飾れる!個性的で美しいユニークボトルのブランデーと美味しい飲み方
ブランデーの楽しみ方として、飲む事の他にボトルの美しさがあります。
今回ご紹介するボトルは、デザイン性がありコレクションしたくなるボトルを集めてみました。
また、ブランデーの美味しく飲む方もあわせてまとめて、おいしくブランデーを飲んで空いたボトルはインテリアとして飾ってもステキです。
芳醇な香りがするブランデーの魅力をお伝えします。
目次
ランディフェイマスシップコレクション
ボトルの中にはひとつひとつ手作業で創られたガラス細工の船が入っており、大人の男性も納得できる仕上がりになっています。
グランドシャンパーニュ25年物の中に入る船は、セントルイス号やサンマーチン号・日本丸など多くの種類があります。
飲まずに飾ってもよし、飲んだ後も捨てがたいそんなコレクションです。
インカピスコ
ペルー―産のブランデーが入り、古代インカ人をかたどった黒いボトルに入っています。
なかなかインパクトのあるデザインで、一度見たら忘れないようなボトルです。
気になる味は、マスカット系のブドウを使い、熟成は無い面をロウ引きした素焼きのカメで行うやり方。
グラッパに近い味わいと、飲み口のやわらかさが特徴のお酒です。
ブランデーだけど、ホワイトスピリッツに近い印象の味わい。
現地ペルーでは、ピスコにレモン・砂糖・卵白を加えてミキサーで作るカクテルがとってもポピュラーなカクテルです。
ロックでもサワーでも飲めるブランデーです。
フィーヌシャンパーニュ
小さなガラス管の中にフィーヌシャンパーニュが10本と、細いストローのような吸い口の付いた、コニッサーズグラスのセット販売。
ガラス管の両端を指で折ってグラスに注いで飲みます。
とっても変わった飲み方で不思議な雰囲気で楽しめるお酒です。
クロアーゼナポレオンケグ
1805年創業の17世紀からコニャック地方でぶどう栽培に携わってきた旧家の商品。
重厚な樽の容器に入ったナポレオンは、とっても力強い味わいがします。
ナポレオンがオーストリア軍をアウステルリッツで打ち破った時に、クロアーゼの水稲に入っていた酒をナポレオンが飲んでほめたたえた歴史があります。
この事がきっかけで、コニャック事業に乗り出しました。
樽のデザイン性のあるボトルは長期保存したくなります。
ジャノーxo ゴールドイーグル リモージュ陶器 金
見るからにゴージャスな金のワシをかたどったボトルにブランデーが入っています。
首部分を回すとボトルが空き、胴体をもって注ぐことができます。
がっしりとした土台に立つワシなので安定感もあり、コレクションとしても飾っても楽しめそうです。
他にもブルーイーグルタイプもあります。
ゴデアンカーブルーデキャンタ40度
アンカーをかたどったリモージュ焼のボトルに入ったコニャック。
約15年熟成のボルドリ、ファン・ボワ、ボン・ボワの地区でつくられた原酒をブレンドしたものが入っています。
芳醇で力強い味わいが特徴です。
幸福の使者ドルフィン
平和のシンボルと言われるイルカをかたどったボトルに、フランス産のワインが入っています。
オーク樽で熟成された香り高いブランデーは、時間をかけてじっくりと味わいたいお酒。
このボトルを作ったロジャーとサラは、国立台湾美術大学を卒業後、25年以上彫刻に携わりました。
リアリティのある人間彫刻をするのを得意とし、ディズニーやワーナーブラザーズの作品も作った人達です。
映画スターや動物、漫画のキャラクターまで幅広い作品を残しています。
見ているだけで心安らぐボトルです。
カミュのブックシリーズ
印象的で個性的なブックシリーズは、コレクションする人もいるブランデーです。
飲むというより、どちらかと言うとインテリアとして飾る為に購入する人が多いのが特徴です。
ブックシリーズの中でも代表的な「ナポレオン」は白いボトルに金の装飾をした繊細なデザイン。
同じ絵柄でも色違いがあるので、集め甲斐がありそうです。
他にも、日本で愛される画家ゴッホのブックシリーズや、女性に人気のあるルノアールの作品。
名画がボトルにデザインされることで、また違った作品として楽しむこともできます。
このブックシリーズは、絵柄やカラーで価値にばらつきがあり、海外の免税店や通販なので手に入ります。
通常サイズとミニチュアサイズがあるのでコレクションしてみて下さい。
ロッシ ダジアーゴグラッパ
ベネチアングラスに入ったグラッパ。
にわとりや猫やハリネズミなど、とにかく繊細なガラス細工のようなつくりが特徴的。
所々にカラーが付けられ、お酒の色とマッチして見る者を魅了します。
