ブランデーを使った甘いブランチ
休みの日の遅い朝食に甘いものはいかがですか?欧米では朝食にクレープやパンケーキを焼きます。
クレープやパンケーキにブランデーを使うと、豊かな香りとコクがでます。
ほんの少しのアルコールは元気もでます。
香りの良いコニャックを少し使ってみるのがおすすめです。
紅茶やコーヒーと一緒にゆっくり食べて目を覚ましましょう。
コニャックでおすすめはポールジロー・トラディション
フランスのコニャック地方のシャンパーニュ地区で作られるエレガントな香りと深い味わいのブランデーと言えば私のおすすめは「ポールジロー」です。
ブドウの品質を人の手と目で確認して手摘みをし、自然の力でブドウを発酵させ、少量ずつ蒸留し熟成の時期を人が見極めて樽詰めしています。
とても香りが良く、自然の恵み満点です。
ポールジロー・トラディションは丁寧に作られ香りも良く、コニャックの中では比較的リーズナブルなお値段で手に入れられます。
ブランデーでフランベするクレープシュゼット
フランスでは、朝食にクレープを焼いてフルーツやサラダと食べます。
ちょっと上品でデザート感もあるクレープと言えばブランデーでフランベした「クレープシュゼット」です。
作り方は簡単なので休日のブランチには最適です。
オレンジのリキュールとブランデーの香りはアロマ効果も期待できます。
薄力粉、砂糖、オレンジの皮を混ぜて、溶きほぐした卵を加え混ぜます。
牛乳を少しづつ加えながら生地が滑らかになるまでしっかり混ぜ、更に溶かしバターを加えてツヤを出します。
計量カップやピッチャーなどに生地を移しておきます。
フライパンを弱火にかけバターを薄く引いて生地を注ぎフライパンを回しながら薄く伸ばし焼き上げます。
清潔なボールにオレンジ果汁、レモン果汁、レモンの皮、リキュールを入れて混ぜ合わせます。
大さじ3杯をフライパンに移し、砂糖を入れてかき混ぜ、茶色いカラメルソースを作ります。
別なフライパンで新たにバターを火にかけ溶かしボールに残った果汁を注ぎ2~3分煮立たせツヤを出しソースを作ります。
先ほど焼いたクレープを4つ折りにたたんでフライパンのソースと絡めます。
フライパンを火からおろしたらブランデーを注ぎ、柄の長いライターで火をつけます。
自然に火が消えたら更に盛り付け粉砂糖をふり、カラメルソースをかけます。
飾りつけにオレンジとミントをお好みで添えると出来上がりです。
*材料*
【クレープ】
・薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・100g
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・25g
・すりおろしたオレンジの皮(国産)・・・1個分
・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
・牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・300ml
・溶かしバター・・・・・・・・・・・・・25g
・生地を焼くバター・・・・・・・・・・・適量
【ソース】
・オレンジ果汁・・・・・・・・・・・・・・2個分
・レモン果汁・・・・・・・・・・・・・・・1個分
・コアントロー(オレンジリキュール)・・・大さじ3
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・75g
・バター・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
・ブランデー(フランベ用)・・・・・・・・大さじ2
【飾りつけ】
・粉砂糖・・・・お好みで
・オレンジ・・・お好みで
・ミントの葉・・お好みで
*用意するもの*
・生地を注ぎやすい計量カップやピッチャー
ブランデーが香るバナナのダッチベイビー
ドイツ生まれの卵をたっぷり使ったパンケーキ「ダッチベイビー」を焼いて、フランベしたバナナを一緒に食べませんか?
オーブンを190度に温めてフライパンまたは耐熱皿を温めます。
温まったところに溶かしバターを入れて10分加熱します。
卵、牛乳、バニラエッセンス、小麦粉、グラニュー糖、塩をミキサーに30秒かけます。
オーブンの中で熱したバターに生地を流し込み30分程度焼きます。
焦げ目がふちについたら膨れ上がった中央がつぶれ始めます。
オーブンから出したら、粉砂糖をふります。
バナナをスライスして砂糖をまぶしバターを引いたフライパンで軽く焼きます。
砂糖が焦げ始めたらフライパンを火からおろし、ブランデーを注いで柄の長いライターで火をつけます。
火が消えたらダッチベイビーの中央に盛り付けます。
お好みで生クリームを添えてお召し上がりください。
*材料*
【ダッチベイビー】
・溶かしバター・・・・大さじ3
・卵・・・・・・・・・2個
・牛乳・・・・・・・・120cc
・バニラエッセンス・・小さじ1/4
・小麦粉・・・・・・・大さじ8
・グラニュー糖・・・・大さじ3
・塩・・・・・・・・・小さじ1/4
・粉砂糖・・・・・・・適量
【バナナフランベ】
・バナナ・・・・・・・1本
・バター・・・・・・・5g
・グラニュー糖・・・・大さじ1
・ブランデー・・・・・大さじ2
【トッピング】
・生クリーム・・・・・適量
・ミントの葉・・・・・お好みで
*用意するもの*
・取っ手まで鉄製のフライパンまたは耐熱皿
まとめ
ブランデーは甘いものと相性がとてもいいのでぜひお試しください。
香りつけには製菓用ブランデーより、フランス産のコニャックを使うと華やかでエレガントな香りが楽しめます。
高級ブランデーですが、熟成の年数によっては手ごろな値段で買えます。
カクテルのベースに使うより、コニャックはストレートで香りを楽しむ飲み方がおすすめです。