ウイスキーを冬に美味しく飲もう!冬におすすめのウイスキーの飲み方4選
季節は冬に向かい、日に日に寒くなってきております。
寒い日に飲むお酒と言えば、熱燗や焼酎のお湯割りを思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか。
でもちょっと待って下さい。
寒いからこそウイスキーがおいしく飲める季節なのですよ。
ウイスキー大好きな方はもちろんの事、ウイスキーをあまり飲んだ事がない、飲まず嫌いをしている人達にもおすすめができる冬のウイスキーの飲み方を紹介していきます。
ホットウイスキー
今や冬の定番となっているウイスキーの飲み方です。
お湯で割られたウイスキーの濃厚な香りは蒸気と共に上がっていき、柔らかく包み込んでくれます。
トッピングはレモン・ライムなどの柑橘系が最もマッチします。
また、シナモンやハーブ、ジャム等を入れても美味しく飲めます。
自分好みのトッピングが出来るのもホットウイスキーの魅力ですね。
おすすめなトッピングは疲労回復効果も抜群なはちみつです。
ウイスキーの苦味とはちみつの甘みが合致して、それらが寒く凍えた身体を癒してくれる事でしょう。
最低でもウイスキーとお湯があれば出来てしまうので、お家でも簡単に作れます。
ウイスキーとお湯の比率は個人差があるので、ハーフ&ハーフが好みな方もおられるでしょうけど、万人が飲みやすい比率で言えば1:3がベストでしょう。
ストレート
一見玄人向けの飲み方で、ウイスキーをあまり飲まない人やお酒の弱い人からは敬遠されるかもしれません。
しかしこれほどウイスキーの深い香りと味わいを楽しみながら、かつ身体が温まる飲み方はございません。
ウイスキーはビールやサワーとは違い、アルコール度数が40%前後のものが多いです。
どんなにお酒が強い人でも40%のアルコールをビールのようにグビグビ飲める人はそうそういません。
どのように飲んでいるのかといいますと、少量を口に含み、ゆっくり少しずつ飲んでおります。
口に含んだウイスキーを飲んだ後は「チェイサー」と呼ばれる水を飲みます。
このチェイサーを飲む事で、ウイスキーの香りが口の中に広がり、リフレッシュされます。
上記の通りウイスキーはアルコール度数が強いので、一口飲んだだけでも身体がポカポカに温まります。
そこで更に冬におすすめしたいのが、チェイサーを暖かいものにするのです。
ウイスキーを飲んだ後に暖かいチェイサーを飲むと、口の中に広がる香りがより多くなり、味わい深くなります。
普通のお湯でも暖まりますが、暖かいお茶で飲んでもおいしく頂けます。
この組み合わせで飲んだら寝るまで身体が温まっているのは間違いなしです。
これを機に、ストレートを飲んだ事がない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ジンジャーハイボール
ジンジャーハイボールというと、どのようなものを想像しますでしょうか。
恐らくウイスキーのジンジャーエール割りを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、ここで言うジンジャーハイボールは、ハイボールに生の生姜を入れるのであります。
生姜をすりおろしにして入れるもよし、千切り・輪切りにして入れるもよしです。
生姜を使う際は、皮を剥かないで使うと風味が更に良くなります。
寒いけれど喉越しスッキリなウイスキーを楽しみたい。
冷たいのだけれど、生姜がそのまま入っているので身体はポカポカ。
最初の乾杯にも締めの一杯にも飲めちゃいます。
正に一石二鳥な飲み物でございます。
また、割る物は普通の炭酸水だけではなく、ジンジャーエールやトニックウォーターでも美味しく頂けます。
特にジンジャーエールで割って生の生姜を入れるとより味わい深くなりますね。
また、生姜は先に紹介したホットウイスキーに入れてもおいしく味わえるかもしれませんね。
ウイスキーベースカクテル
カクテルにはウイスキーをベースにしたものも多々あります。
