ロングセラーのアメリカン・スタンダード・バーボン「アーリータイムズ」
バーボン好きなら一度は飲んだ事がある、アーリータイムズ。
コストパフォーマンスに優れていながら、なかなかの飲みやすさが人気ですね。
定番の銘柄だけに見落としがちですが、イエローラベルやブラウンラベル以外にも、新しいものが色々と登場しています。
今回は、そのアーリータイムズの定番以外のものを紹介してみます。
アーリータイムズ ブラインドアーチャー
人気のフレーバードウイスキー市場に、このアーリータイムズも参戦しました。
日本では酒税法の関係でリキュール表示になっていますが、メーカーによるとフレーバードウイスキーの位置づけとの事です。
ブラインドアーチャーとは、目隠しをした弓使いという意味で、弓の名手と言われるウィリアム・テルが、目隠しをして息子の頭の上に置いたリンゴを射抜いたという話に由来しているそうです。
味は、アーリータイムズをベースに青リンゴとシナモン味をプラスしているので、やはり少し甘く感じます。
飲食店での若者をターゲットに開発されたとの事なので、甘くフルーティーな飲みやすい物になっているのでしょう。
デザートドリンクとしてストレートやロックで少し飲んだり、フルーティーさを生かすように炭酸ジュースなどで割って飲むのもおすすめです。
アーリータイムズカモフラージュ
新シリーズ「ハンターズ・エディション」と銘打って登場した、アーリータイムズカモフラージュ。
迷彩柄のボトルデザインに惹かれて購入しましたが、おそらく中身は定番品と同じものではないでしょうか。
容量が少し違いますが、これはボトルデザインによるものでしょう。
気になるのは、バーボンといった記載が無い事で、ケンタッキーウイスキーとは書かれているのですが、バーボンの字が見当たりません。
この数年アメリカ国内においては、アーリータイムスはバーボンと記載して販売しておらず、ケンタッキーウイスキーとだけ記載しているんです。
並行輸入物ならではといった感じがしませんか?
ちょっと変わったボトルで飲んでみようという方にはおすすめです。
アーリータイムズ 354
取得した連邦許可番号#354から命名したというバーボンで、レトロなボトルとラベルデザインが良い感じです。
飲んでみた感想は、ブラウンラベルに似ている気がします。
イエローラベルほどピリっとせず、ややマイルドな飲み口。
香りは少し甘く、徐々にバニラのような香りを感じます。
ひと口飲むとスパイシーで華やかな印象です。
イエローラベルやブラウンラベルと比べると、コストパフォーマンスは悪いかもしれませんが、アーリータイムズ・ファンなら一度は飲んでおくべきではないでしょうか。
目新しいバーボンを探してる方におすすめします。
アーリータイムズ ファイヤーイーター
赤と白のストライプが目立つカーニバル仕様のラベルに、大きくファイヤーイーターと書かれています。
こちらもフレーバードウイスキーになっていて、シナモン味が効いています。
ブラウン・シュガーを使用との事なので、やはり甘く少しカラメルを感じる味付けです。
しかし、アーリータイムズはシナモンが好きですね。
シナモン好きの方におすすめしたいと思います。
手頃な値段で売られていますので、話のネタに一本いかがでしょうか。
アーリータイムズミントジュレップ
アーリータイムズは、バーテンダーから仕事を取り上げてしまいました。
ミントジュレップは、ウイスキーとミントの葉、砂糖と少しの水、そしてクラッシュドアイスで作るカクテルですが、クラッシュドアイスとこのアーリータイムズミントジュレップがあれば、それを簡単に作ることができてしまいます。
その上、なんとも飲みやすく仕上がるんです。
フレーバードウイスキーだとどうしても甘いものが多いですが、これはこのまま飲んでもちゃんとスッキリとしたカクテルの味がします。
本格的なミントジュレップを作るには、少しの知識とテクニックが必要なので、それが面倒な方にはこちらをおすすめです。
まとめ
アーリータイムズのラインナップに、少しでも興味を持っていただけたでしょうか。
日本では未発売の物なども、今ではネットショッピングで簡単に購入できます。
アーリータイムズはアニバーサリーボトルを発売することもあるのですが、そういったものは限定品で、中身もグレードアップされた物を使っています。
バーボンファンとしては、どうにか入手して飲んでみたいですよね。
また、今後アーリータイムズからどんな商品が発売されるのか楽しみですね。