ブランデーの豊潤な「香り」が楽しめる簡単レシピ
ブランデーはヨーロッパ諸国では大変愛され「香り」を楽しむお酒だそうです。
その香りは常温で香らせるのが一番良いとされ、ストレートで楽しむそうです。
氷や水割りは香りを損なうため、安物や熟成期間が短いものはソーダ割りで飲むのが一般的なんだそうです。
お酒に弱い女性やアルコール分解が出来ない体質の人には決してストレートで飲むことは難しいですよね。
でも、その「香り」を楽しめる簡単アレンジレシピをご紹介します。
お料理に使うブランデーは2000円程度の安価な品物でも十分なので早速試してみませんか?
カフェロワイヤル
くつろぎの時間のお供と言えばコーヒーではないでしょうか?そのコーヒーにブランデーの豊潤な香りと一緒に楽しめる「カフェロワイヤル」をご紹介します。
どのような飲み物かと言いますと、濃いめのコーヒーを淹れたカップにスプーンをおいて熱を伝え、そのさじのところにブランデーに浸した角砂糖を置き、火をつけます。
ブランデーのアルコールが青い炎を上げ、豊潤な香りを飛ばします。
炎で溶けた砂糖の甘みとブランデーの香りをコーヒーに溶かして楽しめます。
フランス皇帝だったナポレオンも、この炎の演出と香りを楽しんだそうです。
コーヒーブレイクでブランデーの香りがするリラックスタイムはいかがでしょうか。
*材料*
・濃いめのコーヒー・・・120cc
・ブランデー・・・・・・小さじ1杯
・角砂糖・・・・・・・・1個
*用意するもの*
・カップにひっかけられる陶器か金属製のスプーン
・ライター(マッチは香りを損ないますので不可)
キウイーのブランデー漬けで作るフルーツラッシー
夏の暑い日、なんだか元気が出ない事がおおくなりますよね。
そんな時、さっぱりしたものを飲みたくなりませんか?そこでおすすめなのがキウイーのブランデー漬けラッシーです。
ゴムパッキンの付いた保存瓶に皮をむいたキウイー2~3個を輪切りにして瓶詰めます。
そしてブランデーをキウイーがつかる高さまで注ぎ、しっかりと密閉します。
保存は常温で行います。
1日経ったらしっかりブランデーにつかりますが、アルコールが苦手な方は2~3時間でキウイーを取り出しましょう。
キウイーは細かく刻み、冷蔵庫で冷えた飲むヨーグルトの中へ入れます。
お酒の好きな方は、瓶の中のブランデーを小さじ3杯程度入れてからかき混ぜて下さい。
ブランデーの香りを楽しむために氷は入れずに飲みましょう。
適度な酸味とフルーツの甘味にブランデーの香りが暑さに疲れた体を元気にしてくれます。
フルーツが取り除かれたブランデーはお肉料理の味付けやソースに使えるので更に別な料理でもブランデーを楽しんで下さいね。
*材料*
・キウイー・・・・・・・・・・2~3個
・ブランデー・・・・・・・・・適量
・のむヨーグルト(1人分)・・200ml
*用意するもの*
・ゴムパッキンのついた保存瓶
フランベバナナパフェ
ホテルの食事でクレープをブランデーでフランベしてその香りをデザートで楽しむように、自宅で食べるアイスもブランデーの豊潤な香りでリラックスして美味しく食べませんか?まずは熱したフライパンに無塩バターを溶かします。
次にちょっと厚めにスライスしたバナナをフライパンに並べその上にグラニュー糖をふりかけます。
焼き色を両面に付ける程度焼きます。
最後にブランデーをかけ、アルコールが飛んでブランデーの水分が消えたらバナナを別な器に移します。
バニラアイスをスプーンで表面を削るようにすくい取ってアーモンド形にして器に盛り付けます。
その上にバナナを盛り付け、飾りにスライス、または粒のローストアーモンドをちりばめて出来上がりです。
豊潤なブランデーの香りとバニラの風味がちょっと大人のデザートにしてくれます。
恋人とおうちでデートするときにこのデザートを出すと喜ばれると思います。
*材料(2人分)*
・バナナ・・・・・・・・1本
・無塩バター・・・・・・3g
・グラニュー糖・・・・・大さじ1杯
・ブランデー・・・・・・大さじ1杯
*用意するもの*
・市販のバニラアイスクリーム・・・・・・・・1カップ
・スライスまたは粒のローストアーモンド・・・適量
まとめ
お酒が弱い人でもブランデーの「香り」を楽しめる簡単アレンジレシピのご紹介でした。
ブランデーの多くはワインを蒸留したアルコール度数の高いお酒のことだそうです。
しかし原料はぶどうとは限らず、リンゴやプラム、サクランボやキイチゴなどで作られてお酒を蒸留してもブランデーとなるそうです。
いずれも果物の豊潤な「香り」を楽しむお酒です。
私はアルコールが弱くてほとんど飲めませんが、お菓子の香りづけやお肉料理で使うブランデーの香りに食欲がわいてしまいます。
みなさんはどうでしょう?美味しいご飯の後のティータイムやデザートにブランデーの「香り」を楽しみませんか?