一番美味しい飲み方は…?バーボンを美味しく楽むなら、水にもこだわってみよう!

バーボン

バーボンウイスキー ジムビーム 700ml

アメリカを代表するウイスキー・バーボン。

世界中にファンが多く、日本でもサントリーが「ジムビーム」を買収したことから認知度が高まりました。

そんなバーボン、個性が強くちょっと飲みにくいという印象はありませんか?

ちょっと強いな、と感じたらおすすめは「水」を加えること。

バーボンとおすすめの水を見てみたいと思います。



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バーボンは自由に飲もう!

サントリーが「ビーム・サントリー」となってから、日本でも「ジムビーム」のCMを目にする機会が増えました。

ジムビームはバーボンを代表するブランド。

アメリカでも屈指の人気を誇るバーボンです。

サントリーでは若者に「バーボン」を定着させるため、華やかで印象的なCMを流しました。

おすすめされていたのはバーボンをソーダで割る「ハイボール」。

この飲み方ですと、濃厚な飲み口のバーボンが軽くなりますし、飲みやすくなりますよね。

また、若い女性タレントを使用することでハイボールをオシャレなものに感じさせることにも成功しています。

バーボンをソーダで割るなんてバーボンを知らないものがする事だ、などと通の方からはお叱りを受けるかもしれませんが、どんなお酒も楽しく美味しく頂くのが一番重要です。

飲み方にとらわれず、自分の好みにあった飲み方でバーボンを楽しみましょう。



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バーボンの故郷ケンタッキーでは…

バーボンの発祥地はアメリカ合衆国・ケンタッキー州です。

特に州都ルイビル周辺には数多くの大手蒸留所がひしめいており、「バーボン・キャピタル」と言われるのも頷けます。

ケンタッキー州に住む人によれば、「バーボンはアメリカのどこででも作られるが、本当のバーボンはケンタッキーにしかない」ということになるらしいです。

実際有名どころのバーボンはほとんどケンタッキー州で作られているので、当たらずとも遠からずといったところでしょうか。

このようにバーボンに特別な思いを抱いているケンタッキーの人々はどのようにバーボンを楽しんでいるのでしょうか。

実は意外と飲み方にこだわりはなく、様々なシーンでバーボンを楽しんでいるようです。

バーボンを料理に入れたりするのはあたりまえ。

スイーツにもふんだんに取り入れますし、暑い夏にはミントとソーダで「ミントジュレップ」なるものを作って頂きます。

また、朝食には牛乳とバーボンを合わせた「ミルクパンチ」。

寒い季節には卵を加えて「エッグノッグ」にして頂きます。

他にも「ケンタッキーコーヒー」と言われる、生クリームとバーボンをたっぷりと使ったコーヒーも飲まれていますし、バーボンの本場では人々が自由にバーボンを楽しんでいるのです。

どんな飲み方があるの…?バーボンの飲み方あれこれ

カクテル風に飲んだり、日常で料理に使ったりと楽しみ方は色々なバーボン。

しかし、これではバーボン本来の味わいがわからない!

