ブランデーベースの美味しいカクテルたち
ブランデーはその豊潤な「香り」を楽しむお酒です。
常温で飲むことで「香り」を引き出します。
ブランデーを注いだグラスは手の平で包むように持つのですが、その理由は手の平の温度で香りをわき立たせるためだそうです。
ブランデーに使われる原料はブドウに限らずリンゴやプラム、キイチゴやサクランボもあります。
なんだかとても美味しそうですよね。
ブランデーは果実酒を蒸留、熟成して豊潤な香りを作り出しています。
しかし一緒にアルコールもたくさん生成されます。
アルコールの高さに飲みにくさを感じる方もいらっしゃると思います。
そんなブランデーの香りを楽しみつつ、飲みやすいカクテルをご紹介します。
イギリスで生まれたブランデーベースのカクテル
カクテルと言えば甘いお酒ですよね。
カカオや生クリームが入ったチョコレートのようにまろやかな口当たりが美味しいイギリス生まれのカクテル「アレキサンダー」をご紹介します。
イギリス国王のエドワード7世が、愛する王妃アレクサンドラに捧げた甘口のカクテルです。
お酒に慣れていない人には飲みやすさ抜群ですが、ブランデーベースのためアルコール度数が高いので飲みすぎには注意しましょう。
自宅にシェイカーをお持ちの方でしたらブランデーの香りをカクテルで楽しみませんか?
*材料*
・ブランデー・・・・・・1/3
・カカオリキュール・・・1/3
・生クリーム・・・・・・1/3
・ナツメグ・・・・・・・お好みで適量
~分量ポイント~
・グラスに注ぐ出来上がりを1(60ml)とします。
*用意するもの*
・シェイカー
・カクテルグラス
さわやかなリンゴからバラのように美しくなったブランデーのカクテル
リンゴを使ったブランデーがベースのカクテルです。
フランスのノルマンディー地方特産のリンゴを使ってその地域で熟成したブランデーを「カルヴァドス」と呼びます。
フランスの別な地域のリンゴで熟成したブランデーにはこの名前を使いません。
作られた地域の特産としてブランド化し美味しさをフランス政府が保証しているからです。
そのためアメリカではリンゴのブランデーをアップル・ジャックと呼んでいます。
ご紹介する「ジャック・ローズ」はこのアップル・ジャックで作られたのが始まりのバラのような色合いが美しいカクテルです。
リンゴのさわやかな甘酸っぱい味わいとブランデーが香り、そして美しいバラを思わせる色あいを楽しめる甘めすっきり系です。
*材料*
・リンゴのブランデー・・・・・・・3/5
・レモン果汁(ライムでも可)・・・1/5
・ザクロジュース・・・・・・・・・1/5
・ガムシロップ・・・・・・・・・・お好みで適量(グレナデンシロップがあれば不要)
~分量ポイント~
・グラスに注ぐ出来上がりを1(60ml)とします。
*用意するもの*
・シェイカー
・カクテルグラス
カクテルの古典
古くから愛されてきたカクテルの王道と言えばサワーですね。
ジンやラム、テキーラにウイスキーもサワーで楽しむと飲みやすく、そのお酒特有の風味も楽しめます。
お酒のあまり得意ではない方やお酒に弱い女性も楽しめるアルコールの代表ですね。
その飲みやすくてすっきりした味わいにソーダ水が加わるとさわやかさも楽しめます。
ブランデーの豊潤な香りを楽しみつつ、レモンの酸味とさわやかさが溶け合うことで、ブランデーの果実感が増します。
ホームパーティでカジュアルにふるまえるブランデーベースのおすすめカクテルです。
*材料*
・ブランデー・・・・・・・・45ml
・レモン果汁・・・・・・・・20ml
・砂糖・・・・・・・・・・・ティースプーン1杯
・レモンの輪切り・・・・・・1枚
・マラスキーノ・チェリー・・1個
・ソーダ水・・・・・・・・・お好みで
*用意するもの*
・ロング・シェイカー
・サワーグラス
まとめ
ブランデーは高価でアルコール度数も高いお酒です。
その特徴を逆手にとって、罰ゲームにストレートでブランデーを飲むという飲み会があったことを思い出します。
私の参加した飲み会の男子たちは、女子に罰ゲームが回ると、代わりに飲んでくれました。
お会計と身を呈した優しさで男をアピールしてくれたことに感謝しています。
お酒の飲み方や楽しみ方を学びながら会話や信頼関係が生まれます。
お酒で失敗しても案外許してもらえることが多いので飲み会は誘われたら行ってみると良いですよ。
お酒の力で心も開けるのでいつもは言えなかったことも伝えられますよ。