ブランデーの飲み方の特徴について詳しく知っておこう!

ブランデー

サントリーブランデー V.O 640ml

居酒屋などで焼酎などを頼むと飲み方を聞かれることがあると思います。

普段あまり酒を飲まない人でも知っていることだと思います。

ブランデーも同じように飲み方は色々存在します。

飲み方によって、風味や味わいなどがそれぞれ変わってきます。

では、ブランデーの飲み方の種類はどれほどあるのか、それらの特徴などを紹介します。



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ストレート

ストレートは、ブランデーの飲み方として基本的で最も知られています。

室温のブランデーを氷も何もいれずにグラスに注ぐだけです。

どんな飲み方よりも一番ブランデーの香り・風味・なめらかさなどを直に感じ取ることが出来ます。

ブランデーのアルコール度数は40~50度ほどなので、じっくりと時間をかけて飲むと楽しめます。

おいしく飲むときは、30分程で飲み終わる量にしてみるといいです。

そうすればアルコールに弱い人やブランデーの初心者でもしっかり堪能できます。

ブランデーの放つ香りも楽しみたいなら、グラスに多少のこだわりを持つことも大事です。

日本ではグラスの脚の部分であるステムが短いグラスで飲むのが主流となっています。

掌でグラスを温めて香りを立たせて飲みますが、海外ではステムが長くチューリップを連想させるグラスが主流となっています。

ストレートはブランデーを最も感じることができるおすすめの飲み方ですが、アルコール度数が40~50度なので、アルコールに弱い人などは他の飲み方が良いと思います。

高級のブランデーはストレートで本来の風味・香りを味わってみるといいと思います。



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オン・ザ・ロック

氷を入れたグラスにお酒を注いだ飲み方です。

単にロックと呼ばれることもあります。

ストレートとは違った香りと味わいを楽しむことが出来ます。

飲み始めは氷がほとんど溶けないためストレートに近い味わい・風味を楽しめます。

飲んでいくと次第に氷が溶けていくので、アルコールが弱まり飲み始めと違った香り・味わいを楽しめます。

また、鼻や舌で楽しむだけでなく、グラスを軽く揺らして氷とグラスが当たる音を楽しむことも出来ます。

水割り

ストレートだと飲むのがきついと感じる人は、水割りで飲んでみるといいと思います。

ロックと似ている感じはしますが、違った楽しみがちゃんとあります。

水割りは、水は常温で軟水のミネラルウォーターを使用します。

水が冷えているとブランデーと馴染むまでに時間がかかってしまいます。

常温であればすぐに飲むことが出来ます。

また、軟水はクセがなくまろやかさがあるので、お酒に馴染みやすく味・香りを引き立てる要因になります。

ですが、硬水は軟水よりも多くミネラルが含まれているため、お酒の味・香りを変えてしまう可能性があります。

なので、軟水の方がお酒の旨味を引き出すことが出来ます。

ブランデーと水の割合は基本的に1対1で混ぜ合わせますが、自分の好みに合わせて水の量を調節できるのが水割りの特徴です。

ソーダ割り

ソーダ割りは水ではなく炭酸で割ったものになります。

ソーダ割りはわからなくても、ハイボールなら聞くことが多いと思います。

CMなどでの宣伝しているのがハイボールなので、ハイボールのほうが知名度は高いと思われます。

イギリスでは、貴族などがたしなみとして好まれていました。

ソーダ割りは水割りと同じように割合は1対1で混ぜます。

炭酸で割っているので、ブランデーに炭酸の刺激が加わるのが特徴です。

その反面、ブランデー本来の香りが少し損なわれてしまいます。

安物のブランデーをソーダ割りで楽しんでみるといいと思います。

カフェロワイヤル

カフェロワイヤルはコーヒーとブランデーを混ぜたものになります。

簡単に作るには、カップに普通にコーヒーを入れて、そこにブランデーを数滴入れて終わりです。

これでも楽しめますが、もう少し手の込んだ方法があります。

まずスプーンに角砂糖を載せてブランデーを染み込ませます。

ブランデーが染み込んだ角砂糖に火をつけます。

部屋を暗くすると、青い火が灯るのでので、ロマンチックな演出が出来ます。

雰囲気とブランデーの香りを一緒に楽しむことが出来ます。

溶けかけたらコーヒーに入れてかき混ぜて飲みます。

燃やすことでアルコールを飛ばせるので、お酒に弱い人でもブランデーを楽しめます。

恋人と一緒に楽しむことが出来るので、1度やってみるといいと思います。

カクテル

カクテルは、ベースとなる酒に他の酒やジュースを混ぜて作るアルコールです。

今回はブランデーをベースとしたカクテルをいくつか紹介します。

ニコラシカ

ニコラシカは、ブランデーのカクテルの中でも有名なカクテルの一つになります。

グラスはステムが長いリキュールグラスを利用することが多いです。

始めにグラスにブランデーを注ぎます。

輪切りにしたレモンをグラスの上に蓋をするように乗せます。

そのレモンの上にシュガーを盛って出します。

これで作り方は終わりですが、飲み方も少し変わっています。

先ずレモンの両端をもってシュガーを挟むように二つ折りにします。

二つ折りにしたレモンを噛みしめると、口の中に甘酸っぱさが広がります。

そこでブランデーを飲むことで、レモンの酸味とブランデーの豊かな香りを味わうことが出来ます。

アレクサンダー

別名でアレキサンダーとも呼ばれるアレクサンダーは、ブランデーのデザートカクテルとして有名です。

チョコレート風味の甘さとまろやかさが加わったショートカクテルです。

アルコール度数が高いですが、非常に飲みやすく仕上がっています。

作るときはブランデーに、生クリーム、クレーム・ド・カカオ・ナツメグが必要です。

初めにシェイカーに氷を入れます。

そのあとに、ブランデー、生クリーム、クレーム・ド・カカオを入れてシェイクします。

充分にシェイクしたらグラスに注ぎ、最後にナツメグをかけて完成になります。

チョコレート風味の程よい上質な甘さを味わうことが出来るので、女性に人気のあるカクテルです。

元々はジンベースのカクテルでしたがブランデーベースのものが作られてからは、ブランデーが主流になっています。

女性も飲みやすいカクテルですが、アルコール度数が高いので、お酒に弱い人はグイグイ飲まないよう注意する必要があります。

サイドカー

ブランデーベースのショートカクテルであるサイドカーは、女殺しと言われるカクテルです。

女殺しはシャレとして言われていて、昔は車のサイドカーに女性が乗ることが多く、事故で亡くなることが多いことから、サイドカーといえば女殺しと言われ、それにこのカクテルは女性でも飲みやすいことをかけわせたことが由来になっているとも言われています。

あくまで一種の諸説ではありますが、実際にサイドカーはアルコール度数が高いにもかかわらず酒に弱い女性でも飲みやすいので、女性に好まれやすいカクテルです。

ブランデー、ホワイト・キュラソー、レモンジュースを2対1対1の割合でシェイカーにいれて、十分に混ぜてグラスに注いで完成になります。

レモンの酸味を味わえるサッパリしたカクテルになります。

ブランデーを飲みなれていない人でも飲みやすいおすすめのカクテルです。

まとめ

ブランデーの飲み方についていくつか紹介しましたが、他にもいろいろな飲み方があります。

飲み方は人それぞれになってしまいますが、同じ飲み方で全てのブランデーがおいしく感じられるわけではありません。

ブランデーによって香りや風味に違いがあるので、ブランデーの持つ味わいに適した飲み方があると思います。

いくつもの飲み方を知っていればそれだけブランデーが楽しめると思います。

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