と思われる方はベーシックな飲み方にトライするのがおすすめです。

バーボンの飲み方を見てみましょう。

ストレート

まずは基本の飲み方です。

グラスにバーボンを次いで、そのまま飲みます。

バーボンはアルコール度数40%以上ある強いお酒ですので、ストレートで飲む時はチェイサーを用意しておくのがおすすめです。

チェイサーはアルコール度数の高いお酒を飲む時に、口に含む水のこと。

アルコールでしびれた舌や負担がかかりがちな内臓をケアします。

バーボンと交互に飲むことで一口ごとに新鮮な味わいが楽しめます。

チェイサーは水ではなく、牛乳などでもおいしいです。

トワイスアップ

バーボンと同量の水を加えて頂きます。

バーボンの香りをひきだすのに最適な飲み方と言われており、常温のバーボンと水がバーボンの個性を引き出してくれます。

香りを引き立たせるには、ワイングラスやテイスティンググラスのような足つきのグラスがおすすめです。

オンザロックス

バーボンに氷を加えて飲みます。

この場合冷たさがポイントになりますので、グラスをキンキンに冷やしておくのがおすすめです。

使用する氷は固く、溶けにくい大きなものを使用します。

氷が解け切らないうちに飲めるよう、注ぐバーボンは少な目に。

グラスは口の大きなロックグラスがおすすめです。

水割り

氷と水をタップリ注いで頂きます。

美味しい水割りの割合は「バーボン1:水2~2.5」と言われています。

水がバーボンの強さをやわらげてくれるので、食事等の時にもおすすめの飲み方です。

濃さはお好みに合わせて調整してくださいね。

バーボンを味わうには…水が重要!

ストレートで飲むにしろ、水割り、トワイスアップなどで楽しむにしろ、重要なポイントは「水」です。

チェイサーやオンザロックスならチェイサーの水、トワイスアップや水割りではバーボンそのものに「水」を混ぜます。

ですから、バーボンの風味を引き立たせ、美味しさを損なわない水が重要なのです。

バーボンファンなら…水もやっぱりケンタッキー?

バーボンといえばほとんどがケンタッキー産。

ということはケンタッキーの水と原材料で生産されています。

そんなバーボンにぴったりの水として、ケンタッキーで愛されているのが「old limestone(オールドライムストーン)」です。

この水はケンタッキーで作られたバーボンにぴったりの水として知られています。

ケンタッキーの名産品は全て「水」が作った?

バーボンと並ぶケンタッキーの名産品には「馬」があります。

ケンタッキーダービーはアメリカ国内の3大競馬の一つとして知られ、ダービーの様子はアメリカ合衆国全土に放映されます。

過去にはエリザベス女王も来賓として招かれたこともある、由緒正しいダービーなのです。

そんなケンタッキーで生まれた馬はバーボンと並ぶ名産品の一つ。

この強い馬の骨を作るのがケンタッキーの「水」であり、風土だといわれているのです。

ケンタッキーの水にはどんな特徴があるの?

バーボンを作る上で、水は最も重要なものの一つです。

ケンタッキー州の一部は古代の石灰岩帯水層にあり、ここで採取される水は天然の石灰岩濾過フィルターを通って育まれたものです。

石灰石はバーボン作りにおいて邪魔になる酵母の発育を阻害する鉄分を取り除き、マグネシウムとカルシウムを沈着させる働きを持っています。

そのため、この水はカルシウムとマグネシウムをたっぷりと含み、甘い味わいの水になるのです。

また、バーボンにベルベットのような口当たりを加えるのも特徴です。

ケンタッキー州は歴史的に「バーボン・キャピタル」として2世紀もの間存在してきましたが、その理由の一部として「水」の性質の素晴らしさがあるのです。

old limestone mixing water(オールドライムストーン ミキシング ウォーター)

ケンタッキー州の主要な蒸留所のマスターディスティラーが、バーボン作りに使用するのと同じ水です。

美味しく、なめらかな口当たり。

100%石灰岩による濾過の天然水です。

バーボンを美味しく頂くのに最高の品質と言われます。

お気に入りのバーボンのチェイサーに、トワイスアップに、水割りに…。

バーボンの味を損なわない、最高のお供となることが出来るでしょう。

まとめ

バーボン本来の味を楽しむなら、水にもこだわりたいですよね。

バーボンの味わいの秘密はケンタッキーの水にあります。

その秘密の水でバーボンを頂けば、これ以上ないほどマッチした味わいを楽しむ事が出来ますよ。

購入したいけれど、無理という方は「石灰岩濾過」の水を探してみましょう。

本場ケンタッキーの水を感じることが出来るのではないでしょうか。

お気に入りのバーボンがあれば、水にもこだわってみて下さいね。

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