手頃なブランデーを美味しく楽しく飲む提案!フルーツブランデーはいかが?
ブランデーはクセが強く、お酒が好きで強い一部の人の飲み物というイメージがありますが、そんなことはありません。
手頃な値段のブランデーで身近にあるフルーツを漬けるフルーツブランデーという飲み方はいかがですか?
いろんなバリエーションを楽しむことができます。
短い時間で手軽にできるフルーツブランデーはとても新鮮な楽しみ方となるでしょう。
フルーツブランデーとは何か
フルーツブランデー、略してフルブラはアルコールメーカーの大手、サントリーが強く推している飲み方です。
いちごやオレンジなどのフルーツをブランデーに漬けこみ、フルーツの風味とブランデーの風味を一度に楽しむという飲み方です。
作り方はとても簡単です。
普段はブランデーを飲まないという人や、強いお酒はちょっと苦手という女性にもとてもおすすめする飲み方です。
フルーツブランデーの作り方
フルーツブランデーの作り方はそれほどむずかしくありません。
梅酒に似ていますが、もっと短時間で作ることと、氷砂糖などが必要ないことが違います。
短時間で出来るので、腐らせてしまうリスクがありません。
また、氷砂糖を入れないので、カロリー控えめでさっぱりと飲むことができます。
用意するもの
ブランデー、清潔な瓶、フルーツの3つです。
手順
フルーツをよく洗い、大き目にカットします。
カットしたフルーツを瓶に入れます。
その瓶にブランデーを注ぎ入れて1日程度放置します。
漬けるフルーツによってはもう少し時間を置いた方が良い場合もあります。
サントリーブランデーVOが向いている
フルーツブランデーに向いているブランデーはサントリーブランデーVOです。
どのブランデーでもフルーツブランデーをおいしく作ることは出来ます。
逆の言い方をすれば、どのブランデーを使っても同じようなで気になります。
つまり、あまり高級なブランデーを使っても、勿体ないだけということになってしまいかねません。
フルーツブランデーはフルーツの香りや風味が強く出てしまうので、ブランデーの香りが負けてしまいます。
なので、安いブランデーで十分なのです。
サントリーブランデーVOは640mlで1000円程度なのでとても手頃な価格です。
たいていどのお店にも置いてあるので入手も簡単です。
変化が欲しいならばカルヴァドスを
フルーツブランデーでいろんなバリエーションを楽しみたいのならばブランデーを替えるよりも漬けるフルーツを工夫した方が簡単です。
しかし、あえてお酒の方を替えてみたいという場合はカルヴァドスがおすすめです。
普通のブランデーはブドウを使いますが、カルヴァドスはリンゴから使ったお酒です。
普通のブランデーよりもお酒の香りが強いので一味違ったフルーツブランデーを楽しめます。
フルーツブランデーにおすすめのフルーツ
フルーツブランデーに使うフルーツは身近にあるものならなんでもかまいません。
しかし、フルーツの種類によっては飲み頃まで少し時間が必要なものもあります。
小さくカットすることではやく味がなじみやすくなります。
また、数種類のフルーツを混ぜて楽しむのもおすすめです。
透明な瓶でフルーツブランデーを作れば、見た目もオシャレになるので、パーティーなどのおもてなしとしてもおすすめです。
瓶の外側にフルーツの切り口がよく見えるように配置するとさらに見栄えがよくなります。
時間とともに変化していく色を観察するのも面白いです。
1日で飲み頃のフルーツ
みかん、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、バイナップル、カキ、モモ、バナナ、キウイ、洋ナシ、ナシ、ラズベリーなど。
2日から3日で飲み頃
トマト、イチゴ、リンゴ、ドライフルーツなど。
7日程度で飲み頃
梅など。
一緒に漬けてさらに楽しく
フルーツブランデーに漬けるのはフルーツだけとは限りません。
ミントなどのハーブやシナモンなどの香辛料も一緒に漬けてみるとさらにフレーバーのバリエーションが増えます。
栗の甘露煮や茹であずきなどもほっこりとした味わいになります。
クコの実などはそれだけでブランデーに漬けるのにはあまり向きませんが、他のフルーツと一緒に漬けるにはとてもおすすめの素材です。
ハーブを一緒に漬ける場合は1日程度でハーブを取り除くようにすると飲みやすくなります。
フルーツブランデーの飲み方
出来上がったフルーツブランデーはそのままロックや水割りで飲んでも十分に美味しいですが、ほかにもいろいろな飲み方あります。
オーソドックスで簡単なのはソーダや紅茶などで割るという方法です。
ほかにもハチミツやレモン、コーラなどを使ってカクテルとして飲むのもおすすめです。
また、グラスにフルーツもいれることで見た目も華やかになります。
フルーツブランデーを使った料理
フルーツブランデーは飲む以外にも楽しみ方はいろいろあります。
フルーツケーキ
フルーツブランデーに使ったフルーツを刻んでスポンジケーキの生地に練り込むと香り高い大人向けのフルーツケーキを作ることができます。
生地にもブランデーを多めに使うとしっとりとした生地になります。
ナッツ類とも相性がとても良いです。
フルーツケーキだけでなく、フィナンシェやシュトーレン、タルトなども作れます。
ガトーショコラなどチョコレート感の強いケーキでもフルーツブランデーは主張が消えることなく、お互いを引き立て合います。
生地作りに自信がないという人はホットケーキミックスやパウンドケーキミックスなどを使うと手軽にできるのでおすすめです。
フルーツブランデーのシャーベット
フルーツブランデーとヨーグルト、ハチミツを混ぜて冷凍庫で凍らせます。
30分おきごとにフォークなどでかき混ぜることで、口上がりが滑らかになります。
ブランデーとヨーグルトのさっぱりとした酸味がとても相性が良いので、食事のあとの冷たいデザートにとてもおすすめです。
硝子の器に盛り、ミントなどを添えるととても見栄えが良くなります。
シャーベットでなくても、普通のバニラアイスに添えるだけでも、一気に大人のデザートに変身します。
フルーツバター
フルーツブランデーのフルーツを細かく刻み、同様に細かく刻んだナッツ、常温にしたクリームチーズ、無塩のバターと一緒によく練ります。
型に入れたり、アルミホイルなどに包んで形を整えたり、冷蔵庫で十分に冷やしたりして出来上がりです。
アルミホイルを使う場合は棒状に固め、使う量に合わせて包丁でカットすると使いやすいです。
バケットやクラッカーに乗せればオシャレなバーティーの一品として活躍してくれます。
しかし、フルーツやナッツが大きすぎたり、入れすぎたりすると纏まりにくくなってしまったり、崩れてしまいやすくなるので注意をしましょう。
肉料理の下味に
フルーツブランデーをフルーツごとフードプロセッサーにかけ、ペースト状にします。
それをチキンや牛肉や豚肉などによく刷り込んで少し放置します。
その後に肉を焼くととても柔らかくジューシーな仕上がりになります。
加熱することでアルコール分が飛ぶので、子どもも食べることができます。
まとめ
フルーツブランデーは身近にあるフルーツをブランデーで漬けるだけでできます。
高いブランデーではなくても美味しくできるので手軽にチャレンジしやすいです。
また、とても見栄えが良いので、おもてなしなどでもおすすめです。
そのまま飲むだけではなく、カクテルを作ったり、フルーツケーキや冷たいデザート、肉料理に使ったりすることができます。