深い味わいがとても魅力的なバーボンと言うお酒の味わいとは
バーボンと言うお酒をご存知ですか。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、バーボンは少しずつ日本人にも浸透しているお酒なのです。
その味わいはとても深く、他のお酒では感じることができない魅力がとても多くあります。
これからバーボンを知っていく人も、さらにバーボンの魅力を追及したいと考えている人にも、まずはバーボンの基礎を理解してみましょう。
バーボンと言うお酒とは
男性が飲むかっこいいお酒
バーボンにはどのようなイメージを持っていますか。
こう聞かれると、ほとんどの人はかっこいい男性が一人でゆっくり飲むお酒と言ったようなイメージを持つでしょう。
確かにバーボンはお酒が好きな男性が飲むようなイメージを持つかもしれません。
しかし、今こうした男性だけではなく女性の間でもバーボンの魅力が広がっているのです。
バーボンは強いお酒と言うイメージですが、実は口当たりがとても良く飲みやすい部類のお酒なのです。
まだ、一度もバーボンを口にしたことがない人でも、まずは一度ゆっくりその味を堪能してみることをおすすめします。
日本人には馴染みのないバーボンとは
バーボンは主にアメリカのケンタッキー州で作られているお酒です。
トウモロコシなどの穀物を原材料としていることが大きな特徴であり、お酒の種類としてはウイスキーの部類に入ります。
しかし、ウイスキーとは違いバーボンは法律により使用可能な原材料や、蒸留方法などがしっかり決められており、さらにアルコール度数など細かな規定をクリアーしなければバーボンだと名乗ることができないようになっているのです。
さらに熟成時に使用する樽自体も新樽を使うことと規定されています。
また、その樽はしっかりと内部を焦がすと言った工程を行わなければならないため、ボーボンを作るのはとても大変なことなのです。
これだけ手間をかけて、やっとバーボンと名乗ることができますので、とても美味しいお酒に仕上げることができると言うことです。
まだ日本人にはあまり馴染みはないかもしれませんが、これほど手間をかけると言ったことを考えれば、日本人が好みやすいお酒だとも言える存在でしょう。
バーボンの上手な飲み方とは
さまざまな物で割ることができる
バーボンはそのままストレートで飲むと言ったイメージが強いかもしれませんが、実はさまざまな物で割って飲むことができるお酒です。
スコッチなどと同じように、水だけではなくソーダ割りなどでも楽しむことができます。
一般的なウイスキーと同じような飲み方ができるため、ハイボールのようなイメージでも飲むことができるでしょう。
これは日本人が好む飲み方と言うわけではなく、本場のアメリカでも同じようにさまざまな物と割って飲んでいます。
カクテルの材料としても人気であり、コーラを始めとしてさまざまな炭酸飲料で割って飲むのも人気の飲み方です。
アメリカではストレートバーボンで注文して、チェイサーにコーラを頼むと言う方法も珍しくはありません。
自分自身が最も美味しいと感じることができる飲み方をするのが、バーボンの魅力を最大限に引き出してくれる飲み方なのかもしれません。
バーボン代表的な銘柄5選
ブラントン
ブラントンはボトルのキャップが騎手と競走馬というとてもユニークなボトルをしているため、覚えやすいバーボンだと言える存在でしょう。
ブラントンの味はとてもパワフルであり、重厚感を感じる舌触りが特徴的です。
さらにこのブラントンは、一つの樽の物だけをボトリングしているシングルバレルと呼ばれる方法を採用しているため、樽ごとの味の違いも楽しむことができます。
数あるバーボンの銘柄の中でも、ワンランク上を目指したバーボンだと言える存在です。
ジムビーム
ジムビームは、世界で広く愛されているバーボンだと言えます。
バーボンが好きな人であれば、このジムビームを知らない人はいないでしょう。
世界120カ国以上で飲まれている銘柄であり、シェアはおよそ40パーセント以上と言われているほど高い人気を誇っているまさにバーボンの代表です。
実はこのジムビームは銘柄を保有していた会社を日本のサントリーが買収したため、日本でも手軽に入手することができるようになった銘柄なのです。
日本人にも身近になっているジムビームは、飲みやすいバーボンなので初めての人にもおすすめできるバーボンです。
フォアローゼス
フォアローゼスは、異なる多くの香りから原酒を製造し、それらを上手に混ぜ合わせて完成させるバーボンです。
この香りは10種類も存在していますので、とても奥の深い味わいになります。
フォアローゼスと言うバーボンの名前の由来はとても有名で、このお酒の創業者が一目惚れした女性にプロポーズした際のエピソードに由来していると言われています。
お酒自体にも、そしてこの銘柄の由来自体にも奥の深さを感じることができるバーボンだと言えるでしょう。
I.W.ハーパー
I.W.ハーパーは、バーボンをあまり知らない人でも聞いたことがある銘柄でしょう。
多くの銘柄の中でも、バーボンとしての飲みやすさを追求した銘柄だと言えます。
通常のバーボンよりトウモロコシの使用比率を高めに設定しているため、とてもまろやかで甘みある口当たりが特徴的です。
さらに過去に多くのメダルを獲得しているバーボンと言うことも、人気が高まっている一つの理由でしょう。
今でもラベルにはそのメダルが描かれており、人気の高いバーボンの銘柄であることをしっかり主張しています。
バーボンにあまり詳しくない人でも、まずはこのI.W.ハーパーから試してみることをおすすめします。
ワイルドターキー
ワイルドターキーは、まさにバーボンを代表する銘柄だと言えるでしょう。
他のバーボンに比べて上限アルコール度数がかなり低いア度数で蒸留していることが大きな特徴ですが、これはなるべく加水量を少なくさせるために工夫されていることです。
ワイルドターキーは、バーボンとはどんなお酒なのか知る上では、まさに基本となる味となる存在です。
そのため、バーボンが置いてあるお店であればどのようなお店でも味わうことができるため、広く知られている銘柄になっています。
バーボンを美味しく味わうには
やはりまずはストレートで味わう
バーボンを美味しく味わうには、やはりまずはストレートで飲んでみることをおすすめします。
とくに初めて飲む銘柄の場合には、少量でも構いませんのでストレートで味わってみましょう。
バーボンの味が分かってくると、その銘柄の樽自体の味が理解できてきます。
樽の味わいとはウッディーな香りだけではなく、少しバニラフレーバーを感じさせてくれる物までとても幅広いのです。
こうした味を楽しむにはやはりストレートでなければいけません。
また、バーボンをストレートで飲む場合には、少量でも少し時間をかけて飲むことをおすすめします。
時間が経ってくることで、味に少しずつ変化が現れていきますので、さらにバーボンの深みを感じさせてくれるようになってくるでしょう。
まとめ
一口にバーボンと言っても、実はとても多くの銘柄が存在しています。
それぞれの銘柄に深い味わいがあることが特徴的であり、バーボンが好きな人はその樽の味を楽しむこともできます。
しかし、初めてバーボンを飲む場合にはまずは香りから感じてみるようにしてみましょう。
何かと割って飲むのではなく、まずはストレートでその味わいをしっかり感じてみましょう。