バーボンをもっと楽しもう!バーボンのコーヒー割りと紅茶割りの紹介
アルコール度数の高いバーボンは世界五大ウイスキーの一つになります。
そんなバーボンを美味しく飲む方法は、ストレートやオンザロック、トワイスアップや水割り以外にも色々あります。
一番バーボンの風味が分かる飲み方はストレートになりますが、コーヒーや紅茶と割ってみるのもおすすめです。
普段バーボンを飲んでいて、いつもと違うバーボンを楽しみたいと思う方は、コーヒー割りや紅茶割りを試してみましょう。
それでは、バーボンのコーヒー割りと紅茶割りについて紹介します。
バーボンとは
バーボンとは、アメリカのケンタッキー州を中心に造られているアメリカンウイスキーの一種になります。
バーボンという名称は、フランスの「ブルボン朝」からきているといわれています。
アメリカ独立戦争時に、アメリカに味方してくれたことに感謝して、トーマス・ジェファーソンがケンタッキー州の群の一つを「バーボン群」と命名しました。
そのことが同じ地方で造られるウイスキー名となり、広く根付きました。
バーボンの原料は主にトウモロコシが使用されており、その他にライ麦や小麦や大麦などが使用されています。
バーボンがおすすめの方
バーボンはアルコール度数が高く、独特な強い癖や風味のするお酒です。
そのため、飲みなれていない方や、お酒の弱い方にバーボン向いていません。
しかし、他の飲み物と割ることによって味を変化させ、アルコール度数を低くすることができます。
そのため、バーボンが苦手な方やお酒に弱い方でも、飲み方を工夫することによって、美味しく飲むことができます。
また、軽い感じのウイスキーに飽きた方や、癖の強いお酒が好きな方にはバーボンがおすすめです。
バーボンをコーヒーで割る
渋い大人は、ストレートやオンザロックや水割りなどでバーボンを飲むイメージがありますが、コーヒーで割っても美味しく飲むことができます。
とても個性が強く魅力的な飲み物のバーボンとコーヒーは、合わせても味がぶつかり合うことなく、それぞれの魅力を存分に発揮してくれます。
意外と美味しいコーヒー割り
コーヒーは、たくさんの方に愛されている飲み物です。
そのコーヒーは、落ち着くようなとても良い香りがし、質の良いコーヒーにはコクと美味しい苦みを感じることができます。
そしてバーボンは独特の風味があり、大人な感じのイメージが強いお酒になります。
二つとも個性の強い飲み物なので、合わないと思う方もいると思います。
しかし、バーボンとコーヒーが生まれてから今までの歴史を理解すれば、その二つの合う理由が分かります。
バーボンの原料は主にトウモロコシになります。
昔のアメリカのケンタッキー州はバージニア州の一部とされていて、当時13あったイギリスの植民地の一つでした。
大麦を原料にすると、高い税金がかかります。
そして、高い税金から逃れるためにウイスキーをライ麦で造ろうとしましたが、ライ麦が凶作であまり収穫することができなかったので、仕様がなくトウモロコシを原料にして造ってみたら、とても美味しいウイスキーが誕生しました。
また、コーヒーも植民地などが問題となり、コーヒーを飲む人が増えました。
そのように似ている歴史から、バーボンとコーヒーは合うといえます。
バーボンの甘味やコクが引き立つ
バーボンのコーヒー割りを作る場合は、ミルクや砂糖が入っていないブラックコーヒーがおすすめですバーボンには甘味がありますので、コーヒーの特徴でもある苦みがなくなってしまうのではないかと思うことでしょう。
しかし、そんな心配はいりません。
とてもうまい具合に融合します。
バーボンの強い癖をコーヒーが軽減し、バーボンの甘味を際立たせることができます。
そのため、バーボンとコーヒーの魅力を存分に活かすことができ、とても美味しく飲むことができます。
先程、ブラックコーヒーがおすすめと言いましたが、そのコーヒーは豆から挽いて作ると良いでしょう。
そのように手間をかけるとコーヒーの香りが引き立ち、さらに美味しくなります。
しかし、よくよく考えると、バーボンとコーヒーは合うということになります。
ウイスキーのカクテルでアイリッシュコーヒーというものがあります。
