ウイスキーの楽しみ方
ウイスキーというと少し年配の方や本当に好きな人しか飲まないといったイメージがあるかもしれません。
ウイスキーはちょっと独特な味わいがあるので好みが分かれてしまいにあまり進んで飲まないという方もいるかもしれませんが飲み方によって自分好みの深い味わいへと変化します。
お酒が好きな人ならきっとウイスキーの飲み方を知ることでお酒の楽しみがさらに広がるのではないでしょうか。
ウイスキーとは
まずはウイスキーとはどんなお酒かと言うと蒸留酒と呼ばれ古くは1200年代からあるお酒です。
ビールと同じように作られますが、発酵させた後にさらにアルコール度数を上げるために蒸留することで余計な水分を飛ばしてアルコール度数の高いウイスキーが作られます。
ビールなどの醸造酒がだいたい20%のアルコール度数なのに対し蒸留酒は96%まで上げることが出来ます。
このためビールは飲めるけどウイスキーはきついと感じる人がいるのです。
アルコール度数の高いお酒ですので、あまり飲みなれてない方やきついお酒を好まないといった方にはおすすめできないお酒かというとそうではありません。
ウイスキーはストレート以外にも美味しく飲めるお酒で自分で氷や水で調節しながら飲むことができます。
きつめなお酒が好きな人でもちょっとお酒を楽しみたいという方にも幅広く飲んでいただけます。
それではウイスキーの飲み方をご紹介いたします。
定番のハイボール
とてもよく飲まれている飲み方でご存知の方も多いと思います。
料理との相性が良く炭酸がさっぱりしたごくごく飲みたくなる味わいになります。
作り方はウイスキーとソーダを1:3~4程度で混ぜすぎないで炭酸を生かすのが美味しく飲むポイントです。
ソーダ水以外にもジンジャエールで割ればまた違った味わいが楽しめます。
女性にもおすすめの飲み方です。
本来の味をたのしむなら
ウイスキー本来の味を楽しむならストレートです。
お酒と時間を楽しみたいという方にピッタリです。
口に広がる深い独特の香りと美味しさが特別な時間を過ごさせてくれるでしょう。
香りを存分に楽しむならトワイスアップ。
ウイスキーと同量の常温の天然水で割ります。
ゆっくりと香りが上がってきて口を付ける前からウイスキーを味わえる飲み方です。
脚つきのグラスで飲むといいでしょう。
氷で楽しむ
氷を溶かしながら味の変化を楽しむオン・ザ・ロックス。
大きな氷で徐々に自分の好みの味を見つけることや時間の流れを楽しむ飲み方です。
よく見る大きな丸い氷はこちらの飲み方です。
また飲んでみたいけどストレートはきついなという方は1:1の水割りに氷を入れて飲むハーフロックもあります。
どちらも時間をかけてゆっくりと味が変化するのでお好みで選ぶといいでしょう。
水で楽しむ
ウイスキーの水割りもよく見かける飲み方です。
適量の氷とウイスキーと水1:2くらいをよく混ぜて作ります。
美味しい水割りの飲み方とされていますが氷で調節したり水の量を変えて自分に合ったウイスキーをつくりやすい飲み方です。
ちょっと変わった飲み方をしたいという方は、グラスに氷と水を注ぎその上からマドラーを通してウイスキーを落とす見た目が美しいウイスキーフロートがおすすめです。
そのまま混ぜずに飲むので一口ごとに味わいが変わって最初から最後まで楽しめます。
暑い日や寒い日にも
クラッシュアイスを使ったミストという飲みかたもおすすめです。
良く冷えたグラスが霧のように白く見えることから名付けられていて、レモンピールを入れることでさっぱりとし経味わい暑い日にはよく合うのではないでしょうか。
またサム日におすすめなのがホットウイスキー。
ウイスキーとお湯1:2~3くらいで軽く混ぜて作ります。
シナモンスティックやジャムなどのトッピングをするとより一層美味しくいただけます。
自分だけのオリジナルのホットウイスキーを作る楽しみもあります。
カクテル
甘みのあるウイスキーはカクテルでいただくのもおすすめです。
マンハッタンやニューヨークといった有名なカクテルもありますが、ウイスキーのカクテルのレシピは数多くコーヒーに入れる飲み方だったり、ジュースに入れても美味しいです。
少量お好みの飲み物に混ぜるのもいいですし柑橘系との相性抜群なのでレモンやオレンジリキュールなど使って自分で作ってみるのもウイスキーの楽しみ方の一つです。
ウイスキーは苦手だけどこういった飲みかたなら好きっていう方も少なくないのではないかと思います。
ぜひお試しください。
まとめ
ウイスキーはアルコール度数が高く敬遠されてしまうこともありますが飲み方が豊富で味わい深いからこそ性別や年齢関係なく誰でも楽しめるお酒です。
飲みかたで全く違った味わいを見せてくれるウイスキーは、同じ人でも気分等によっても飲みかたを変えて楽しめて味わいの変化は年齢を重ねてもずっと飲み続けられるそんなお酒ではないでしょうか。