自家製がおいしい、おしゃれで簡単なフルーツブランデーはいかがですか?
ブランデーは、本国フランスでは「命の水(オー ド ヴィ・・・Eau de vie)」とも呼ばれ、ブドウの香り豊かなワインをさらに蒸留して作られた、非常にフルーティなお酒です。
飲むだけでなく料理やお菓子作りにも欠かせない存在として親しまれていて、近年ではさまざまな果物を漬け込んで作る「フルーツブランデー」が流行しています。
そんなフルーツブランデーにはどんな果物を使うのか、また、作ったフルーツブランデーの楽しみ方などをここで紹介します。
フレッシュなフルーツで作る
ブランデーにフルーツを漬けるというと、レーズンなどのドライフルーツが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、フルーツブランデーではドライフルーツだけでなくフレッシュフルーツも使います。
それも、リンゴ、バナナ、オレンジ、キウイなど他にもたくさん種類があり、単品だけで漬けてももちろん美味しいですし、いくつか組み合わせてみても楽しいです。
とにかく手間を省きたい!!という人はコンビニやスーパーで販売されているカットフルーツを使うと簡単で便利ですよ。
簡単でおいしい
作り方はいたって簡単で、漬けておく瓶(パッキン付きを使用してください)をあらかじめしっかりと煮沸消毒しておき、バナナやキウイ、桃、パイナップル、マンゴー、びわなどは皮を剥いて、皮付きで漬けられるリンゴやオレンジ、レモンなどは皮もしっかり洗います。
イチゴやサクランボはやさしく洗いましょう。
分量の目安は、容器の容量が500mlならブランデー300mlに対してフルーツが250~300gくらいです。
容器の容量に余裕のあるものを選んでください。
容器の口に入るくらいの大きさになるようフルーツを薄く(小さく)切り、容器に入れてブランデーを注ぎいれます。
あとは、最短で一晩漬けておくだけでフルーツブランデーが出来上がります。
見た目もおしゃれ
フルーツブランデーを作るときは、大流行して以来どこででも買えるようになったカワイイ保存用の瓶容器(ジャー)に入れておいて、漬けている間もおしゃれでカワイイ見た目が楽しめます。
漬けている間といっても、フルーツブランデーは一晩~2、3日で出来てしまうので簡単においしいお酒が作れて、忙しい現代人にはピッタリですね。
梅酒もブランデーで作れる
お母さんの味として長く受け継がれている「梅酒」も、このブランデーを使った方法ならいつもより短い期間で梅酒が飲めるようになります。
母に教わった梅酒は好きだけど、漬けている間が待っていられないという人や忙しい人におすすめです。
他のフルーツと違って3日ほど漬けておく必要がありますが、逆に1週間漬けておくと酸味が強くなるので、酸っぱい方が好きな人は長めに漬けてみてもいいですし、氷砂糖を70gほど入れて、いつもの梅酒同様に作ることもできます。
おいしい楽しみ方
出来上がったフルーツブランデーは、まずロックでその味を確かめてみてから、さまざまな楽しみ方で味わってみましょう。
ソーダ水、トニックウォーター、ジンジャーエールなどの炭酸で割って飲むと爽やかな弾ける美味しさが味わえます。
フルーツブランデー1:炭酸3の割合で作ってみてください。
また、寒い季節にはフルーツブランデーを注いだカップにお湯や紅茶を加えて割って飲むと、カラダがポカポカ温まって良いですよ。
こちらも、フルーツブランデー1:お湯又は紅茶3の割合で、アイスティーやハチミツ入りもとても美味しいです。
同じ割合でレモン、オレンジなどのシトラス系フルーツブランデーを、オレンジジュースやグレープフルーツジュースなどで割ると、より一層果実の香りを感じられるドリンクになります。
他にもいろいろ
ほかにも、アイスクリームにかけてオトナデザートとして楽しんだり、ブランデーが染み込んだフルーツを使ってジャムにしたり、オリジナルカクテルやサラダ、スイーツ、お料理などさまざまなレシピに応用できるのでSNSやレシピサイトもとても盛り上がっています。
まとめ
一度作るとその手軽さとアレンジの楽しさから、ハマる人が続出しているフルーツブランデー。
自家製で自分の味を研究したり、コミュニティで意見交換したり、居酒屋さんなど自家製フルーツブランデーを出しているお店も各地にありますから、チェックしてみるのも楽しいですね。
ブランデーはワインから作られているので、どんなフルーツでも失敗無く簡単に美味しくできます。
大好きなフルーツや旬の安くて美味しいフルーツで自慢の自家製フルーツブランデーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。