バーボンデビュー! バーボンおすすめの飲み方とおつまみ!
定番のカクテルやビール・焼酎などにはもう飽きてしまった方。
また新しいお酒を覚えたいと思っている方。
実はバーボンというとっても美味しいお酒があるんです。
飲んだことのない人も、クセが苦手な方もおすすめの飲み方や合うおつまみさえわかれば、すぐにでも飲めるようになります。
幅が広がることで更にお酒が楽しくなりますよ。
バーボンとは
世界120カ国以上の国で親しまれているバーボン 。
バーボンとは、アメリカのケンタッキー州を中心に生産されているウイスキーの一種で、原料の51%以上がとうもろこし、アルコール80度未満で蒸留しオーク樽で熟成させたものを言います。
歴史は1789年まで遡り、エライジャ・クレイグ牧師によって作られ始めたのが最初といわれています。
バーボンは「アメリカの偉大な発明品」と宣言されるほどにアメリカ人に愛され、またアメリカを支えてきたお酒です。
おすすめのバーボン
ワイルドターキー
バーボンの代名詞といえばワイルドターキーです。
バーボンは比較的甘味が強いことが特徴ですが、このワイルドターキーは甘さが控えめで味わいが豊かという特徴があります。
これはコーンの比率を低めに抑える手法をとっているからです。
度数は50.5度と高めなのですが、そのインパクトのある味わいを楽しむためにもストレートかロックで楽しむのがおすすめです。
ただ辛口なので初心者には飲みにくいと感じる方もいるかもしれません。
フォアローゼス
フォアローゼスは1888年にポール・ジョーンズが創業したフォアローゼズ蒸留所が製造しているバーボンを言います。
とうもろこしやライ麦を使っているので香ばしい甘い香りがします。
そのバラの花をもイメージさせる華やかな香りがこのお酒の特徴で、またスパイシーな味わいとよくマッチしており大変飲みやすいバーボンです。
また値段もかなり安いので手が出しやすいのも魅力です。
ジムビーム
ジムビームといえば世界で最も売れているバーボンです。
世界市場におけるシェアの約41%をも占めています。
値段も手ごろで、またバーボン特融の癖がなくコーン由来の香ばしさと甘さを引き出したマイルドな口当たりで、バーボン初心者にも飲みやすいところが魅力です。
ストレートでもロックでもハイボールでもおいしく飲むことができるのが嬉しいところです。
オールドグランダッド
1796年誕生した「偉大なるおじいちゃん」という意味を持つこのバーボンは、コーンの比率を下げてライ麦を多く使用して造られます。
アルコール度数57度もありかなりガツンときますが、この手法により重厚な味わいに加え、甘味のある香りと麦の香ばしい風味が特徴です。
ジャックダニエル
テネシー州で作られるバーボンで、別名テネシーウイスキーとも言われます。
サトウカエデの炭で濾過するという独特の特徴があり、芳醇でまろやかな味わいで、とても甘い香りがするのが特徴です。
バーボンは苦手という人でもこのジャックダニエルは美味しく感じられる人が多いです。
バーボンの飲み方
バーボンはいろいろな飲み方が楽しめるのも魅力の一つです。
定番の飲み方はもちろん、自分に合った飲み方を探すのも楽しみの一つです。
ではどのような飲み方があるのでしょうか。
ストレート
バーボンをそのままグラスで飲む飲み方です。
ストレートで飲む利点はバーボン本来の味を楽しむことが出来ることです。
バーボンはアルコール度数が高いので、チェイサーを準備しておくとより味わいを楽しむことが出来ます。
オンザロック
バーボンに氷を入れて飲む飲み方です。
ストレートではウイスキーの匂いやクセが強すぎる、という方におすすめな飲み方です。
氷は細かいものだとすぐ溶けてしまうので、大きめの氷を使う方がバーボンの香りを楽しめます。
ソーダ割り
バーボン初心者にはソーダ割りから入るのがおすすめです。
バーボン1に対して、ソーダ2の比率で作るのが定番で香りを楽しみたいという方は、この程度のやや濃い目に作るとちょうど良いですのです。
飲みやすさ重視であれば、ソーダを3程度が飲みやすいです。
他のおすすめの飲み方
梅干しソーダで割るのもおすすめです。
バーボンのお酒の臭さを梅干しによって消すことが出来ます。
グラスに梅干しを一粒入れ、あとはお好みの量ソーダを入れれば完成です。
またオレンジジュースで割るのもサッパリとした味わいになって飲みやすいです。
他にもライムを絞ったり、チェリーを入れたりと果物がよく合います。
バーボンのおつまみ
バーボンをより美味しく飲むにはおつまみも重要になってきます。
基本的には甘めのバーボンには甘いもの、辛めのバーボンには辛いものが合うと言われています。
では具体的にどのようなおつまみがあるのでしょうか。
ナッツ
定番ですがナッツは合います。
アーモンド、カシューナッツ、くるみ、グリーンレーズン、ジャイアントコーン、バターピーナッツ、ハニーピーナッツなどたくさんの種類がありますので、バーボンの味によって変えることが出来るのもおすすめです。
またBARなどには必ず置いてあるのも嬉しいところです。
燻製・ビーフジャーキー
バーボン自体にスモーキ感があるので、独特の風味と塩気のある燻製やビーフジャーキーはバーボンとても良く合います。
特に香りの強いタイプ、辛口のバーボンには相性抜群です。
自家製で燻製やジャーキーを作ることも出来ますので、家でバーボンを飲む方にはおすすめかもしれません。
ドライフルーツ
ドライフルーツは果糖の甘みと、フルーツと酸味が凝縮されています。
そのため、フルーティな味わいのあるバーボンにはとても良く合います。
特にオレンジピールにチョコレートをかけたおつまみなどは、酸味と甘みが調和してとても美味しいです。
他にも干しブドウやドライいちじくがおすすめです。
チーズ
おつまみの代表格と言えばチーズ。
年齢を問わずに人気があるおつまみです。
さまざまなフレーバーのチーズがあるので、バーボンの味と合わせることが可能です。
カマンベールチーズのようなトロリとしたチーズも合いますが、燻製させたかためのチーズも良く合うのでおすすめです。
チョコレート
実はチョコレートはバーボンと相性が良いのです。
カカオの苦みと甘さがバーボンととても合います。
とくにビターチョコレートがおすすめです。
ビターチョコレートは、チョコレートを食べた後の余韻と共にバーボンを楽しむのが良いです。
これも家で飲むときに用意しやすいおつまみなのが嬉しいところです。
和風のおつまみ
実は日本人が大好きな魚もバーボンに合うおつまみです。
鰹のたたきやサバの味噌煮、サンマの蒲焼などはその甘味が辛口のバーボンと良く合います。
他にも日本人になじみのある牡蠣。
実はこの牡蠣もスモーキーなバーボンと牡蠣の磯の香りがマッチして相性抜群なのです。
あとは意外かもしれませんが煮物なども合います。
そのため冬には煮物やおでんなど食べ慣れた和の味にバーボンを添えるのも有りなのです。
まとめ
バーボンは他のお酒に比べるとクセがあるお酒ですが、このように比較的飲みやすいものからバーボンに合うおつまみもたくさんあります。
これを機会に是非日本にはない粗削りで且つバランスの取れたバーボンの味わいを楽しんで欲しいです。
きっとお酒の幅だけでなく、おつまみの幅も広がると思います。
とくにBARで飲むバーボンは味も雰囲気も格別ですよ。