ブランデーは「命の水」!?美容と健康に良い7つの効果
日本ではブランデーといえば、「値段の高い高級酒」というイメージしかありません。
ところがブランデーは、欧米では「命の水」と呼ばれています。
理由はもちろん、美容と健康効果が期待できるお酒だから。
風邪気味の時に飲むと元気になれたり、身体に良いポリフェノールが豊富に含まれていたり。
最近では糖尿病でもブランデーを飲んで良いと判明し、話題になっています。
ブランデーには、身体に良い効果が7つあります。
自分に合いそうな効果を探して、ブランデーを活用してみませんか?
目次
ブランデーの健康効果①風邪に効くかも!?
ブランデーは欧米などで、殺菌作用の強いお酒だと言い伝えられています。
実際、風邪気味の人が飲むと、体調を整える援けになるそうです。
そこでおすすめしたいのが、ホットブランデー・エッグ・ノッグ。
要するにブランデーのたまご酒です。
ホットブランデー・エッグ・ノッグの作り方
ブランデー45mlと卵一個、砂糖適量を混ぜて、温めたミルクを注ぎます。
温めたグラスで作ることになっていますが、マグカップも良さそうです。
レシピを見ているだけで身体が温まってくる感じのカクテルですが、それもそのはず。
アメリカなどでは風邪を引いたときの薬用酒として、ホットブランデー・エッグ・ノッグを愛飲しています。
日本人が風邪を引いたとき、日本酒でたまご酒をつくるのと変わりないのです。
ただし、風邪薬を飲んだときは、決してホットブランデー・エッグ・ノッグを飲んではいけません。
薬とアルコールを合わせて飲むと、薬が急速に効きすぎて、重大な副作用を引き起こすことがあります。
ホットブランデー・エッグ・ノッグを飲むのは、風邪薬を飲まなくて良い程度の、軽い風邪の時だけにしましょう。
ブランデーの健康効果②美肌にいいかも!?
テレビを見る時も、雑誌を読むときも、女性は「美肌」の二文字を見逃しません。
そこでおすすめしたいのが「ブランデーには美肌効果があります」。
ブランデーにはメラニン色素の生成を抑える働きがあり、美肌効果が期待できるのです。
この「メラニン色素の生成を抑える」というのも、女性が大好きな言葉のひとつ。
シミやソバカスの原因となるのがメラニン色素ですから、当然といえば当然です。
美肌を気にする女性たちにとって、ブランデーは強力な味方だと言えるでしょう。
ブランデーにはエラグ酸が含まれている!
しかもブランデーには、エラグ酸が含まれています。
エラグ酸といえば、化粧品の宣伝でよく見かける成分です。
このエラグ酸とは、イチゴやクランベリーなど、多くの食品に含まれている天然の抗酸化物質。
チロシナーゼの働きを抑制し、美白効果が期待できます。
こちらも女性にとって、嬉しい成分なのです。
ブランデーの健康効果③樽の香りでリラックス!
ブランデーは、樽の中で製造されるお酒です。
ですからブランデーの味と色と香り、ブランデーの中に含まれている成分にも、樽の影響が作用しています。
たとえば、ブランデー特有の心地よい香り。
あの香りを作り出しているのは、樽の力と言っても過言ではありません。
さらにブランデーの香りは、リラックス効果に優れています。
樽が由来の香りなので、森林浴に匹敵する効果があるそうです。
飲むだけではありません。「ブランデーの香りの楽しみ方」
ブランデーを飲むのが苦手な人でも、ブランデーケーキのほどよい香りで、ほっとしたことはありませんか?
ブランデーの香りの楽しみ方は、お酒として飲むだけではありません。
ケーキやクッキー、お料理を作る時も、ブランデーの香りが加わると、多くの人に好まれる味わいとなります。
もし飲みきれないブランデーがあったら、試してみてください。
ブランデーの健康効果④樽ポリフェノールの効果とは?
