ハイボール好きにもおすすめ!本格的にウイスキーを楽しんでみよう!
度数も高いし、少ないのに高価だし、なんとなく大人の飲み物というイメージもあるウイスキー。
でも、居酒屋などで気軽に飲めるハイボールも立派なウイスキーです。
もう少しだけ背伸びして本格的にウイスキーを楽しんでみませんか?
今回はハイボールの次のステップという観点から、おすすめのウイスキーの楽しみ方をご紹介します。
ハイボールといえばやっぱり
広く知られるハイボールとして知られるのはやはり角ハイボール。
CMや店頭で見かけることも多い銘柄です。
正体は「角瓶」というウイスキーを炭酸水で割った飲み物です。
角瓶はスコットランドのウイスキー、スコッチの流れを汲む国産のウイスキーです。
ハイボールで興味を持ち、もっとウイスキーを楽しんでみたいという方におすすめなのがこのスコッチというカテゴリーです。
では、どんな銘柄を選べばいいのか、どんな飲み方で飲めばいいのかをご紹介します。
ロック?水割り?トワイスアップ?
一口にウイスキーと言っても飲み方は様々です。
ご存知、ハイボール。
ウイスキーをそのまま注ぐストレート、氷で冷やして飲むロック、氷を入れたグラスに冷水とウイスキーを注ぐ水割り。
トワイスアップは常温の水とウイスキーを1:1に割ります。
様々な飲み方がありますが、まずはロックをおすすめしています。
理由としては、ハイボールの延長として冷たいお酒を楽しめること。
また、氷が溶けていく過程の味の変化を楽しむことができるということです。
飲んでいる間に氷が溶けて水になることで初めのうちはストレートのように、徐々に水割りのように変化を楽しむことが出来るわけですね。
ストレートはウイスキーの旨味を余すこと無く味わうことが出来ますが、その強いアルコール度数ゆえに喉にカッと来る感じが苦手という方も多いです。
自分の好みの銘柄が見つかったら色々飲み比べて見るのも面白いかもしれません。
同じお酒のはずなのに飲み方で結構味が違うことを感じるのはなかなか楽しいですよ。
初めに試していただきたい定番銘柄
バーや酒屋でずらっと瓶が並んでいるシーンを思い浮かべる方もいるかと思います。
それぞれが小難しい横文字で、色々なバージョンがあって混乱してしまうのも無理がないことかと思います。
その中から、初めに試してみていただきたい定番の銘柄をご紹介します。
ザ・グレンリベット、グレンフィディック
まずはスコッチの王道、ザ・グレンリベット。
癖も少なく味の評価の基準にする人もいれば、最初の一本におすすめされることも多い銘柄です。
比較的飲みやすい感触であり、歩いていどちゃんとウイスキーを扱っている場所であれば必ずと言っていいほど置いてあります。
これはモルト(大麦麦芽)を原料として一つの蒸留所で作る、シングルモルトと呼ばれるウイスキーです。
同じく有名な銘柄にグレンフィディックがあります。
どちらも飲みやすい銘柄ですので片方が気に入ったらもう片方も、と飲み比べてみるのもおすすめです。
ボウモア
では、そのシングルモルトのウイスキーからもう一つ紹介させていただきます。
アイラ地方の蒸留所で作られたウイスキーはスコッチを語る上では外せません。
独特の風味に最初はびっくりしますが、好きになってしまうと癖になります。
このタイプからはじめにおすすめしたいのはボウモアです。
独特の煙たい風味、なんとなく塩気のあるような刺激と、ウイスキーらしい甘みのある筆者の大好きなウイスキーです。
ラフロイグ
もっと刺激的なものをお好みの方におすすめしたいのがラフロイグ。
変わった味のウイスキーとしての知名度が高く、正露丸の香りがする等と言われることも多いですね。
ボウモアよりも強烈な独特の風味を感じることが出来るかと思います。
追求したハイボールは絶品
実は先ほど紹介したボウモアやラフロイグはハイボールに仕上げても美味しいのです。
独特の味は炭酸のさっぱり感で和らげられ、その特徴的な香りはよりふわりと香るようになります。
炭酸で割ると、ロックの時にあった重厚感は影を潜めて、ビターだけれども爽やかな一杯に生まれ変わります。
筆者はバーの最後の一杯にラフロイグのハイボールをお願いすることが多いです。
「高価な酒を炭酸で割っちゃうの!?」と思う方も居ると思いますが、ご興味があれば是非一度試してみていただきたい飲み方です。
まとめ
今回は私が最も好むウイスキーであり、是非おすすめしたいスコッチ・シングルモルトというカテゴリーに絞ってのご紹介になりましたがいかがでしたでしょうか。
シングルモルトの他には複数の原料を使うブレンデッドと呼ばれる分類のウイスキーもあります。
スコッチ以外にも産地によって分類されることもあります。
ウイスキーのうんちくの世界は広く一言では語れないのですが、もしご興味があれば調べてみてください。