多くのお店やBARで置いている初心者にもおすすめが出来る10種類の焼酎
焼酎は日本酒と比べると製造過程はそんなに変わらないとされていますが蒸留をするかどうかで大きく違いが出て来ます。
アルコール度数は高めでストレートで飲む人もいればロック・水割りや炭酸割など飲み方は様々であり人の好みに合わせて飲むのが一般的です。
居酒屋・BAR・飲食店に至る迄あらゆる水商売の店で取り扱われている程に親しまれているお酒です。
麦焼酎
その名の通り大麦や米麹などを主原料とした物で焼酎で九州方面が主な生産地です。
大麦はビールとウイスキーと同じ原料なので独特な香ばしい香りが漂うのが特徴です。
飲んだ感じも非常にあっさりとした味わいなので焼酎を初めて飲む人や初心者なども飲みやすい焼酎です。
吉四六
見た目は横幅のある独特な色や箱型をしたのが大きな特徴の大分県産の本格麦焼酎です。
香りを強調する為、貯蔵・熟成期間をより長くすることによって実現させた物です。
基本的に飲みやすく熟成させた事によりコクがあり人気が高いお酒です。
飲み屋などでもボトルのキープ率が高めなので評価が高いと理解できる程におすすめする焼酎です。
知心剣
酒店だけでなく食品スーパーでも一般的に見掛ける程に有名な焼酎です。
赤のラベルで見た目が非常に目立ちやすいのが特徴で店内でも見付けやすいです。
様々な飲み方がある中でもCMでもされていた様にロックとして嗜むのがおすすめです。
名前が非常に格好良くて見た目共に覚えやすいだけでなく甘みがあって香ばしく飲みやすさからして焼酎デビューとしておすすめするお酒です。
閻魔
一般的に店舗で販売されている閻魔は赤のラベルの他に瓶の口部分にも綺麗に封が施されており銘柄とは裏腹に、お洒落なお酒です。
同じ閻魔でも数種類あり黒ラベルの閻魔はキレや深みのある物から緑ラベルに関しては大麦特有の香ばしさを表に出したコクのある焼酎です。
特に希少価値が高いのは基本、大分県内でしか買う事が出来ないと言われているゴールド・プラチナの閻魔です。
甘みのあるまろやかなゴールドに比べスッキリとした甘みのある斬新な味があり何れも風味豊かな焼酎です。
神の河
鹿児島県産の焼酎で横幅のある瓶に琥珀色の酒色が特徴です。
3年以上の貯蔵し熟成させた為、深みがあり香りはふくよかでまろやかになった味わいが楽しめます。
スーパーで手軽に買える他にも飲みやすく幅広い人からの人気があります。
飲食店やBARに限らずスナックやキャバクラでもボトルキープとして取り扱っている店が多く親しみのある焼酎です。
いも焼酎
こちらも名前の通りベースとして主原料に芋を使用しており多くはサツマイモが使われています。
その為か甘みのある香りが強く少し芋の様な風味で癖のある味を楽しむ事が出来るのがいも焼酎の醍醐味の一つです。
同じく九州方面が主な産地で水やお湯などで割って楽しむのが一般的ですが好みにより飲み方のバリエーションが豊富です。
黒霧島・赤霧島
大正時代に突入した初期の頃から蔵出しされ仕込み方も黒麹です。
パックに入った物や一升瓶に至る迄、幅広い容器を扱っており人気度の高さが伺えます。
いも焼酎特有の甘みがあるだけでなくキレも良い事からメリハリのあるお酒と評する事が出来ます。
赤霧島に至っては紫芋を原料としており気高い香りに仄かな甘みのある特徴を持っています。
幅広い食べ物と相性が良い為、焼酎が好きな人は家庭に置いても損はない程におすすめする一品です。
赤兎馬
見た目は黒に綺麗な赤文字のラベルが特徴の焼酎です。
遥か昔の三国時代に呂布・関羽などの名武将を背に乗せて戦場を駆け巡ったのが三国志史上最速と謳われている名馬「赤兎馬」です。
1日千里を馳せると言われている赤兎馬に跨った名武将は何れも鬼に金棒の如く鬼人の様に戦場で戦績を挙げたと伝えられています。
