ブランデーのおすすめのブランドについて詳しく知っておこう!
お酒の種類は大まかに分けるといくつかに分類されます。
醸造酒・蒸留酒・混成酒などがありますが、更に細かく見ると多数のお酒が存在します。
その中でもブランデーと呼ばれるお酒があります。
ブランデーは聞き覚えのある名称だと思いますが、ブランデーがどういったものなのか、おすすめはあるのかなど、意外とわからないことがあると思います。
それを紹介していきます。
ブランデーとは
ブランデーとは、果物から作られた醸造酒を蒸留して作った酒の総称です。
もっと簡単にすると、果物を発酵・蒸留させた酒のことです。
原料は果物で、白ブドウ・リンゴ・洋ナシ、他にも多数の果物が利用されています。
基本的にブドウが一番使われています。
アルコール度数は、だいたい40度弱から50度程度になります。
ブランデーの歴史は長く15世紀ごろから生産が始まっていると言われています。
飲み方は人それぞれですが、ストレートが一番ブランデーの良さを感じられます。
ストレートは、ブランデーの香り・味を直に楽しむことが出来ます。
鼻で香りを楽しみ、口に含んでまろやかな味わいを堪能できます。
他にもソーダ割やコーヒーを組み合わせても楽しむことが出来ます。
ブランデーにはブレンドされる原酒の熟成年数によって、味わいや風味だけでなく、値段や価値も変わってきます。
ポールジロー
ブランデーはフランス産が広く知られていますが、その中でも高い人気を誇るのがポールジローです。
機会を使わずにブドウの品質を確認しながら手で積んでいます。
ブドウの選定だけでなく、醸造・蒸留・熟成・瓶詰めの全ての工程を、ジロー家が丁寧に手作業で手掛けて作り上げています。
手間と時間をかけてこだわりのブランデーが、他のブランデーよりも高評価の一つとなっています。
ポールジローは、濃厚かつぶどうそのものの味にフルーティーな香りを楽しむことが出来ます。
無添加・無着色で農薬が最小限ということもあり、味だけでなく安心感・信頼感の高さを誇っています。
ポールジローは等級の表記はしていませんが、貯蔵年数が表記されています。
貯蔵年数ごとに、しっかりとした味わいや香りなどを堪能できるブランデーです。
一つ一つこだわりを持って作られていくポールジローは、シンプルな見た目ながら奥深いおすすめのブランデーです。
ポールジローヘリテージ 50年
ポールジローのヘリテージは、濃厚ではっきりとしたブドウの味わいに香りを感じることが出来ます。
ヘリテージは基本的に熟成年数が50年ほどの古酒がブレンドされています。
濃厚でありながら、ブドウがもつ香りと味わいをしっかりと感じることが出来ます。
そして、深いコクに年代を感じさせるまろやかさが備わっています。
そして、飲んだ後に口の中に残る余韻は、圧巻といえるほどに感じられます。
カミュ
フランスで1863年にフランスのコニャック地方で創業されたカミュは、最大規模の家族経営であるメーカーになりました。
現在は家族経営の伝統と歴史を持つ第暁ブランドです。
カミュは数あるブランデーの中でも、高価なコニャックを製造しています。
カミュが製造しているコニャックは、味や香り、まろやかさなど非常に飲みやすいことから日本人に最も合うブランデーとも言われます。
高品質なブランデーは世界からも高い評価を得ています。
カミュボルドリーXO
コニャック地方のボルドリー地区で生み出されるコニャックは希少で香り豊かなものです。
カミュボルドリーXOはボルドリー地区から生まれたシングル・クリュ・コニャックです。
原酒は、カミュ家所有のブドウ畑から作られるプライベートストックのみなので、生産量が少ない希少なブランデーです。
ボルドリー地区特有のまろやかさと豊かな香りが特徴です。
飲みなれている人には一味違った味わいを堪能できるおすすめのブランデーになります。
レミーマルタン
レミーマルタン社は1724年に誕生しました。
レミーマルタンはブランデーの中でも、高品質で知名度と人気のある銘柄です。
原料のブドウは、コニャック地方最上級のグランド・シャンパーニュ、それに次ぐプティット・シャンパーニュから収穫したブドウのみを使用しています。
ブドウに強いこだわりによって、上品かつ豊かな味わいと香りを生み出す要因になっています。
ブランデーの蒸留方法も一般的な方法と違い、レミーマルタンの伝統的な蒸留方法が用いられています。
伝統的な方法によりアミノ酸が多く含まれていて、レミーマルタン独特のコクと味わいに仕上がっています。
ボトルにあるシンボルマークにはケンタウロスを模したものです。
ケンタウロスのシンボルマークとボトルのデザインが優れているのも特徴です。
濃厚でコクが強く高級な味わいを堪能できるレミーマルタンはおすすめのブランデーになります。
レミーマルタン XO エクセレンス
レミーマルタンのコニャックを楽しむ定番商品です。
ブレンドされているブランデーの熟成年数は10年~37年のものとなります。
多数の原酒がブレンドされたコニャックであり、レミーマルタン特有かつ豊かな味わいと香りを楽しめます。
ボルトの形状が美しく観賞しながら楽しめます。
価格が少々高めですが味わい・香りなどを考慮すると、レミーマルタンの中ではコストパフォーマンスが優れた逸品です。
飲み方は常温のストレートかオンザロックがおすすめになります。
ヘネシー
1765年にリシャール・ヘネシーにより創業されたヘネシー社は、コニャックのトップブランドの一つになります。
日本でも高い知名度を誇る高級ブランデーになります。
種類が幅広く、3000円台のものから30万円のものまで存在します。
ヘネシーのブランデーの原料は、コニャック地方のブドウ畑になります。
いくつもあるブドウ畑の中でも、グランド・シャンパーニュやフィーヌ・シャンパーニュなど上質なものが多いです。
上質なものを原料としているため、高品質であることが特徴になります。
はっきりした味わいで辛口な印象がある風味を堪能できます。
ヘネシー パラディ
ブレンドされている原酒の熟成年数が25年~130年ほどと幅広く、100種類以上がブレンドされています。
重厚感のあるブランデーで、風味が良く繊細で豊かな味わいが感じられます。
飲んだ後の余韻もはっきりと堪能できます。
ネットでの価格は、1本約8万~10万円ほどになります。
ボトルもシンプルでありながら高級感のあるものになっています。
この価格とブランデーの質を考慮するとコストパフォーマンスに優れたブランデーで、一度は飲んでみることをおすすめできるブランデーです。
リシャール ヘネシー
ヘネシーの中でも最高級品のコニャックであるのがリシャールです。
高級クラブでは1本で100万~200万円を超えるほどの高級酒です。
250年にわたる歴史・技術・ノウハウなどが凝縮して形となったものです。
ブレンドされている原酒には熟成年数が100を超えるものもあり、そこから生まれるまろやかな風味はヘネシーのブランデーの中でも抜きんでています。
ボトルもバカラ製のクリスタルガラスを採用して高級感あふれる流線型に仕上がっています。
味わい、香り、風味、ボトルなどどれもが一級品のブランデーです。
まとめ
ブランデーのブランドについて紹介しましたが、今回は有名でおすすめのものばかりのブランドです。
これ以外にも色々なブランドが存在します。
それぞれのブランドのブランデーには、しっかりとした特徴があります。
ですが、有名なところはブランデーをあまり飲んだことがなくても、その風味と味わいを堪能することが出来ます。
興味があるなら、1度飲んでみることをおすすめします。