖が強くない?
一昔前までは結構匂いや味の癖が気になったいも焼酎ですが、今や舌触りも良くなりしかもその匂いとか癖が逆に、一旦はまると抜け出せないと言われるまでになりました。
特に女性からの人気が高まってきているのは事実です、まあ女性もお酒に強くなったということもあるかもしれませんが、勿論製造元の創意工夫も大きく貢献しているでしょう。
物によってはワインの味わいにも似ていると、評判をとっているいも焼酎もあるようで、時代は変わったと言うべきかもしれません。
そのまま飲むのに向いている飲み方は?
お酒大好きの方にとっては、あれこれ混ぜたりしないでそのまま味わうのが一番でしょう。
ちなみにいも焼酎の場合、ぬる燗が一番だと言われています、所謂人肌のぬるさですね。
この温度が一番、いも焼酎の香りや甘味を引き立ててくれる温度と言えるからです。
いも焼酎そのものの味を楽しみたい方には、これが一番の飲み方でしょう。
糖質がゼロとか聞いたけど
焼酎は蒸留酒ですので、その蒸留する過程で糖分が飛ぶのです、結果厚生労働省が定めた栄養表示では糖質ゼロと言うことになるのです。
ではこれは完全にダイエット中の人におすすめか、と言いますと。
糖質がゼロでも、カロリーはあります。
アルコール度数が高いほどカロリーも上がりますので、その辺りは注意が必要ですね。
ただし糖質由来のカロリーではなくアルコール由来のカロリーなので、代謝も早く体内にもとどまりにくいという性質があります。
ダイエッター向けのお酒と思っていい?
元々ビールなどと違ってアルコール度数は高いので、ロックにして飲んだり水で割って飲めばアルコール由来のカロリー量も抑えられます。
しかも醸造酒であり糖質も含んでいるビールなどは、アルコール度数も低く気が付いたらごくごく飲んでしまっていた、と言うことが多いでしょう。
この飲み方だと、糖質もカロリーも多くなってしまいます。
それに比べるといも焼酎は、ダイエッター向けと言っていいお酒ですね。
飲み方はどれがおすすめ?
口当たり良くさっぱりスッキリ飲みたい方は、水割りが一番です。
ご自分の好みに合わせて濃さも加減できますし、一番飲みやすい飲み方です。
ただすっきりと飲めてしまうので、ダイエット中の人には向かないかもしれません。
焼酎の味わいを楽しみながら、味わいの変化も欲しいと言う方にはロックがおすすめです。
最初は焼酎の味をじっくりと、氷が解けてきたら優しくなったいも焼酎の味わいも楽しめる飲み方です。
さて先にも書きましたが、匂いと味をじっくり楽しみたい方にはぬる燗ですね、本当のお酒好きの人にはこちらが一番おすすめです。
そして焼酎と言えばお湯割りです、これを忘れてはなりません。
70度くらいのお湯に焼酎を注ぎ入れて楽しみます、入れた瞬間に匂いが香り立つのでいも焼酎の香りのファンには至福の時です。
最もこの匂い自体が苦手だと言う方には、この飲み方は今一歩なのも事実です。
まとめ
いささか癖のあるお酒である焼酎の中でも、その独特の香りと甘さで定評のあるいも焼酎。
オヤジが一升瓶抱えて飲んでいたのは今は昔の話になりましたが、現在ではお洒落に女子会で楽しむことも出来るようになりましたが。
それでも独特の味わいは、今も昔も酒好きを惹きつけてやみません。
ダイエット中の人にも楽しめる蒸留酒の代表焼酎、その中でもトップの歴史を持ついも焼酎。
今夜の晩酌に、一口如何でしょうか?