ブランデーと梅の健康効果が同時に実感できる、ブランデー梅酒の素晴らしい効果とは？
梅酒はホワイトリカーや焼酎をベースにして作られるものが多いのですが、ブランデーでも作ることができます。
特にブランデーは果実を蒸留して作られたお酒なので、梅の香りとマッチしてより豊かな香りとまろやかな味わいが楽しめます。
ブランデーも梅もどちらも健康効果が高いものですが、ブランデー梅酒にすることでさらに効果が倍増します。
そこでこれからブランデー梅酒の効果と、作り方のコツについて説明していきたいと思います。
目次
ブランデーと梅の殺菌効果で、食中毒の防止効果が
ブランデーも梅も殺菌効果が高いことで知られています。
特に梅の場合は食中毒の原因になる菌を殺菌する効果があることから、食前酒としてブランデー梅酒を飲むと食中毒の予防にもなります。
またブランデーにも梅にも風邪を予防する効果があり、ちょっと寒気がする時など眠る前に飲むと、初期の風邪を改善する効果も期待できます。
ブランデーの香りと梅のムメフラールが癒してくれます
ブランデーの芳醇な香りには身体をリラックスさせる効果があります。
そして梅に豊富に含まれるクエン酸がエネルギー代謝を高めて疲労物質の乳酸を分解することで、疲労回復効果を実感でき身体も心も癒してくれます。
夜眠る前にリラックスできる音楽を聴いたり、好きな本を読んだりしながらブランデー梅酒を楽しむと、心と身体の疲れがいつの間にか解消されるのでぐっすり眠ることができるのです。
ブランデーと梅に含まれるサラサラ成分が病気を一掃！
ブランデーには樽ポリフェノールと呼ばれる、活性酸素を除去する効果のある成分が豊富に含まれています。
そして梅のクエン酸は代謝機能を高める効果を発揮し、この二つの成分の相乗効果で、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞など病気の予防と改善に優れた効果を発揮します。
ブランデー梅酒って他の梅酒と比べて作るのが難しい？
ブランデー梅酒はホワイトリカーなどで作る一般的な梅酒と作り方は全く同じです。
もちろん市販でも手に入りますが、もしおいしい梅が手に入ったら一度手作りも挑戦してみてはいかがでしょうか？
ブランデー梅酒に使用するブランデーは、果実酒専用のブランデーでも普通のブランデーでもＯＫです。
ブランデー梅酒は梅の香りがより強く出てブランデーの繊細な香りが少し感じにくくなるので、高級なものよりも安価なものの方がおすすめです。
ブランデーを使うとホワイトリカーよりも早く熟成させることができます。
ホワイトリカーで作った一般的な梅酒の場合は、約１年位で熟成させることが目安ですが、ブランデーの場合は３カ月ほどで熟成してきます。
すぐにでもブランデー梅酒を飲みたい！そんな人には？
ブランデー梅酒をすぐにでも飲みたい！そんな人には市販のものを買うのがおすすめですが、作り方を一工夫するとより早く手作りのものを味わうことができます。
その作り方の一つ目は、梅をいったん乾燥させてから冷凍したものを漬けると、梅の繊維組織が壊れてブランデーに梅エキスが出やすくなり、漬けてから１週間ほどで飲めるようになります。
二つ目は氷砂糖の代わりに果糖を使用することです。
果糖を使用すると梅エキスが早く引き出され、１カ月ほどで熟成して飲み頃になります。
ブランデー梅酒は熟成すると琥珀色になり、香りと味のまろやかな絶品に仕上がります。
さらに１年以上置くと酸味とコクが深まって味わいもよりまろやかになり、アルコール度も若干抜けてより飲みやすくなります。
出来ればしっかりと熟成させてもらいたいもの。
待ちきれなければ、市販のブランデー梅酒を飲みながら待たれてはいかがでしょうか？
まとめ
ブランデー梅酒は１年以上寝かせたものはアルコール度が低くなっていますので、アルコール度が高いお酒が苦手な人にもおすすめです。
そのまま飲むのが少しキツイと感じるならば、水割りやお湯割りで飲んでもおいしく頂けます。
ブランデー梅酒を飲んだ後の梅は、捨ててしまわずに食べましょう。
スポンジケーキに混ぜたりヨーグルトやアイスクリームのトッピングにすると、ひと味違った洗練された味が楽しめます。