ブランデーには、樽ポリフェノールと呼ばれる成分が含まれています。
ブランデーが樽の中で熟成している間に、作り出される成分です。
ブランデーの色も、樽ポリフェノールが作り出す色であると言われています。
この樽ポリフェノールに期待されるのは、高い抗酸化作用による健康効果。
動脈硬化や脳梗塞など、さまざまな生活習慣病を予防するという説があるのです。
ちなみにブランデーだけでなく、ワインやウイスキーなど、樽で造られるお酒全般に、樽ポリフェノールの効果が期待できると言われています。
日本酒も味噌もしょうゆも樽で作るので、樽ポリフェノールが豊富に含まれているかもしれませんね。
ブランデーの健康効果⑤ダイエットに効く!?
ビールやワイン、日本酒などの醸造酒には、糖質が含まれています。
一方、ブランデーは蒸留酒であり、糖質を含みません。
「だからブランデーはダイエットに良い」という説があるそうです。
ふだんビールやワイン、日本酒を飲んでいる人は、ブランデーに切り替えて飲むだけでも、ダイエット効果があると言われています。
他にもブランデーには、ダイエットに良さそうな働きがあります。
香りをかいだだけで、脂肪を代謝する効果があると言われているのです。
ブランデーの香りだけでダイエットが可能!?
ブランデーの香りには、脂肪の代謝を促す働きがあるそうです。
さらにブランデーを飲むと、消化を助ける働きが期待できるとされています。
だからブランデーは、食事中に飲むのも良いが、食後に飲んだほうが効果的という話があるのです。
ダイエッターには嬉しい話ばかりですが、ブランデーはアルコール度数が高いお酒。
飲みすぎにはくれぐれも注意しましょう。
ブランデーの健康効果⑥病気の予防に効く!?
ブランデーには多くの健康効果が期待されていますが、最近、糖尿病でも飲めるお酒として、知られるようになってきました。
日本酒など、糖質が含まれているお酒は血糖値を上げるので、糖尿病の人にとっては、飲んで良いお酒ではありません。
ところがブランデーの場合、糖質が含まれないお酒ですから、血糖値を上げることはありません。
そこで、糖尿病の人が飲んでも問題ないお酒だという研究結果があるのです。
「糖尿病だけどお酒が飲みたい」という人には朗報ですが、実際に飲むときには、必ず医師の指導を受けてください。
糖尿病の症状は、人によって違います。
医師の診断なしに、自分だけで「自分はブランデーを飲んで良い」と判断するのは、おすすめできないのです。
ブランデーの健康効果⑦フルーツブランデーとは!?
フルーツブランデーをご存じでしょうか。
名前のとおり、果物をブランデーに1日漬け込んで出来上がり。
約1年間、保存できる果実酒だそうです。
一般家庭で作る果実酒といえば、時間と手間がかかって、作りにくいお酒というイメージ。
ところがフルーツブランデーは、家庭の果実酒のイメージを根底からくつがえす簡単レシピなのです。
フルーツブランデーを作れるフルーツは、オレンジ・パイナップル・イチゴ・みかん・・・ありとあらゆるフルーツで、フルーツブランデーを作れると言って良いでしょう。
健康に良い果物と、健康効果の高いブランデーとのコンビネーション。
というか、フルーツブランデーに漬け込んだ果実って、キラキラと輝いて可愛らしい。
いろいろな果物のフルーツブランデーが並んでいる風景は、眺めているだけで元気になれます。
あのサントリーの公式サイトに、フルーツブランデー専用のページがあります。
ぜひ一度、のぞいてみてください。
まとめ
ブランデーには思いがけないくらい、たくさんの健康効果があります。
女性の肌をきれいにし、リラックス効果にダイエット効果、生活習慣病の予防になるとも言われているのです。
それにブランデーの楽しみ方は、お菓子にお料理、手作りの果実酒など、実にたくさんあります。
最近は1000円台で美味しいブランデーを購入できますから、手軽にできるものから始めてみませんか?