ブランデーをストレートで飲むのが苦手な方にすすめたいカクテル7杯

ブランデー

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贈り物でブランデーをいただいたのはいいものの、「飲み方がわからず栓を開けられない」「強いお酒は苦手」「ストレートで少し飲んでみたもののアルコールと味が濃すぎてそれ以来、栓を開けていない」などの理由で、お家に眠っているブランデーはございませんか?

ブランデーはアルコールがとても強いお酒ですので、ストレートで飲むのは苦手な方がいらっしゃる事でしょう。

しかし、良いお酒をそのまま飲まずに寝かせておくのも、とてももったいないものです。

そこで、ブランデーのストレートが苦手な方や飲んだ事がない方におすすめのカクテルをご紹介いたします。

これを機に、いままで棚の奥で眠っていたブランデーが毎晩の晩酌のお供となればこんなに嬉しい事はございません。



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ブランデーの基礎知識

ブランデーってどんなお酒?

ブランデーとは、白ぶどうのワインを蒸留し、樽で熟成して製造されるお酒です。

ブランデーと白ワインは、実は同じ白ぶどうから造られる兄弟のようなものなのんです。

いろいろなブランデーの種類

一般的にブランデーというと白ぶどうで作られたものを指しますが、ぶどう以外の果物から作られたブランデーもたくさんあります。

例を挙げると、リンゴを原料とするアップルブランデーサクランボを原料とするチェリーブランデーなどがあります。



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お家でも手軽に作れるブランデーのカクテル

ブランデーをストレートで飲むのが苦手であれば、カクテルにして飲むと美味しく召し上がれるでしょう。

お家でも簡単に作れるおすすめのカクテルをご紹介いたします。

ブランデー・バック

まずはおすすめしたいのがこちらのカクテル「ブランデー・バック」です。

レシピ

ブランデー 45ml
レモンジュース 20ml
ジンジャーエール 適量

氷を入れたグラスにまずブランデーを注ぎ、次にレモンジュースを注ぎ、最後にジンジャーエールをグラスいっぱいまで注ぎ出来上がりです。

お家で作る時は、分量はそれほど厳密でなくてよいでしょう。

レモンジュースはポッカレモンで代用できますし、なくても構いません。

ポイントは「ブランデーをジンジャーエールで割る」という事です。

これだけで驚くほど爽やかで飲みやすくなり、ブランデーの香りも楽しめます。

ハイボールとは一味違ったコクのある甘味を味わえるでしょう。

これをきっかけにブランデーがお好きになるかもしれませんよ?

また、お家でも気軽に作れますが、Barで喉の乾いている時の最初の一杯にするには最適のカクテルです。

ちなみにカクテル名の「バック」とは、蒸留酒に果汁とジンジャーエールを加えて作るカクテルのスタイルの事です。

ですので、ブランデーをウイスキーに変えると「ウイスキー・バック」ジンに変えると「ジン・バック」というカクテルになります。

ブランデー・ホーセズ・ネック

レシピ

ブランデー 45ml
ジンジャーエール 適量
レモンの皮 1個分

レモンの皮をらせん状に剥き、グラスの内側に垂らしてから氷を入れ、ブランデーを注ぎ、グラスいっぱいまでジンジャーエールを注ぎ軽く混ぜ出来上がりです。

先ほどご紹介したブランデー・バックとほとんど同じものですが、レモンジュースを入れる代わりにらせん状に剥かれたレモンの皮をグラスに飾るという見た目に非常に楽しいカクテルとなっております。

このレモンの皮が馬の首のように見える事からホーセズ・ネックと名付けられたといわれています。

ブランデー・バックと同様、爽やかでありながらコクのある甘みが特徴のとても美味しいカクテルです。

レモンの皮をらせん状に剥くのはとても難しいですが、女性に作って差し上げるととても喜ばれる事でしょう。

またBarで頼んでもバーテンダーの妙技を楽しむ事が出来るのでおすすめです。

ちなみに、単に「ホーセズ・ネック」とオーダーすると、ブランデーではなくウイスキーで作るレシピを採用しているBarもありますので、「ブランデー・ホーセズ・ネック」と頼むのが確実です。

