ブランデーで痛風になる可能性!他のお酒と比較しながら検証

ブランデー

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アルコールを摂取する事によって、痛風になると言われており、ブランデーが好きな方は痛風にならないか心配している方も多いでしょう。

実際に、どのような事が原因で、アルコールを摂取する事により痛風になるのか知っている方は少ないと言われています。

そこで、アルコールを摂取する事によって、なぜ痛風になるのか?

他のお酒と比較しながら痛風になる症状や原因について詳しく紹介しましょう。



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痛風の症状

痛風とは「風に当たるだけで痛い」と言われるほど恐ろしい病気で、アルコールを摂取する事によって発症しやすい病気です。

そのためブランデーが好きな方は痛風になりたくないと考えていますが、痛風という病名は知っていても、どのような症状か詳しく知らない方が多いのが実情です。

痛風を発症した場合は、多くの方が足の親指に激痛が走ります。

あまり前触れもなく、激痛が走りだすので、多くの方が「足の指をぶつけた覚えたがないのに」と不思議に感じてしまう場合が多いです。

痛風を経験した事のある方なら、足の親指が少しムズムズして痛風が再発するかもしれないと前触れに気付きやすいのですが、痛風になった事のない方は足の親指のムズムズに気付かない場合が多いのです。

そのため足の指をぶつけた覚えがないのに、激痛が走った場合は痛風を疑ったほうが良いでしょう。

痛風になれば数週間は激痛が走るので、歩く事も困難になってしまうので、発症した場合は病院で診てもらったほうが良いです。



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痛風になる原因

痛風とアルコールは大きく関係していると言われていますが、痛風になっていない方はその事について詳しく知らない方が多いです。

そこで痛風にならないうちに、アルコールを摂取したら、なぜ痛風になるのか詳しく説明しましょう。

痛風とプリン体

痛風とアルコールの関係を知るためには、まず『プリン体』を知らなくてはいけません。

このプリン体というのは比較的美味しい食材やお酒に多く含まれていると言われており、このプリン体を多く摂取したら痛風になってしまうのです。

なぜなら、このプリン体を摂取したら、肝臓で尿酸へ分解されていき、この尿酸が多くなったら痛風になるからです。

尿酸は多くなっていくと血液中で解けないで結晶化されていきます。

これを尿酸結晶と呼んで、この尿酸結晶が何かのキッカケで剥がれ落ちた場合に、白血球が異物と判断して攻撃をしてしまいます。

この攻撃によって、激しい炎症が起こってしまい、痛風が発症する訳です。

尿酸結晶は血液の流れが悪くて冷えやすい足の親指に蓄積されやすいので、痛風の初期症状で足の親指に激痛が走る場合が多いのです。

アルコールにはプリン体が含まれており、ブランデーにもプリン体が含まれているので、ブランデーを飲み過ぎない事が重要です。

アルコールは痛風になりやすい?

アルコールにはプリン体が含まれているのですが、問題はそれだけではありません。

その問題点とは、アルコールを体内で分解しようとしたら、尿酸が作られてしまう点です。

つまりアルコールを摂取する事によって、アルコールに含まれているプリン体を摂取するだけではなく、それ以上に尿酸を増やす原因を作ってしまうのです。

最近では日本人女性もブランデーを飲む方が増えていますが、痛風は男性ばかりが発症するものと考えて油断をする方がいます。

確かに、女性ホルモンは尿酸の排出を促進する働きがあるので、女性は痛風になりにくいのは事実です。

しかし、20代の女性でも痛風を発症している方は増えているのです。

その理由は食生活が欧米化した事が原因で、日本食より欧米で使われている食材のほうが、プリン体が多い事があげられます。

そのため、欧米化した食生活を送っている女性で、ブランデーを飲んでいる方は痛風にならないように気を付けなければいけません。

高カロリーも危険?

