美味しいいも焼酎を楽しく飲む
導入:近年、焼酎ブームと言われ特定のいも焼酎に転売屋がプレミムな値段を付けてブームを煽っている現状を私は、悲しく思っています。
焼酎の本来の味・本来の楽しみ方を皆さまに知って頂きたいと思っています。
焼酎をブームで終わらせずに、日本文化の飲み物であると世界に誇れる物にして欲しいと願ってこれを書きました。
今回は、日本文化の1つである焼酎の美味しい飲み方と楽しい飲み方をここで、紹介してみようと思います。
おすすめの焼酎
私が、おすすめするいも焼酎は鹿児島の小鹿酒造が造っている「美し里」と言ういも焼酎です。
いも焼酎は、臭いとのイメージがありますがこの「美し里」は、いも焼酎独特の臭みがありません。
日本酒の様な、まろやか香りがします。
ロックで飲んでもスルスルと飲めます。
お陰で、二日酔い確定の焼酎です。
「美し里」と書いて(うましさと)と読みます。
飲み方
ロックでも美味しいのですが、水割りやお湯割りでも、もちろん美味しく頂けます。
その時の飲み方は、5:5で割るのが良いとされています。
私は、お酒を飲むとき焼酎が殆どです。
どの様な時に焼酎を飲むか?
1人で飲む事は、殆どありません。
友人か、家族と飲みます。
飲む理由は、何か良い事があったバーベキューなどの行事ごとで飲みます。
後は、仕事での付き合いです。
接待や忘年会で飲むことが多いです。
私が、焼酎を飲む時に心がけている事はどんな時でも楽しく飲むと言う事です。
絶対に、他人を不愉快にさせるようなお酒の場にはさせないと気を使っています。
これは、どんなに酔ってもお酒を飲む上でのマナーだと思っています。
また、どんなに飲んで酔っても翌日には必ず遅刻せずに仕事には行く事を心掛けています。
私は、営業職で仕事の関係上接待でお客様と飲みに行くこともあります。
新人の頃に教えられた事は、お客さんと飲みに行ってお酒の席で失敗しても、仕事で取り返せば良いが仕事を遅刻するのは信頼をなくすので、どんなに二日酔いでも必ず定時に出社するようにと厳しく教えられました。
そのお陰で、無遅刻です。
新人の頃は、頼りない私でしたが今では、年に1回夏に私が企画しお客様を招待しバーベキュー大会を開催しています。
私の家族も、お客様の家族も楽しみにしてくれているので張り切っています。
そこには、必ず私の自慢の焼酎「美し里」があります。
皆さん美味しいと飲んでくれます。
美し里の紹介
ここで、「美し里」を少し紹介したいと思います。
小鹿酒造と言う酒造メーカー自体あまり耳にした事無い方もいるかもしれません。
私の友人の勤める酒造メーカーなのです。
鹿児島では、大きな酒造メーカーですが全国的には焼酎は「黒霧」の方が有名だと思います。
どこの居酒屋でも安く出てきますしTVCMも大々的にやっています。
銘柄では「森伊蔵」「魔王」は、有名でプレミアも付くので焼酎を飲まない人でも知っていると思います。
しかし、本当に焼酎好きなら「森伊蔵」や「魔王」は好まないと思います。
確かに美味しいですが、転売屋に作られた虚像的なところがあります。
私の好きな「美し里」を飲んでみてください。
「森伊蔵」や「魔王」に負けていません。
寧ろ勝っていると思う事もあります。
焼酎とおつまみ
焼酎を飲む時のおつまみですが、私の場合は居酒屋で飲む時は必ず卵焼きを頼みます。
何故なら卵焼きが美味しいお店は、全ての料理が美味しいからです。
基本は、肉料理と魚料理をつまみにしています。
焼酎をどの様にして飲むか?
