おすすめ!ブランデーの飲み方アレコレ
お酒大好き!ブランデーにも挑戦してみたい!という方や、知人に素敵なブランデーを頂いたけれど、どうやって飲んだらいいかよくわからない…。
こんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
ブランデーを良く知らないまま飲むなんて、勿体ないことです。
至福のブランデータイムを過ごすべく、おすすめの飲み方をいくつかご紹介したいと思います。
まず最初に!ブランデーのことをどのくらい知っていますか?
美味しい飲み方を知るにはまずブランデーのことを少し、知ってみましょう。
ブランデーとは果実酒を蒸留して造られたお酒です。
原材料は主にブドウで、樽で熟成させて作ります。
ブドウ以外だと、アップル・チェリー・洋ナシなどを材料にするものもありますが、一般的に知られるコニャックやアルマニャックは、ブドウを原材料としています。
ブドウ原産のお酒というと、すぐに思い浮かべるものがありませんか?
ワインです。
ブランデーは、ワインを蒸留して、さらにアルコール度数を強めたものと言えます。
ですので、楽しむ時もワインのように、香り、味わいやまろやかさが大切なのです。
熟成期間が長いほど、味も香りもまろやかで芳醇なうまみを醸し出すと言われています。
よく見るX.O.やV.S.O.P.などというのは熟成期間を表す記号です。
古いものは40年以上も樽で熟成され、ナポレオン、エクストラ・オールド(E.O)と呼ばれます。
このクラスになると当然お値段もかなりのものですから、普通にブランデーを楽しむ場合はせいぜいV.S.O.P.クラスくらいではないでしょうか。
味や香りをとことん楽しむ!
ブランデー本来の味わいや香りを思う存分楽しみたい…。
そんな方はまず、一人でゆっくりとブランデーを頂いてみてください。
それも、テレビを見ながらおざなりにではなく、静かに、ブランデーと向き合う気持ちで飲んでみて下さい。
自然とリラックスできて、日々のストレスも癒されていくのを実感できるでしょう。
ストレートが一番!
ブランデー本来の味・香りを最大限に楽しむには、やはりストレートで頂くのが一番でしょう。
余計なものはなにもいれず、グラスに注ぐだけですので、簡単です。
気を付けることは、まずは適量を知り、守ることです。
ブランデーの場合、アルコール度数40%くらいのものだと、60mlくらいまでにしましょう。
このくらいの量がストレスを緩和し、健康にも良いと言われます。
それでも、お酒の強さは人それぞれですから、20~30分かけてゆったりした気分で飲み終われる量を自分で確認してみましょう。
また、ストレートで飲む場合は温度も大切です。
よくテレビで見るコントのように、ブランデーグラスを掌で回しながら飲む必要はありません。
あの飲み方は、質の悪かった昔のブランデーの飲み方の名残です。
昔のブランデーは味も香りも薄かったので、あのように温めることによっておいしくなると言われていたのです。
現在は、そこまで高価でなくても、普通に名の知れたブランデーを買えば、そんな飲み方をする必要はありません。
むしろ温めることによって刺激が増し、本来の味や香りを損なってしまうので、避けましょう。
ブランデーの味や香りを楽しむには室温で頂くのが一番です。
ワイワイ楽しむ!
一人でブランデータイムを作るのもいいけれど、友達や仲間ともっと気軽にブランデーを楽しんでみたい時もあるかと思います。
そんな時は、誰もが気軽に飲めて、量を調節しやすい飲み方がおすすめです。
オンザロックで!
ブランデーは本来、味と香りを心行くまで楽しむ飲み物ですが、アルコール度数は若干高めです。
みんなで集まって、調子にのって飲んでいると大変なことになります。
そんな時は是非、オンザロックをお試し下さい。
冷やしたグラスに大き目の氷を入れ、適量をグラスに注げば出来上がりです。
冷やしすぎはブランデー本来の味や香りが損なわれると言われますが、冷やしたブランデーは飲みやすく、また違った味わいがあります。
氷が解けるたびに味わいも変化していくので、それを楽しむこともできます。
チェイサーも用意して、くれぐれも適量を守りましょう。
ソーダ・水割りで!