ブランデー・ハイボール

レシピ

ブランデー 45ml
炭酸水 適量

氷を入れたグラスにブランデーを注ぎ、炭酸水をグラスいっぱいまで注ぎ軽く混ぜて出来上がりです。

ハイボールはウイスキーが有名ですが、ブランデーで作ってもとても美味しいものです。

ブランデー・バックを飲んでジンジャーエールが甘すぎると感じた場合はこちらの方がお気に召すと思います。

甘味などを足さないので、よりブランデーの味と香りを楽しめるでしょう。

ブランデー・エッグノッグ

レシピ

ブランデー 30ml
ホワイトラム 15ml
卵 1個
シュガーシロップ または 砂糖 15ml
牛乳 90ml
ナツメグ 適量

ナツメグ以外の材料を泡立て器などでよく混ぜ、氷の入ったグラスに注ぎ、仕上げにナツメグを振りかけたら出来上がりです。

アメリカではクリスマスの時期によく飲まれる定番のドリンクです。

西洋版卵酒といったところでしょう。

口当たりがまろやかでブランデーの香りも楽しめます。

氷を入れて冷たいドリンクとして飲んでも美味しいですが、牛乳を温めてホットで飲んでもとても美味しいです。

風邪を引いた時はホットで飲むと、栄養満点で体も温まります。

フレンチ・コネクション

レシピ

ブランデー 40ml
アマレット 20ml

氷を入れたロックグラスに材料を入れ、軽く混ぜ出来上がりです。

映画「フレンチコネクション」にちなんで名付けられました。

材料のアマレットとは、アンズの核を原料としたリキュールでアーモンドのような香りと甘い風味が特徴です。

一般的な酒屋さんのリキュールコーナーに置いてある事が多いので、手に入りやすくお値段もお手頃です。

ブランデーと合わせる事により甘みが増し、ブランデー単体をロックで飲むよりとたんに飲みやすくなります。

氷が少しずつ溶けてゆく様を楽しみながら、ちびりちびりと召し上がるのがよいでしょう。

アルコール度数が高いので、お水と交互に飲む事をおすすめいたします。

ウイスキーをロックで飲んでいるようなハードボイルドなイメージのあるカクテルですが、とても甘口です。

「ウイスキーやブランデーをロックで飲むのはちょっと苦手だけどハードボイルドな雰囲気は味わってみたい」という時に入門編として最適なカクテルでしょう。

ちなみに、ブランデーをウイスキーに変えると「ゴッドファーザー」というカクテルになります。

こちらも映画にちなんだカクテルで、ハードボイルドなイメージですね。

とても甘くて飲みやすいのはどちらも同じです。

Barで楽しみたいブランデーのカクテル

ブランデーを使ったカクテルが美味しいと思えるようになったら、ぜひともBarでもカクテルを楽しみたいものです。

こちらで紹介するカクテルは、シェイクが必要だったり珍しいお酒が必要だったりするので、お家で楽しむのには少々ハードルが高いです。

ですので、ぜひともBarで楽しみたいカクテルです。

どれもとても飲みやすいカクテルで、ブランデーが苦手な方や初心者にもおすすめです。

アレキサンダー

レシピ

ブランデー 30ml
クレーム・ド・カカオ 15ml
生クリーム 15ml
ナツメグ 適量

ナツメグ以外の材料と氷をシェイカーに入れ、十分にシェイクしカクテルグラスに注ぐ。

仕上げにナツメグを振り出来上がりです。

甘みが強くクリーミーですので、甘いものがお好きな方でしたらきっとお気に召すでしょう。

映画『酒とバラの日々』の中で主人公が、お酒の飲めない妻に勧めたのがこのカクテルです。

そして、妻はその口当たりの良さにお酒の美味しさを覚えていくというエピソードからもわかるように、普段お酒を飲まない方にもおすすめしたいカクテルです。

材料のクレーム・ド・カカオは一般的なお酒ではありませんし、生クリームは混ざりにくいので、このカクテルを作るのにはシェイクする技術が必要です。

お家で楽しむというよりは、ぜひBarで頼みたい一杯です。

サイドカー

レシピ

ブランデー 30ml
ホワイトキュラソー 15ml
レモンジュース 15ml

材料と氷をシェイカーに入れ、シェイクしてカクテルグラスに注ぎ出来上がりです。

ホワイトキュラソーとはオレンジを主原料にしたリキュールの事です。

オレンジとレモンの柑橘系の爽やかな味とブランデーのコクと香りが重なり、飲みやすくとても爽やかで美味しいカクテルです。

まとめ

いかがでしたか?

ブランデーは、香り高く華やかでとても美味しいお酒ですが、同時にアルコールがとても強いので苦手な方もいらっしゃる事でしょう。

しかし、ストレートで飲むのだけがお酒の楽しみ方ではございません。

カクテルにして、炭酸で割ってアルコール度数を下げたり甘味を足したりすれば、ブランデーの新しい美味しさを発見できる事もあるのです。

ぜひともあなたのお家の棚に眠っているブランデーが、新たな人生の友になりますように・・・

ブランデー