お酒が弱くウイスキーを飲むには抵抗があるけど、カクテルになれば飲めるかもといった方や、普段ウイスキーを飲まない女性の方にもおすすめ出来ます。
ウイスキーベースのカクテルから始まり、ウイスキーにたどり着いた人もいるので、ウイスキーの登竜門として飲んでみるのもよいでしょう。
ウイスキーの重厚な香りや味わいは、カクテルとなっても残っているので、それらを味わえるのも魅力です。
その中でも身体が温まる、冬にピッタリなウイスキーベースカクテルをさらに4種類紹介していきたいと思います。
ホット・ウイスキー・トディ
あらかじめ温めておいたタンブラーやマグカップに角砂糖を入れて、それをお湯で溶かします。
その後カップにウイスキーを注ぎ、お好みの濃さになるまでお湯を注ぎます。
最後にレモンスライスとクローブを添えれば出来上がりという、非常にシンプルなカクテルです。
砂糖のほのかな甘みと、レモンの酸味が相まって、飲むと身体中を優しく包み込むように暖めてくれます。
基本的なレシピでは中口となっておりますが、砂糖の量で調整が可能なので、お好みに合わせて下さい。
カウボーイ
バーボンウイスキーを生クリームや牛乳で割って作る、シンプルなカクテルです。
ウイスキーと牛乳って合うの?
と思われがちですが、その味わいは牛乳の甘さとウイスキーの辛さが絶妙にブレンドし、非常に口当たりがよく飲みやすいカクテルとなっております。
使う材料はウイスキーと生クリームもしくは牛乳、砂糖だけなので、家でも簡単に作れます。
牛乳はホットにしてもおいしく飲めるので、寒い冬にもピッタリです。
また、牛乳の色が外の雪と同じ色をしているので、そういった所でも季節を楽しむ事が出来ますね。
アイリッシュコーヒー
名前の通り、アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒー、砂糖、生クリームを入れたカクテルです。
材料をご覧の通り、甘めな味わいとなっており、初心者にも飲みやすいです。
こちらも家でも簡単に作れるので、寒い日にはアイリッシュコーヒーで身体を温めてから眠りに付くのもいいのではないでしょうか。
ちなみに作り方は、グラスやカップに角砂糖もしくはブラウンシュガーを入れ、コーヒーを注ぎ溶かした後、アイリッシュウイスキーをお好みの量を入れ、生クリームをフロートさせます。
上に生クリームが添えられるため、黒と白の色合いがシンプルかつ美しいです。
正に夜の中の雪景色といった様子で、見た目的にも冬を味わえる粋な一品です。
ホット・ウイスキー・ティー
先程のホット・ウイスキー・トディと名前が似ておりますが、こちらはアイリッシュウイスキーに紅茶を入れて作ります。
別名アイリッシュ・アフタヌーンといいます。
コクのある味わいを持つウイスキーと、深い香りの紅茶は相性が良く、とても心地よい気分にさせてくれます。
基本的な材料はアイリッシュウイスキー、紅茶、アマレット、シナモンスティックとなっております。
アマレットとはアーモンドのような香りを持つリキュールの事で、あまり馴染みのないものかもしれません。
アマレットがなくても作れますので、こちらも家で簡単に作れるカクテルと言えるでしょう。
紅茶を入れる時は、香りが飛ばないようゆっくり入れ、混ぜる時もゆっくり混ぜるのがコツです。
また、紅茶により味わいが大きく変わりますので、様々な種類の紅茶で試してみるのも面白いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ストレートからウイスキーベースカクテルまで、幅広く紹介をしてみましたが、何か気になるものはございましたでしょうか。
ウイスキーには様々な飲み方があり、季節に合った飲み方も出来ます。
ウイスキーを普段あまり飲まない方々は、自分が飲んでみたいと思う飲み方で挑戦してみて下さい。
また、ウイスキー通だけど、カクテルは飲まないという方も、一度ウイスキーベースカクテルを試してみるのもよいかもしれませんよ。
寒い冬は、ウイスキーを飲んで乗り切りましょう。