焼酎の飲み方は、何通りかあります。
ロックで楽しんでから
氷を入れたグラスにそのまま割らずにロックで飲む方法・グラスに氷を入れ水で割る水割り・お湯で割るお湯割り・ソーダで割るソーダ割りなどがある。
他にも飲み方は、ありますが私は本当に美味しい焼酎はロックで楽しんでもらいたいと思っています。
なぜならロックで、焼酎を飲むとその焼酎の持つ風味を楽しむ事が出来るからです。
水割りやお湯割りにするとどうしても、焼酎の持つ独特の風味が薄まってしまいます。
先ずは、ロックで楽しんだ後に好きな飲み方で楽しんで欲しいと思います。
特に、良い焼酎になればなるほどそう思います。
日本酒と焼酎の違い
良く焼酎特にいも焼酎は、臭くて飲みにくい日本酒の方が飲みやすいと言う方が言う方がいますが、今は、いも焼酎も銘柄によっては臭みもなくスッキリとして日本酒より飲みやすい焼酎もあります。
ここで、私が紹介している「美し里」も日本酒と変わらない飲みやすさです。
私は、蕎麦や麦焼酎を飲んだ事がないので何とも言えませんが、いも焼酎も捨てたものではありません。
もし、飲まずに敬遠されている方は、先ず試飲会などで試してください。
いも焼酎の魅力を体験されることをおすすめ致します。
本当に、美味しいいも焼酎を飲まれると日本酒よりも焼酎を飲みたくなると思います。
焼酎の良いところ
日本酒は、二日酔いしやすいですが焼酎は二日酔いしにくいです。
同じ量のアルコールを摂取しても、何故か不思議と翌日に残るのは日本酒を飲んだ時です。
これは、私が焼酎の記事を書いているから言っているのではありません。
私の周囲の酒飲みの友人や諸先輩方も、同様の事を話しています。
絶対にやってはいけないこと
私は、お酒を飲む席で絶対にやってはいけないことを自分で決めています。
それは、私自身がされて嫌な思いをした事又は他人に対しての迷惑行為です。
先ずは、後輩や部下に対しての説教です。
普段、仕事の場では何も言わないのにお酒が入ると態度が大きくなり説教をしだして後輩や部下に嫌な思いをさせる上司や先輩方を沢山見てきました。
私は、仕事は仕事お酒の席はお酒の席と分ける様に心掛けています。
次は、喧嘩です。
これは、私も若い頃に酒を飲み過ぎて店内で暴れて出入り禁止になった店舗が恥ずかしながらあります。
当人同士でなく他人にも迷惑を掛けるので絶対にやめましょう。
飲み会には焼酎
福岡(九州)は、飲み会には焼酎を必ず頼みます。
忘年会、歓迎会、送別会などいろんな場面にいろんな銘柄の焼酎が登場します。
先ず、飲み放題で予約し一回、一回注文するのが面倒なのでボトルで頼み水割り・お湯割り・ロックと自分たちで好きな飲み方で焼酎を作り出し飲んで楽しむのが普通です。
ボトルが空になれば、もう1本頼むと言った感じで時間いっぱいまで楽しみます。
いも焼酎が出来るまで
蒸芋
生成農家から搬入された芋は選別されて、連続芋蒸機で約1時間蒸されます。
芋は理想的な蒸し上げ温度91度にムラなく蒸し上げられます。
製麹
麹は蒸した米の表面に種麹の胞子を付け、42~43時間適当な温度と湿度を与えて培養する。
この際、麹は様々な酵素を作り出す。
一次仕込み
麹と水を原料とし酵母付加して、5日間培養する。
その結果、二次仕込みに必要な酸素やもろみの腐敗を防ぐクエン酸の溶出がなされ、一次もろみが出来上がる。
二次仕込み
一次仕込みで出来た酒母に、蒸した芋を加えて仕込みます。
もろみの品質、品質管理をしながら約9日間発酵させて、二次もろみが出来上がります。
蒸留
蒸留機内に直接蒸を吹き込みながら加熱し、沸騰したもろみから出たアルコール蒸気を集めて、冷却します。
貯蔵
蒸留してできた焼酎はステンレスタンク等で貯蔵されます。
貯蔵、熟成する事で焼酎はさらに丸みを帯び、まろやかな風味となります。
まとめ
私は、いも焼酎は肉料理にも魚料理にも合うと思っています。
お祝いの場面でもいも焼酎は、合う飲み物だと思っています。
洋酒は、日本人には合わない人もいますが焼酎はお酒を嗜む方なら飲めると思います。
やはり、昔から日本で作られ飲まれてきた物を飲むのが一番良いと思います。
もちろん、ワインやウイスキーなどの洋酒を完全に否定する訳ではありません。
洋酒には、洋酒の文化があります。
しかし、日本には長い年月掛けて築いてきた日本のお酒の文化があります。
それが、日本酒であり焼酎です。
私は、その日本酒と焼酎の文化を大切にして後世に伝えていってもらいたいと思っています。