ブランデーを使ったグッドなカクテル
一般的に、ブランデーの飲み方は室温に保ったものをストレートで飲む事が推奨されています。
以前はグラスを手で包み込むように持ち、体温で温めて強制的に香りを出しながら飲むような傾向にありました。
しかし、今では低価格なブランデーでも品質の向上により、室温のままでも十分な香りが得られるようになっています。
オンザロックや水割りで飲んでも、ブランデーの味をしっかり味わえます。
そこで、飲み方のバリエーションを増やすべく、今回はブランデーを使ったカクテルの紹介をしてみたいと思います。
目次
オレンジの香りとレモンでフルーティなサイドカー
スタンダーダなカクテルとして有名なサイドカー。
「ブランデーはカクテルに向いていない」と言われていたのを覆したカクテルです。
柑橘類を組み合わせてシンプルにバランスよくまとめられていて、味わいはとても爽やかでスッキリとしています。
そのため男性と女性どちらにでもおすすめ出来るカクテルです。
サイドカーの作り方は簡単だけど奥深い
サイドカーのレシピは簡単で、ベースになるブランデーを4分の2、ホワイトキュラソーを4分の1、レモンジュースを4分の1となっています。
使用するグラスによって分量は変わりますが、一般的には30ml・15ml・15mlで作られます。
これらをシェークして提供されるのですが、作るバーテンダーがベースとなるブランデーにどの銘柄を使うかで味は変わってきます。
ホワイトキュラソーを、コアントローにするかトリプルセックにするかでも微妙に違ってくるでしょう。
レモンジュースにしても、瓶詰めされた物かフレッシュジュースを使うかで違ってきます。
あとは、ハードにシェイクされたものとソフトにシェイクされたものでも、含まれる空気や薄く小さな欠けた氷の残り方でも違った味になります。
自分の好きな味で作ってくれるお店を探すのも面白いですよ。
サイドカーのレシピを覚えてバリエーションを増やそう
先ほどのサイドカーのレシピはもう覚えましたか?
これを覚えると、ベースになるお酒を替えるだけでカクテルのバリエーションを増やすことが出来ます
カルヴァドスに替えるとアップルカーというカクテルになり、ジンに替えるとホワイトレディというカクテルになります。
ラムだとXYZ、ウォッカやテキーラに替えて作るとそれぞれバラライカ、マルガリータとなります。
どれを選んでも、ベースのお酒が活きたさっぱりとした味を楽しむことが出来ます。
とっても簡単なブランデーカクテル
シェーカーなどの道具を持ってないという方でも、簡単に作れるブランデーカクテルがあります。
氷を入れたグラスにブランデーをワンフィンガーほど入れます。
そしてゆっくりとジンジャーエールで満たせば、なんの捻りも無い名前のカクテル、ブランデージンジャーの完成です。
これにレモンやライムのジュースを入れると、ブランデーバックという名前のカクテルになるんですよ。
それらのジュースの代わりに、リンゴの皮を剥くようにレモンの皮を螺旋状に剥いて入れれば、ホーセスネックというカクテルになります。
道具も必要なく自宅でも簡単に作れるので、ぜひ作ってみてください。
ブランデーを使った梅酒を楽しもう
梅酒を作るにはホワイトリカーが一般的ですが、ブランデーを使って作ると、また違った味わいの梅酒ができるんです。
梅酒には夏バテの予防・防止や食欲を促進してくれる作用があるので、健康維持にも役立ちます。
しかも、初めてでも失敗することは無いと言われているので、気軽にチャレンジできると思います。
通常の梅酒を造る時と同じように、梅を洗った後水に半日ほど漬けてアクを抜き、水気を切ってヘタを取ります。
その後、熱湯消毒した瓶の底に梅を入れ、その上に氷砂糖を乗せ、最後にブランデーで満たすだけ。
この氷砂糖を、少し蜂蜜や黒砂糖に代えて作ってもまた違った味が楽しめます。
まとめ
ブランデーは、そのまま飲んでもアロマのような豊かな香りを楽しめますし、カクテルにしても程よく味や香りが楽しめます。
そして、お料理やお菓子作りにも使えるし、紅茶やコーヒーの香りづけとしても相性抜群。
これ以外にも色んな用途があり、アイディア次第で無数にあるように思います。
自分だけの楽しみ方を見つけるのも面白いものです。