高級で芳醇な香りを味わえ、様々な用途で楽しむ事の出来るブランデーの8つの世界
高級感漂い上品な大人の雰囲気をかもし出すブランデー。
大人が楽しむ質の高いお酒として多くのお酒好きを魅了しています。
果実や白ワインを原材料としていて種類が非常に多く、色々な楽しみ方が出来ます。
味の変化を感じながら、幅広い味わいを持っているブランデーの世界にぜひ一緒に足を踏み入れてみませんか。
あなただけのブランデーの楽しみ方が見つかるかもしれません。
目次
1.そのまま飲んで、たしなむブランデー
ブランデーの魅力に取りつかれてしまったら、ストレートで飲んでみて下さい。
まずはひと口、口に含んでから舌の上でブランデーを転がしてみます。
鼻で豊かな香りを楽しみ、口に含んで贅沢でまろやかな味わいをかみしめてみて下さい。
しかし、ブランデーだけをただ飲んでいると酔いが回りやすくなる為、チョコ等の甘いおつまみと一緒に味わって楽しんでみて下さい。
口の中で味わいを変化させる事が出来ます。
ロックやストレートはブランデー本来の香りを楽しみたいような人におすすめの飲み方です。
お酒の定番の飲み方「オンザロック」で飲んでみて下さい。
果実を原材料としていて香りをよく楽しめるお酒なので、ブランデーそのものの香と味わいを楽しむ事が出来ます。
口に当てて舌の上で転がしながら飲んでみると、度数が強くても進んで飲めます。
ストレートの時以上に香りが立ち上ってきます。
ロックやストレートはブランデー本来の香りを楽しみたいような人におすすめの飲み方です。
2.カクテルのベースとしてのブランデー
贅沢で手間のかかる製法によって生み出される濃厚で芳醇な香りをいかして、カクテルとしても非常に高い人気で飲まれています。
アレキサンダー:カカオリキュールと生クリームを加えるので、口当たりの良いクリーミーな味わいがします。
チョコレートの香りが特徴的な飲みやすさとは裏腹に、アルコール度数の高いショートカクテルです。
サイドカー:ブランデーのふくよかな味わいに、オレンジリキュールとレモンジュースの酸味がバランスよく馴染んだ、飲み口の優しい上品な風味が特徴的です。
いつの時代も人気が高いカクテルのひとつになっています。
ブランデーサワー:芳醇なブランデーの風味にレモンジュースの酸味がほどよく調和して、香り口当たりとも良いカクテルになっています。
ブタンデーを飲んだ事のない人はまずこのカクテルで親しんで頂きたい一つです。
カクテルにおいてもブランデー本来の香りは決して失われずに素晴らしい調和を生み出してくれ、甘くて飲みやすく見た目も美しいので、ブランデー初心者の人にはおすすめの飲み方です。
3.自家製の梅酒作りに使用するブランデー
一般的に梅酒を作る際、ホワイトリカーを使用します。
ただ、ブランデーを使う事で、ブランデーの味に梅の風味が移り、よりいっそう美味しい梅酒となります。
ブランデーの芳醇な香りと梅の爽やかさが混じり合い独特の風味が生まれます。
ブランデーを使ったブランデー梅酒は、仕込んでから3か月ほどで熟成して琥珀色の美しい梅酒となります。
ただ、長く熟成させたほうがコクと酸味が深まるので、1年以上熟成させて、柔らかなコク深い風味の梅酒を味わってみてはいかがでしょうか。
血液をサラサラにしたり、夏バテ予防になる梅酒。
健康に気を使いつつお酒をたしなみたいような人におすすめの飲み方です。
4.自家製のフルーツ酒作りに使用するブランデー
糖質の低いブランデーとフルーのお酒だから体に優しいのが魅力的なのがブランデーのフルーツ酒です。
フルーツブランデー、略して「フルブラ」。
おじさんが飲むお酒でちょっと手を出しにくい、と思っていた人たちがその魅力に取りつかれて、自分だけのオリジナルの「フルブラ」がたくさん誕生しています。
オレンジやりんご・パイナップルといったお好きな果実を切って・ブランデーで漬けて・飲むだけという簡単な方法で出来上がりです。