その名馬の名前を由来とした焼酎であり一部の三国志ファンは下戸であれども銘柄だけは知っていたりする程に知名度は高いです。
同じいも焼酎でも紫芋を使用した紫ラベルから更にグレードアップをして濃度を高めた物まで造りは非常に本格的です。
初心者から上級者に至るまで幅広い人におすすめするお酒です。
魔王
インパクトのある銘柄にて下戸人でも知っている程に知名度が高い本格いも焼酎です。
その名前とは裏腹に芋特有の臭みがなくフルーティな香りが漂い非常に飲みやすくなっています。
高級感のある香りに軽やかな口当たりで飲んだ後に残る、まったりとした余韻も楽しみ方の一つです。
仕込みに日本酒同様に黄麹を使用している為か芋の癖がしないのが頷けます。
多くの人からプレミア焼酎と呼ばれている程に人気の高いお酒で飲みやすさから初心者におすすめします。
白波
サツマイモの他に米麹を原料とした焼酎で芋の香りと軽やかな味わいがして芋らしさを表に出した様な味わいです。
飲み続けたら癖になる事もあり玄人向けのお酒とも言われています。
さくら白波に至っては白波とは対象的に華やかな香りを残しながらも芋らしさを抑えて口当たりも軽くスッキリとした味わいが特徴です。
芋の癖が少ないので初心者向きとも言える焼酎です。
その他の焼酎
焼酎の原料は一般的に大麦・芋類を取り扱った物が多く有名所のお酒にも使用されています。
しかし、それ以外にも異なる材料を用いて焼酎を製造している所もあり製造法や原料にも違いがあります。
よろしく千萬あるべし・米焼酎
国産の米と米麹を原料とした八海山の米焼酎です。
さらりとした口当たりのある味わいで仄かに甘く香る独特な焼酎です。
飲み方は色々ある中でも炭酸や特に甘みを足した様な果汁で割ったハイボールで楽しむのがおすすめです。
雲海・蕎麦焼酎
全体的に見てさわやか・スッキリ・キレがある・コクのある味わいでさっぱりとしているのが分かるのが蕎麦焼酎の特徴です。
厳選された蕎麦に黒麹を使用した事によりのど越しのある味で非常に落ち着いた焼酎です。
泡盛と焼酎の違い
泡盛は一見してみるとラベルや容器の見た目から焼酎に似ている事から焼酎と誤認する人も多く見受けられました。
広義で見ると一部の人からは焼酎に分類するとも言われていますが厳密には泡盛は焼酎とは別物で製造する原料に違いがあります。
掘り下げてみてみると扱われている原料から製造方法に至るまで他の焼酎とは全く別物だと判断が出来ます。
原料
焼酎は日本米に対し泡盛の多くはタイ米を使用しており同じ米でも風味が異なりお酒に詳しい人は違いがすぐに分かると言われています。
しかし時代が進むに連れ味が改良されてきたのか使われている原料にも変化がありました。
泡盛としてオーソドックスな残波や久米仙もあれば黒糖を使った赤の松藤などの泡盛も存在します。
中には紅芋を用いた焼酎、紅一粋など本州と沖縄県のお酒の一体感を感じさせてくれるようなお酒もありバリエーションが増えて来ました。
製造方法
仕込み方について焼酎に関しては2回に分けて仕込むのに対し泡盛は原料の麹化し発酵、沖縄県ならではの温暖地域における腐敗を防止させる製造法です。
焼酎は個性を強く引き出した蒸留方法に比べて香り・口当たりが良くなる減圧の蒸留方法にて双方全く異なるお酒が出来上がるのが分かります。
まとめ
一言に焼酎と言っても種類は様々で先程述べた様に使われている原料も麦・芋・その他も様々な原料が使用されています。
原料が違えば香りや風味も大きく変わればアルコールの度数にも差が出て来るなど幅広い種類の焼酎が出来上がります。
人によって好みや飲み方など方向性が違うだけに種類が豊富な焼酎は多くの人から指示をうけています。