おすすめのバーボンの飲み方と美味しいカクテルの作り方
少し癖はあるけど好きな人にはたまらない「バーボン」種類や飲み方はたくさんあって迷う事もありますよね。
ここでご紹介する中から、いつもの飲み方とは違う飲み方で気にいるものを是非見つけて下さい。
普段から飲んでる人も興味があってこれから飲もうと思っていた人も是非この機会にバーボンの魅力を感じて飲んでみてください。
1.バーボンってどんなお酒?
まずはバーボンをもっと美味しく飲む為にバーボンをもっと知っておきましょう。
知っているのと知らないとでは選ぶ時の知識や味の感じ方まで変わります。
1-2.バーボンの発祥
バーボンは多説ありますが失敗から生まれたお酒と言われています。
アメリカの牧師「エライジャ・グレイグ」が副業として1789年頃にケンタッキー州のジョージタウンにウイスキーの蒸留場を建設しました。
毎日ウイスキーの作製を行っていたグレイグでしたが、うっかり内側が焼けた樽にウイスキーを入れてしまい、その事をたまたま忘れてしまい数年が経ちました。
そしてその樽を見つけた際にいい香りのする赤みがかった液体が中で出来ており販売したら好評だった。
というのがバーボンの元となる起源だと言われています。
2.バーボンの作り方
バーボンはウイスキーの一種で世界5大ウイスキーの一つです。
アメリカのケンタッキー州で主に生産されていて決められた定義をクリアしたお酒がバーボンと名乗る事が許されています。
その定義が「原料の51%以上がトウモロコシ」「アルコール度数80度以下で蒸留」「内側を焦がしたホワイトオークの新樽に62.5度以下で樽詰めをする」「加水せずにアルコール度数40度以上でボトルに入れる」の四つの項目をクリアしてバーボンと呼ばれます。
2-1.バーボンの味
バーボンはワイルドで男らしい味。
というイメージがあります。
他のウイスキーに比べるとアルコール感が強く香りが強い為少し癖もあります。
またバーボンの中にもフルーティな物や甘みの強いものもあるので後ほどご紹介します。
また焦がした樽に入れる事で香ばしさも強く感じるのも特徴です。
3.バーボンの飲み方
風味が強く独特な飲み口のバーボンですがそのままの味を楽しむ事も何かで割って飲むのも、大変おすすめです。
飲み方にルールはないですがここではおすすめの飲み方をご紹介します。
3-1.ストレート
何も入れずバーボン独自の風味や香りを感じたい時はストレートがおすすめです。
他のお酒との飲み比べにもおすすめで、直に感じる事が出来るのでお気に入りの一本を見つけられると思います。
またストレートで飲む際はチェイサーを一緒に飲む事をおすすめします。
アルコール度数を高いお酒を飲むときは体への負担も大きく、チェイサーで口直しをする事で毎回新鮮な味わいを感じられます。
水を一緒に飲む事が多いですが、ミルクを一緒に飲むのも大変合いますので是非一度試してみてください。
3-3.オンザロック
氷をバーボンに入れて飲む方法です。
おすすめは大きめの氷を入れて少しずつバーボンを注ぎ、氷が溶けきってしまう前に飲みきる事です。
この飲み方はストレートの風味が少しきつい方や注ぎたての濃い状態から氷が少しずつ溶けていき、味の変化を楽しみたいという方におすすめです。
また氷をいれてカラカラと音が鳴らしながら飲むのも雰囲気が出て楽しめますよね。
いつもと違う高価なグラスで飲むと氷の音もより一層心地いい音がします。
3-4.トワイスアップ
水とバーボンを1:1で割って飲む飲み方です。
水は常温の冷えていない水を使い、硬水を使うより軟水を使用する事でより一層バーボンの個性を引き出す事が出来ます。
また始めはストレートで飲んで半分を飲んだところで水を追加してトワイスアップで飲むと変化を楽しむ事も出来ます。