お友達や仲間の中にお酒が弱めの方がいる場合はこちらがおすすめです。
水割りはアルコール度数の高い蒸留酒に定番の飲み方です。
自分好みの濃さに造れるので、アルコールの弱い方には特におすすめします。
薄めても、ブランデーの香りは楽しめるので、今日はちょっと薄めにしよう、などというときも大丈夫です。
炭酸飲料やソーダもブランデーとの相性は良いです。
飲みやすさでは断トツですが、ブランデーの香りを楽しむとなると少し弱いかもしれません。
しかし大勢であつまって楽しめば、それも一つの大切なブランデータイムとなります。
自由に楽しみましょう。
オシャレに楽しむ!
大勢でワイワイもいいけれど、ちょっと気取ったバーで、気取ったシチュエーションで楽しみたい…。
そんな時は見た目も雰囲気もなんだかおしゃれ!なブランデーの飲み方を楽しんでみて下さい。
スプリッツァーで楽しむ!
スプリッツァーとは、最近、おしゃれなバルなどで人気の飲み方です。
本来はワインをベースにしたものでしたが、最近はブランデーベースのものが大人気です。
ワインの場合は炭酸水で割るのみでしたが、ブランデーの場合はこれにフルーツを加えます。
こうすることにより、さらに飲みやすくおしゃれになります。
おすすめなのはオレンジなどの柑橘系で、フルーツの酸味とブランデーのまろやかさがうまく絡み合って、あと引く美味しさです。
フルーツブランデーで楽しむ!
こちらも最近はやりのブランデーの飲み方です。
飲みやすく、可愛らしいので主に女性にとても人気があります。
食前酒変わりに出せば、女性以外にも喜ばれます。
作り方はとても簡単で、ブランデーにフルーツを漬け込んで、1~3日で頂けます。
オシャレな家飲み向け、というところでしょうか。
フルーツなら大体どんなものでもいけます。
オレンジなどの柑橘系や、もも、洋ナシといった甘い香りのフルーツも香味が変わっておすすめです。
ソーダで割ったり、紅茶で割ったり…。
楽しみ方はいろいろです。
漬け込んだ後のフルーツもケーキやお料理に使えますので、家でイマドキな飲み方を楽しみたい方は是非、トライしてみてはいかがでしょうか。
大人のデザートとして楽しむ!
ブランデーの味や香りが大好きだけど、もっと違う楽しみ方をしてみたい!
そんな風に積極的にブランデーを追及している方には、是非デザートとして、ブランデーを味わって頂きたいと思います。
子供には楽しめない、大人だけの魅力にあふれたデザートはいかがでしょうか。
コーヒー&ブランデーで!
寒い冬に、食後に…。
ほっと一息つきたいときは、コーヒー・ブランデーはいかがでしょうか?
温めたコーヒー・カップにお好きな量ほどブランデーを注いで、コーヒーと混ぜます。
コーヒーとブランデーのアロマが見事にミックスされた、濃厚な大人のデザートドリンクです。
お茶請けにはチョコレートがおすすめです!
ジェラート&ブランデーで!
夏の午後、ちょっとだけ贅沢をしたい、冬の夜でも暖かい室内で大人のアイスを食べたい…。
贅沢なひと時には、ジェラート・ブランデーがおすすめです。
スプーンがすうっと通るほど柔らかくしたアイスクリームに、適量のブランデーを落とし、かき混ぜます。
アイスクリームの甘さとミルクのコクがブランデーの味と香りを引き立たせ、他にはない味わいです。
フルーツなどを添えれば、立派なおもてなしデザートにもなります。
まとめ
種類も色々なら、飲み方も色々なブランデーですが、これ!といった決まり事はありません。
ストレートで飲むにせよ、フルーツブランデーを楽しむにせよ、一番大切なのは自分が気持ちよくなれることです。
昨夜はみんなとソーダ割りで盛り上がったけれど、今日は一人でストレートにしよう…。
そんな風に自分の気分と飲み方がリンクすれば、ブランデーの世界も広がります。
毎日の自分が楽しくなれる飲み方を、是非探してみて下さい。