ウイスキー好きOLがおすすめする王道ウイスキー入門編
最近では飲み屋さんの定番ドリンクメニューとなった『ハイボール』。
そのハイボールに使われているお酒(アルコール)がウイスキーです。
(ハイボールとはウイスキーの炭酸割りのことを言います。)
日本では1980年頃にウイスキーブームが巻き起こり、ブームが去った後はいも焼酎などの勢いに押され、あまり飲まれなくなっていたお酒でした。
そのウイスキーブームが再び、この日本が世界中を巻き込んでムーヴメント起こしているのです。
ウイスキーのカロリー
まずは気になるウイスキーのカロリーから。
ウイスキーは、太りやすいお酒の代表格ビールや日本酒と違って、糖質がゼロ、プリン体もほぼゼロ。
もちろんアルコール自体のカロリーはありますが、蒸留酒であるウイスキーはとっても低カロリー。
ハイボールに使われる炭酸もゼロカロリーなので、ウイスキーハイボールはダイエットの強い味方なのです。
注意が必要なのは、コンビニなどで売られている缶のハイボールには糖類が含まれている商品がほとんどです。
また、コーラ(コークハイボール)やジンジャーエール(ジンジャーハイボール)などのジュースで割られている場合もカロリーが高くなるので、ダイエット中の方はノーマルのハイボールをおすすめします。
ウイスキーのアルコール度数
蒸留を繰り返して作られるウイスキーは高濃度アルコールのお酒です。
一般的に売られているウイスキーのアルコール度数は40~46度。
高いものだと60度くらいのものもあります。
ストレートやロックで飲むにはとても強いお酒なので、初心者の方はまずはハイボールや水割りから試してみると良いでしょう。
ちなみに、居酒屋さんなどで出されるハイボールのアルコール度数はビールより少し高めの8度くらい、濃い目だと12度くらいになると考えられます。
日本(ジャパニーズ)ウイスキー
日本のウイスキーの定番をご紹介します。
安くて飲みやすい『角瓶』
日本で一番売れているウイスキーです。
CMでもお馴染みですね。
最大の特徴は「日本人向けに作られたウイスキー」であるということ。
やや甘みが強く、クセが無く飲みやすい。
ハイボール向けのウイスキーです。
柔らかい甘みとフルーティーな『山崎』
今や海外からの人気が非常に高く、日本国内でも手に入りにくくなってしまっているジャパニーズウイスキー。
フルーティーでまろやか。
深みのある味わい。
ロックでも水割りでもハイボールでも美味しく飲めます。
爽やかハイボール『白州』
白州も山崎と同様に、世界的に非常に高い評価を得ています。
白州の蒸留所は山梨県の美しい森と川に育まれた大自然の中にあり、澄み渡るような飲み口とややスモーキーなフレーバーが特徴。
爽やかで、香り高い。
ハイボールがおすすめ。
その他
やや高価格のものだと『響』『竹鶴』『余市』、低価格なものだと『トリス』『ブラックニッカ』なども人気があります。
おすすめは北海道『余市』の水割り。
『竹鶴』の年代物も、高価ですが味わい深いです。
スコッチ(スコットランドのウイスキー)
スコットランドで作られたウイスキーを「スコッチ」と呼びます。
スコットランドはウイスキー発祥の地であるという説もあり、スコッチは世界5大ウイスキーの一つとされています。
王道中の王道『ザ・マッカラン』
フルーティーで華やかな香りと甘く優雅な余韻。
アルコールの刺激も感じられない素晴らしいウイスキー。
シリーズが色々あるので飲み比べをしてみるのもおすすめです。
世界で最も売れている『ザ・グレンフィディック』
爽やかでスッキリとした香りと甘みのある味わいでバランスが良く、万人に好まれるウイスキー。
世界に愛され続けるこの1本は、どこのBARに行っても必ず置いてあり、どんな飲み方でも楽しめます。
絶妙なバランスの『バランタイン』
バランタインにもラインナップが多くありますが、12年物はおだやかでまろやか。
甘みがありクリーミーな味わい。
デイリー飲みにおすすめしたいのが『バランタインファインネスト』
BARにまあまり置いてませんが、スーパーでもよく見かけるボトルで、1本1000円前後というお値打ち価格。
ウイスキー特有の甘みや香り、苦味やスモーキーさが複雑に絡み合い、非常にバランスよく完成されています。
筆者の家にも必ず置いてあるボトルです。
まとめ
「名前は聞いたことがある」「お店で見たことはある」そんな定番中の定番を挙げましたが、ウイスキーの歴史を調べながら飲んでみるとまた面白さが広がって楽しめると思います。
ウイスキーハイボールは低カロリーでどんな食事にも合うのも素晴らしい点です。
今では炭酸の種類も豊富にあるので、ウイスキーに合わせる炭酸を色々と試してみるのも面白いですよ。
蒸留所見学もおすすめしたい点です。
原料や作り方を知ることにより、新しい発見があると思います。
自然豊かな白州の蒸留所見学はちょっとした旅行にもなりますし、本格的にアイルランドやスコットランドに出向いてみるのも良いですね♪筆者は『モルトウイスキー・コンパニオン』という分厚い本を持ち歩き、日々勉強(という名の酔っ払い)をしています。
みなさま、最後まで読んでくださりありがとうございました。