ウイスキーを家で楽しむちょっとしたコツとアイデア
ウイスキーを飲むシチュエーションというと皆様はどんなシーンを想像するでしょうか。
「薄暗いバーでヒゲのおじさんがちびちびと飲んでいる」「居酒屋でアツアツの揚げ物とハイボールをカッと流しこむ」「葉巻を咥えながら書斎でしっとりと飲む」どれも素敵なシチュエーションだと思います。
しかし、自宅で気軽に飲んでも美味しいお酒なのです。
風呂あがりにサッカーを見ながらでも、本を読みながらでも、電話をしながらでも楽しむことが出来ます。
今回はウイスキーのハードルをグンと下げて、気楽に楽しむことが出来る飲み方を皆様に紹介します。
まずはベースのウイスキー選び
気楽な飲み方を紹介します、と言われても「このお気に入りの一本をそんな飲み方に使うのはちょっと・・・」という方は多いと思います。
私もそう思います。
まずは軽い気持ちで試せるウイスキーで挑戦してみてください。
ではどんなウイスキーを使えばいいでしょうか。
まずは流通が多く、ハイボールでは定番となっている角瓶。
同じく流通が多く、ブレンデッドの定番であるバランタイン・ファイネスト。
バーボンがお好みという方には、近年人気上昇中のジム・ビームもおすすめです。
これらは店頭でも手に入りやすく、何より安価に楽しめるウイスキーです。
いずれも1,000円台で入手可能でしょう。
もう少し価格帯を上げるなら、ジョニーウォーカー・ブラックラベルやジャック・ダニエルも人気があり、入手しやすいと思います。
気軽さといえばハイボール
グビッと飲めるハイボールは、ウイスキーを気楽に楽しむのには持って来いな飲み方でしょう。
様々なジャンルの料理と相性が良い点も嬉しいですね。
まずはグラスを用意して、氷を入れて、ウイスキーを注ぎ、炭酸水で割り、マドラーで軽く混ぜる。
お好みでレモンを振ってもいいですね。
では、手間をそのままにちょっとだけこだわってみましょう。
グラスはなるべく背の高い物を選んでみてください。
同じ内容量のグラスでも、背が高いほうが炭酸が抜けにくく、長く楽しむことが出来ます。
作る際にポイントとなるのはマドラーをあまりかき回さないこと。
せっかくの炭酸が飛んでしまいます。
ウイスキーの上から炭酸水を注げばある程度は混ざってくれますので、底までおろしてスッと引き上げる程度で良いでしょう。
作り方の手順を変えずに、割る物を替えるだけでもバリエーションが広がります。
有名なのはコーラやジンジャーエールですが、フルーツジュースや牛乳と合わせても美味しくいただけます。
ウイスキーの懐の広さに甘えて、冷蔵庫の中の飲み物と組み合わせてみるのも面白いかと思います。
寒い夜にはホットで楽しむ
一般的な飲み方は氷で冷やすか、常温で。
となるのですが、ウイスキーはホットでも楽しむことが出来ます。
比較的有名なのは甘めのコーヒーにアイリッシュ・ウイスキーを合わせたカクテル、「アイリッシュ・コーヒー」ですが、私のおすすめは紅茶で割って楽しむ方法。
どちらかというとウイスキーの風味がする紅茶として楽しむのが好みです。
シナモンやメープルシロップなど、プラスワンの一手間も非常に相性が良いです。
この飲み方はケーキやチョコレートとも相性が良く、女性にもおすすめです。
また、ウイスキーによく合うおつまみとしてチョコレートが挙げられますね。
ではそれらを一緒に頂く感覚でホットココアと合わせて見ましょう。
その相性が失われることはなくまったりと落ち着く飲み物になります。
寝る前にゆっくりと飲みたいのであればホットで楽しんでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
家で楽しむウイスキーと言う切り口から、抑えておきたいちょっとしたポイントや、レシピのアイデアを紹介させて頂きました。
自宅で色々な銘柄のウイスキーを試そうと思うとそこそこな値段になるし、なかなか減らないしで大変かと思います。
「ウイスキーはいつものだけれども今日はこんな味で飲んでみよう」「この前はこのグラスで飲んだから今日はこの薄手のグラスに注いでみよう」「紅茶にジャムを入れたらおやつ感覚で飲めるかもしれない」このように、ウイスキー以外の部分で色々楽しめるということのアイデアの一助になっていれば幸いです。
是非皆様も独自の楽しみ方に挑戦してみてください。