動物シリーズの他にも、自転車や楽器などインテリアとしても飾れるお酒が多いので、記念日のプレゼントとしても喜ばれそうです。
ベネチアングラスの美しさにため息が出そうなボトルです。
フラパン XO トランプ 4本セット
ミニチュアボトルなので、とても小さな50mlサイズのボトルです。
ボトルには、ハートのジャック・ハートのクイーン・ハートのキング・ハートのエースが描かれており、4本セットで販売されています。
波型にデザインされたボトルは、カードが何枚も重なっているように見え、ボトルの裏側にはx.oをデザインしたカードが描かれています。
細部にまでこだわった作りが素敵なボトルです。
1970代までレミーマルタンの原酒として樽売りされていたブランデーなので、味の方も良さそうです。
4本セットで並べて飾りたいブランデーです。
サンぺクラウンボトル
王冠の形をしたボトルにフランスのアルマニャック地方で造られたブランデーが入っています。
サンぺはテレナーズ地区のエーニャン村で1934年に創業した蒸留所。
約20ヘクタールの畑を所有しており、自社で蒸留しています。
ユニ・ブランとコロン・バール等の品種を樽の中でゆっくり熟成し、出荷されます。
このあたりの地域では、共同出荷が多く見られますが、アルマニャックの中では珍しい独立系の蒸留所となっています。
クラウンボトルは陶器製のボトルでできており、赤・青・緑の3種類が販売されています。
少し豪華なシリーズでは、バカラのクリスタルを使用した、インペリアルクラウンもあり豪華なクラウンとなります。
このシリーズは人気があり、同じクラウンボトルでも製造された年彩代やデザインによって価値が変わります。
コレクションとして集めて並べて飾ればとてもゴージャスな印象を与えるサンぺクラウンボトルです。
このように様々なボトルがあり、デザインが素敵なので飾ってインテリアとして楽しみたい方も多いはず。
ここからは、ブランデーを美味しく飲む方法をご紹介します。
ブランデーの美味しい飲み方
お酒には多くの飲み方がありますが、高級酒ブランデーも同じです、ブランデーの特徴、芳醇な香りを楽しめる基本の飲み方は「ストレート」です。
初めての人でもストレートで飲めばブランデーの良さを最大限に引き出して飲む事ができます。
ブランデーの香りや風味を感じながら、購入したら必ず1度はストレートでいただきましょう。
美味しく飲むポイント!
ブランデーの香りが楽しめるのは、だいたい30分位です。
それぞれに飲むペースが違いますから、自分のペースをつかんでグラスに注ぐようにしましょう。
対台の目安ですが、30分で飲める量は40ml~60mlと言われています。
入れる量に悩んだら参考にしてみて下さい。
適温を守る
次にブランデーを美味しく飲むには「室温」が大切です。
ストレートでブランデーを飲むには室温で飲むのが基本です。
最近販売されているブランデーは、手頃な価格であっても製造技術が進歩したので、とても香りが豊かな商品が多くなってきました。
手のひらで無理に温めたりしなくても、室温で飲めば十分に香りを感じられ、幸せなひと時が過ごせます。
また、ブランデーを温めると、とても香りが立ちますが、アルコールが強くなるのであまりおすすめできません。
室温で適度な香りを感じながら飲むのがベストだと思います。
グラスの種類
お酒を飲む時、グラスによってお酒の良さを引き立たせますよね。
香りや口当たりを良くして、よりおいしく飲めるイメージです。
ブランデーグラスの定番は、チューリップ型の大型グラスですが、あのグラスは手のひらで温めるために使用するものです。
現在販売されているブランデーは、そのまま飲む事ができるので、あまり必要ないかと思います。
おすすめなのは、足の部分が長い「フルート型のシャンパングラス」や「グラッパグラス」が使いやすいようです。
このグラスを使用すれば、温めにくく、香りを閉じ込めやすく長く香りを楽しむことができる形です。
ブランデーの特徴でもある、香りを深く味わえるグラス選びをするのがポイントです。
香りに酔いしれる
ブランデーは他のお酒と違い味を楽しんだり、のどごしを楽しんだりするお酒ではありません。
香りを楽しむお酒で、ぶどうのフルーティーな香りと樽で熟成したウッドの香りを感じて飲むお酒です。
ブランデーを飲む時には、グラスに注いだ香りを一番に楽しみましょう。
グラスに花を近づけて華やかな香りを吸い込みます。
そして、一口飲み口から息を吐くと濃厚で華やかな香りを感じることができます。
鼻から抜ける優雅な香りを楽しむ瞬間が至福のひと時と言えるでしょう。
そのほかの飲み方は?