痛風はプリン体や尿酸だけでなく、カロリーにも気を付けなければいけません。

なぜなら高カロリーな食事ばかりしていたら、そのカロリーを消費する際の代謝で負担をかける事になってしまい、尿酸が作られてしまうからです。

そのためプリン体の少ない食材ばかりを選んでいるから大丈夫と思わずに、ブランデーを飲む際にカロリーの高いおつまみを選ばない事が重要です。

ブランデーを他のお酒と比較

痛風の原因の多くがプリン体である事が分かってもらえた所で、次にお酒に含まれているプリン体を説明します。

お酒のなかでもプリン体が最も多いのはビールと言われており、100mlのうちプリン体は10.0mgを超える物もあります。

しかし発泡酒になれば3.0mgの物が多くて、ブランデーに関して言えば0.4mgしかありません。

つまり、同じお酒でもビールとブランデーではプリン体の含有量が大きく違っているのです。

そのため友達がビールを飲んで痛風になったからと言って、同じお酒であるブランデーばかり飲んでいる方も痛風になるとは限らないのです。

ブランデーのおつまみ

ブランデーがプリン体の少ないお酒と言っても、ブランデーのおつまみでプリン体が多かったら痛風になる可能性が高いです。

そこで、プリン体の多い食べ物とプリン体の少ない食べ物を紹介するので、プリン体の少ない食べ物をブランデーのおつまみにすれば痛風にかかる可能性も低くなるでしょう。

プリン体の多い食べ物

プリン体の多い食べ物は、肉や干物などです。

プリン体が300mgを超える食べ物が、鶏レバー・イサキ白子・マイワシ干物などになります。

そして200~300mgの食べ物が牛レバー・豚レバー・カツオ・マイワシ・マアジ干物・サンマ干物などです。

同じマイワシでも干物にしたら、プリン体が急激に増えるので、痛風を予防したい場合は出来るだけ干物は避けるか控えたほうが良いでしょう。

ブランデーのおつまみに肉を選んでいる方は、痛風になる可能性が高いので、おつまみを変えたほうが良いかもしれません。

そしてブランデーのおつまみとして人気が高いものでチョコレートがありますが、チョコレートのプリン体は少ないのですが高カロリーなので注意しなければいけません。

プリン体の少ない食べ物

プリン体の少ない食べ物は、魚・野菜・チーズなどです。

プリン体が50mg以下なのが、魚肉ソーセージ・数の子・チーズ・ジャガイモ・キャベツ・トマト・人参などになります。

そしてプリン体が50~100mgになるのが、ウナギ・豚ロース・豚バラ・牛タン・ベーコン・ほうれん草などです。

ブランデーのおつまみとして人気が高いチーズはプリン体が少なくて、低カロリーなので痛風予防には最適のおつまみと言えます。

ただし、パルメザンチーズやチェダーチーズは100gあたりで400kcalを超えるので、チーズの種類によっては高カロリーな物もあるので注意が必要です。

そこで、おすすめなのがカッテージチーズです。

このカッテージチーズは100gあたりでわずか105kcalしかないので、痛風予防のおつまみにはカッテージチーズを選んだほうが良いでしょう。

痛風の予防法

痛風を予防したくても、プリン体の多い食べ物をブランデーのおつまみに選びたい時もあるでしょう。

そのような方におすすめなのが、プリン体を多く摂取しても痛風にならない予防法になります。

それが水分を多く摂取する事です。

なぜなら、水分を多く摂取したら、尿として一緒に尿酸を排出する事が出来るからです。

ただし肉ばかり食べていたら、尿が酸性になってしまい尿酸が溶けにくくなってしまうので、水分を多く摂取しても尿酸を排出しづらくなってしまいます。

そのため野菜を多く食べて、尿をアルカリ性にして尿酸を溶けやすくした上で、水分を多く摂取しなければいけません。

まとめ

ブランデーはプリン体が少ないので、痛風になりにくいお酒と言われていますが、アルコールを摂取するだけで痛風になりやすいので注意が必要です。

しかし、痛風になる原因をしっかりと把握しておけば、痛風にならずにブランデーを飲む事が出来ます。

そのためには野菜も多く食べてアルカリ尿にしながら、1日に水を2Lは摂取するようにしましょう。

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