1~3日程度で、とびきりおいしい自家製のフルーツ酒が気軽に楽しめます。
砂糖を使用しないので、華やかな香りで、さっぱりとした仕上がりになります。
そのまま飲んでもいいし、トニックウォーターやジンジャーエールなどで割って飲んでも美味しく頂けます。
手軽にお酒を飲みたい人におすすめです。
5.コーヒーや紅茶に入れるブランデー
カフェ・ロワイヤル:ナポレオンがこよなく愛したと言われる高級感たっぷりで、幻想的な雰囲気を持つコーヒーです。
コーヒーを注いだカップの上にスプーンを置き、ブランデーを染み込ませた角砂糖を乗せてから燃やして、角砂糖が9割ほど溶けたらコーヒーにかき混ぜて飲みます。
ブランデーの香りと青白い炎の演出を楽しみながら味わう事の出来る飲み方です。
ティー・ロワイヤル:ブランデーの豊かな香りが紅茶の香りと混じり合い、何とも言えない美味しさになります。
カフェ・ロワイヤルと同じようにブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけてアルコール分を飛ばし、紅茶に混ぜて飲みます。
派手な演出と豊かな香りで楽しませてくれる、最高の相性の飲み方です。
ブランデーとコーヒー・紅茶の組み合わせは、お酒が少し苦手というような人におすすめの飲み方です。
6.料理の隠し味に使うブランデー
ブランデーには食べもののうまみを引き立て、味わいを新鮮にする効果があります。
肉や魚介類を炒める時に加える事で風味がプラスされ、ソースの隠し味として使う事で豪華でおしゃれな品に変身します。
料理にブランデーを加える事で料理に味がワンランクアップし、大人の味を楽しむ事が出来ます。
料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。
7.チョコレート作りに使うブランデー
チョコレートを作る時にブランデーを混ぜてみてはいかがでしょうか。
ブランデーとチョコレートは非常に相性がいいので、お酒好きの方に喜ばれる一品になる事間違いありません。
大きな店舗ではミニボトルのブランデーも売られているので、チョコレート作りに少量加えるだけで、おうちのお菓子をプロの味に近づけてくれます。
高級店で高いチョコを買ったり、高い製菓材料を買ったりしなくても、ほんのひと工夫で高級感漂うお菓子を作る事が出来るのでぜひ試してみて下さい。
いつもよりワンランク上のチョコを作りたいひとにおすすめです。
8.ケーキ作りに使うブランデー
ブドウ等の果汁を熟成・発酵させて作るブランデーは、ケーキを作る時に使って一工夫する事で美味しさがアップします。
生クリームに混ぜたり、ナッツやフルーツと合わせたりとアレンジがたくさん出来ます。
ブランデーとケーキを別々で味わうのもいいですが、ブランデーケーキならブランデーの香高い風味とケーキの甘みが一体となった贅沢な味を楽しめます。
口の中に入れた瞬間、ブランデーの濃厚な風味が口いっぱいに広がる上質な時間を楽しめます。
アルコール分が高いお酒なので、その殺菌力によりケーキの保存性を高め、日持ちが長くなる効果があります。
魔法をかけるようにブランデーを染み込ませ、熟成させた優雅な味わいのケーキは、誕生日やクリスマス等の記念日に誰かにプレゼントを贈りたい人におすすめです。
まとめ
この様にブランデーには様々な飲み方や使い方がある事が分かりました。
普通に飲んで楽しむだけでなく、料理やお菓子作りにももってこいです。
原材料がワインという事もあって肌をきれいにする抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているし、糖質を含んでいないのでお酒特有の食欲増進作用がありません。
健康にも良いお酒なので、安心して飲む事が出来ます。
芳香な香りを楽しみつつ色々な方法でブランデーを深く味わってみるのはいかがでしょうか。