一般的な飲み方ストレートをご紹介しましたが、他にも飲み方はあります。
香り豊かなブランデーを飲んでみたいけど、お酒がきつくて諦めている人におすすめのが、比較的飲みやすい水割りなどの飲み方です。
他のお酒と同じように、ブランデーも多くのアレンジ方があって飲みやすくできるお酒です。
ストレート以外の飲み方を詳しくご紹介します。
オンザロック
ウイスキーでも定番の飲み方オンザロックは、ブランデーでもおいしく飲めます。
ブランデーは温めると香りが立ちますが、この飲み方ですと香り立ちが多少悪くなります。
しかし、冷たい飲み口が好みの人にはたまらなくおいしく感じられると思います。
冷したからこそ味わえる独特の美味しさを味わってみて下さい。
水割り・ソーダ割り
強いアルコールが苦手な人におすすめの飲み方です。
蒸留酒の定番とも言える水割りは、ブランデーを美味しく飲むことができ、一番のポイントは好きな濃さに作れるところ。
ブランデーの香りを楽しむなら、水とブランデーが1:1の割合で合わせるとベストな美味しさになりますよ。
そして、ソーダ割りで飲めば、爽やかな飲み口が感じられて気分転換にいい飲み方です。
香りが損なわれてしまうので、いつもの飲み方に変化をつけたい時に良いかもしれません。
カクテル
ブランデーをベースにしたカクテルは非常に多くあります。
代表的なカクテル「サイドカー」ブランデーをベースにしたショートカクテルで、飲む口が優しいのが特徴。
レモンジュースを使用して、とっても飲み口が良いのでついつい飲みすぎてしまいそうですが、アルコール度数が高いので注意が必要です。
そして、「アレクサンダー」このカクテルも有名ですね。
ジンベースの甘みが特徴で、生クリームとカカオリキュールのまろやかさがプラスされた女性にうれしい飲み口。
このカクテルも飲みやすいですが、アルコール度数が高めです。
一般的なカクテルにもブランデーは使われていますが、ブランデーの特徴でもある香りを損なわないカクテルもあります。
「ニコラシカ」ブランデーをストレートに飲めるカクテルですが、リキュールグラスにブランデーを注ぎ、レモンスライスを上に乗せます。
その上に砂糖を盛って完成です。
飲み方は、レモンと砂糖をかみしめた後、ブランデーを飲んで口の中で一体化してあじわうカクテルです。
何だか、大人のカクテルのようですね!
「カフェ・ロワイヤル」とっても特徴的な飲み方をするカクテルですが、ブランデーとコーヒーを組み合わせた斬新な飲み物。
まず、カップにコーヒーを淹れてスプーンに乗せた角砂糖にブランデーをしみ込ませます。
これに火を灯し、青い炎とブランデーの香りを楽しんだらコーヒーの中へ。
素敵な演出で、目で見てたのしめるカクテルです。
まとめ
香り豊かなブランデーいかがでしたか。
とってもインテリア性のボトルは、グラスを傾けながら眺めていたくなります。
ブランデーだけを楽しむのではなく、ボトルにこだわったお酒は少し贅沢なひと時を過ごせます。
一日の疲れを癒すアイテムでもあります。
お気に入りのデザインが見つかったら、コレクションしてみてはいかがでしょうか。