気軽に飲めるリーズナブルなバーボン6種
一口にバーボンと言っても様々な種類があります。
アメリカウィスキーの代表格でもあり、その名前の由来はアメリカ独立戦争の時にブルボン王朝のフランスが味方したからと言われています。
この時ケンタッキー州の郡の一つがバーボン郡と名付けられました。
1789年より続くバーボンの歴史、今宵はバーボンで乾杯というのはいかがでしょうか。
よく見かけるおすすめバーボン
まずは気軽に楽しめるリーズナブルなバーボンから試してみることをおすすめします。
例えば最近CMでもよく目にするのが「ジムビーム」です。
200年以上の歴史を持つ蒸留所で醸しだされたバーボンであり、現在でも蒸留所責任者はビーム家の当主が務めています。
日本ではサントリーから発売されており、甘く爽やかな飲み口でバーボン特有の香味を感じられます。
炭酸との相性も良いのでレモンなどの柑橘類とあわせたハイボールがおすすめです。
「アーリータイムズ」は1860年に誕生したブランドで現在では厳密にいうとケンタッキーウィスキーなのですが、日本ではアサヒビールからバーボンとして販売されています。
このアーリータイムズもバーボン特有の甘い口当たりでなおかつ華やかな香味が楽しめます。
華やかなイメージのイエローとよりバーボンらしさの強いブラウンの2種類のラベルがありますので飲み比べてみると味わいの違いが楽しめることでしょう。
「フォアローゼス」その名の通り美しい四輪の薔薇がラベルに描かれたバーボンでキリンビールが販売しています。
フォアローゼスの名前の由来については諸説あるようですが、名は体を表すという通りで、咲き誇る花を感じさせるような華やかな香りと果実味豊かな味わいのバーボンです。
まずは定石通りにストレートから味わってみる、そしてほんの少し水を加える、最後に氷を入れる、この順番で飲んでみると香りが開いていく感じを味わえるでしょう。
日本ではあまり宣伝していないバーボン
前述のバーボンに比べて日本国内での広告をあまり見かけませんが、ヘブンヒル社はアメリカでトップクラスの生産量を誇るウィスキーメーカーです。
取り扱うブランドも多くウィスキーをはじめとしてウォッカやラムに至るまで製造する総合リキュールメーカーといった感じです。
その中でも「ヘブンヒルオールドスタイル」はとてもポピュラーな商品であり、淡い色合いが特徴で華やかな香りと滑らかな飲み口のバーボンです。
「ジムビーム」のビーム家との関係も深くビーム家の人間がマスターディスティラーを務めるほどです。
探してみるとこんなバーボンもあります
「ケンタッキージェントルマン」こちらはヘブンヒルと同様にケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンにある蒸留所で作られています。
他のバーボンに比べて甘さ控えめでアルコール感を強めに感じるお酒で、すっきりした味わいを楽しめます。
名前の通りに紳士的なバーボンです。
「ジョンハミルトン」バーボンの原酒であるレッドリカーを初めて蒸留したとも言われるジョンハミルトンの名前を冠したバーボンです。
ヘブンヒル社の原酒も使用し独自の熟成・ブレンドを行っています。
ライトな口当たりでバーボン特有のクセがあまり無く、飲みやすい一品です。
「マークトウェイン」トムソーヤーの冒険で有名な作家マークトウェインの名を冠したバーボンです。
ラベルにはマークトウェインというペンネームに由来する蒸気船が描かれており古き良きアメリカの雰囲気が伝わってくるようです。
こちらもフルーティーな甘さと香りが楽しめるクセの少ない飲みやすいバーボンです。
まとめ
他のウィスキー同様にバーボンも様々な種類があり、味・香りともにそれぞれの個性があります。
とても奥深い世界が広がっていると思いますが、まずは気軽に楽しめるリーズナブルな価格帯の商品からいくつかご紹介しました。
私もシングルモルトウィスキーにハマッたことがありますが、今度はバーボンにもハマッてしまいそうです。
よろしければご一緒にいかがでしょうか。