これはアイルランドのアイリッシュウイスキーをベースにして、コーヒーと砂糖と生クリームが入った甘めの温かいお酒になります。
そのカクテルが存在していることを思うと、ウイスキーの一種であるバーボンとコーヒーは合うことになります。
コーヒー割りは飲みやすい
バーボンは癖の強い風味がするため、バーボンが苦手な方もいます。
なぜ癖が強いのかというと、バーボンはアメリカ南部の寒暖差がとても激しい地方で造られています。
そのため、樽が膨れ上がったり縮んだりします。
それが何度も起こるので、バーボンの熟成が高まります。
そして、バーボンは木でできた樽の内側を焦がした新樽を使うので、バーボンが木材の色や香りを吸収するため、バーボンは個性の強いお酒になります。
そして、コーヒーはコーヒー豆を炒ったものを原料としているので、とても心地よい香りや苦みがします。
そのコーヒーの特徴が、バーボンの強い癖の風味を軽減します。
そのことによって、バーボンが苦手な方でも美味しく飲むことができます。
バーボンと一言で言ってもたくさんの種類がありますが、値段の安いバーボンでもコーヒーと合わせることによって、美味しく飲むことができます。
体に優しい
バーボンを何かの飲み物で割る方法として、コーラで割るのもおすすめですが、コーラ割りよりもコーヒー割りの方が体に優しくなっています。
コーラには色々な食品添加物が含まれており、カロリーも高くなっています。
それに比べてコーヒーには、砂糖や食品添加物も含まれていないので、安心して飲むことができます。
またコーヒーには、様々な健康効果があります。
それに対して、コーラに健康効果はありません。
したがって、コーラ割りはとても美味しいですが、コーヒー割りの方がおすすめです。
バーボンを紅茶で割る
先程紹介したコーヒー割りの他にも、おすすめのな飲み方があります。
それは紅茶割りです。
紅茶の風味を楽しみたい方は、バーボンを紅茶と割ると良いでしょう。
それでは、紅茶割りの魅力を紹介していきます。
紅茶割りのバリエーション
紅茶割りといっても、紅茶には色々な種類がありますので、その時の気分に応じた紅茶を使用すると良いでしょう。
しかし紅茶割りは、紅茶に含まれているタンニンという成分の影響で、渋みが高まってしまうこともあります。
その渋みが好みの方にとっては、美味しく飲むことができますが、その渋みを好まない方は紅茶の種類を選ぶ必要があります。
紅茶独特の渋みが苦手な方は、セイロンティーとバーボンを合わせると良いでしょう。
セイロンティーは比較的渋みの少ない紅茶です。
これにバーボンのアーリータイムズを合わせると良いでしょう。
そうすることによって、紅茶独特の渋みが苦手な方でも、飲みやすくなります。
また、まろやかな紅茶割りにしたい方は、ダージリンにバーボンのエズラブルックスを合わせるのがおすすめです。
このように、紅茶とバーボンの種類を変えることにより、様々な紅茶割りの味が楽しめます。
それと、好みで紅茶のようにミルクやレモンを加えたりすることもおすすめです。
くつろぎたい時や寝る前などに、温かい紅茶割りを飲んで癒されましょう。
冷えた紅茶にも
紅茶割りは温かいものだけでなく、冷えた紅茶でも割ることができます。
特に、暑い夏などに冷えた紅茶とバーボンを合わせることはおすすめです。
紅茶の葉を使用して入れた紅茶とバーボンを合わせると美味しくなりますが、ペットボトルなどで販売されている紅茶と合わせても美味しく飲むことができます。
また、ペットボトルなどで販売されているミルクティーやレモンティーと合わせてみても良いでしょう。
まとめ
以上、バーボンのコーヒー割りと紅茶割りを紹介してきましたが、興味が湧きましたか?
興味の持たれた方は、ぜひコーヒー割りと紅茶割りを試してみてください。
そして、色々と試してみると面白いかもしれません。
また、コーヒー豆や紅茶の種類はたくさんあるので、色々な組み合わせを試してみると、新しい発見があるかもしれません。
しかし、飲み過ぎは体に良くありませんので、飲み過ぎに注意して、飲まない日(休肝日)を作ると良いでしょう。