常温の水を使うとバーボンの風味も飛ばずにグラスを回すとバーボンの香りを色濃く感じる事も出来ます。
オンザロックと違い時間をかけても薄まらずに一定の風味を保ちながら、アルコール度数の苦手な方も飲みやすい飲み方です。
3-5.ミスト
よく冷えたクラッシュアイスをたっぷりと入れてバーボンを注ぐ飲み方です。
レモンを絞って入れて、キンキンに冷えたバーボンはグラスの周りにミストがついて、強い風癖が和らぎ暑い夏にもぴったりの清涼感が演出出来ます。
始めはロックとして飲んでいても、氷を溶かしきってからは水割りとしても飲め、大きめの氷よりも溶けやすいので味の変化も早く楽しむ事が出来ます。
見た目でも楽しむ事が出来て飲みやすい飲み方です。
3-6.ソーダ割り
グラスにバーボンと氷、炭酸水を入れる飲み方です。
炭酸水でバーボンの香りが広がりやすく喉越しが爽やかにもなるので飲み慣れていない方にもおすすめです。
グラスは冷やして氷をたっぷりと入れて、1:4の割合でバーボンを割って炭酸が抜けないように軽く一回混ぜます。
ライムやレモン等の柑橘系を絞りと口当たりが爽やかになって飲みやすく違う楽しみ方も出来ます。
また炭酸水の量を調節して自分好みにも出来る所もおすすめポイントです。
3-7.お湯割り
バーボンをお湯で割ってアルコールを揮発させて香りを存分に楽しむ飲み方です。
ミネラルウォーターをアルコールが揮発する約80度まで温めて1:3の割合で注ぎます。
レモンや蜂蜜、ジャム等を加えて甘みや酸味を楽しむことも出来ます。
寒い日に温かいグラスから香るホットバーボンは本当に暖かく心と体を芯から温めてくれます。
手軽に家でもできる飲み方なので是非一度試してみてください。
4.バーボンのカクテル
バーボンの飲み方はそのままの風味を楽しむだけではなくカクテルにしても大変美味しく飲むことが出来ます。
家でするのも良いですし、外で飲むときの参考にして自分のお気に入りカクテルを見つけてください。
普段飲み慣れていない方でも飲みやすいので大変おすすめです。
4-1.ミッドナイト・カウボーイ
バーボン(30ml)とダークラム(20ml)と生クリーム(10ml)をシェイクして飲みます。
ダークラムとバーボンの深みのある風味豊かな味わいと、生クリームのまろやかさでまとめている飲みやすい飲み口です。
度数は高めですがアルコールの味はあまりしないので慣れていない方にもおすすめです。
4-2.オールドファッションド
ケンタッキーダービーの際に作られたのが始まりで歴史のあるカクテルです。
オールドファッショングラスに角砂糖を1つ入れてバーボン(45ml)と氷を入れてステアします。
ここにオレンジとマラスキーノチェリーを入れて軽くステアします。
バーボンは他のフルーツにも相性が良く柑橘系やマスカット等もおすすめです。
4-3.ワードエイド
ボストンの行政区画が8つになったのを記念につくられたカクテルです。
バードンとオレンジジュース、レモンジュースを3:1:1の割合でシェイカーに入れてシロップで整えます。
柑橘系のジュースでさっぱりとしたカクテルで飲み慣れていない方でも飲みやすいカクテルです。
生のオレンジやオレンジを使用しても上質で美味しいです。
4-4.ブラックホーク
イギリスにおいてメジャーで、同量のバーボンとスロージンをシェイクして作るカクテルです。
スロージンのほのかな苦味と甘みが味わい深いです。
度数は少し高めでベーリー系のさっぱりした甘さが特徴です。
まとめ
バーボンの飲み方についてご紹介しました。
自分にあった飲み方を見つけられたでしょうか?
ここでご紹介したのもほんの一部です。
いつもの飲み方にほんの一手間を加えるだけで様々な楽しみ方があり、バーボンをより深く知ることが出来ます。
これからもあなたのお気に入りの飲み方を探してもっと楽しんでください。
あなたのバーボンライフを応援します。