大人な雰囲気のお酒バーボン!おすすめの専門店をご紹介!

バーボン

バーボンと聞くと、渋くて大人な雰囲気があり、飲んでいる人ってなんとなくかっこよく見えたりしますよね。

自分もバーなどでかっこよくバーボンを頼んでみたいと思ったことはありませんか?

そんな方のために、バーボンについて、またおすすめの専門店についてご紹介します。

またBARでバーボン選びに困らないためにも、バーボンについての知識もご紹介します。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンというお酒

ではバーボンというお酒についてまずは詳しく見ていきましょう。

名称

そもそもバーボンという名称はどのようにして生まれたのでしょうか。

アメリカ独立戦争の際に、アメリカに味方したフランスでは当時ブルボン王朝が栄えていました。

この戦争を勝利したアメリカは、フランスに感謝の意を持ってケンタッキー州の一つの郡をブルボン郡と名付けたのがはじまりで、そこが発祥地になっています。

このブルボンという名前がアメリカ風にバーボンと呼ばれるようになったのです。

そしてこの地域で造られたウイスキーが有名になり、バーボン・ウイスキーという呼称が定着したのです。

バーボン・ウイスキーとは、原材料にトウモロコシを51%以上使用し、新品の焦がしたオーク樽で熟成された蒸留酒です。

味は新樽の内側を焦がしたものに詰めるので、バニラやキャラメルのように甘く香ばしい香りがするのが特徴です。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンの歴史

ではバーボンというお酒の歴史についてもご紹介します。

はじまり

バーボンは、一説によると失敗によって生まれたお酒だと言われています。

バーボンを初めて造ったのは、アメリカの牧師「エライジャ・クレイグ」という人物で、地元ではかなりの名士として有名でした。

実はこのクレイグが副業として目を着けたのがウイスキーの製造だったのです。

1789年頃にケンタッキー州のジョージタウンにウイスキーの蒸留所を建てて、ウイスキーの製造をしていましたが、ある日内側が焼けた樽の中にウイスキーを入れたまま数年間忘れてしまいました。

その後、クレイグがその樽を見つけて開けてみると、香りの良い赤みがかった液体が出来ていました。

これがバーボンです。

これを販売したところ瞬く間に全米に広がり、バーボンはアメリカを代表とするお酒になったのです。

広まった理由

しかし広まったといっても元々ケンタッキー州の一軒の蒸留所で造られていた物です。

それが何故全世界で飲まれるまでになったのでしょうか。

それは「禁酒法」が原因ではないかと言われています。

禁酒法とは、1920年から1933年までアメリカ合衆国で消費のためのアルコールの製造、販売、輸送が全面的に禁止された法律のことです。

この法律の施行により、アメリカ国内のアルコール度数の高いお酒がどんどん無くなっていってしまいました。

そのため造る方も廃業や休業が相次ぎました。

お酒を造る人や施設が無いので、禁酒法がなくなった後も暫くお酒が足りない時期があり、その際にバーボンが、アメリカ国内に広まって行ったのです。

何故ならバーボンは、焼き付けた樽にウイスキーを詰める事で酒に樽の香ばしさを移し、熟成期間を短縮するという画期的なウイスキーだったからです。

そしてその市場はいつしか海外にも広がって行き、現在の世界規模のマーケットが確立されたのです。

代表的なバーボン

それでは代表的なバーボンをご紹介したいと思います。

ワイルドターキー

ワイルドターキーの名前の誕生は1940年まで遡ります。

ある日、オースティン・ニコルズの社長であるトーマス・マッカーシーが、自慢のアルコール度数50.5%のバーボンを七面鳥ハンティング仲間にふるまいました。

すると非常に好評で、仲間の一人が七面鳥にちなんでワイルドターキーと名付けたことに由来すると言われています。

その後、アイゼンハワー大統領をはじめ、アメリカの歴代大統領が愛飲していたウイスキーとして有名になりました。

バーボン愛飲者No1の人気で、口に入った瞬間の香りの広がりや味わい、深いコクが特徴です。

これは、全てのバーボンの中でトウモロコシの使用量が最も低く、ライ麦と大麦麦芽を多く使用しているため、大胆かつスパイシーな味わいと風味が加わるだそうです。

少しきつめの度数ですが、どの種類で割っても飲みやすい商品です。

また最近では、スーパーなどでも見かけるようになり、お求めやすいという店でもおすすめです。

ジムビーム

こちらはCMなどで目にする機会も多いと思いますが、200年を超える歴史を誇るお酒で、世界120ヶ国以上で愛飲されています。

ドイツ移民の子、ジェイコブ・ビーム がケンタッキー州バーズタウンに1785年に入植し、バーボンの蒸溜をはじめます。

そして10年後の1795年にビーム社は創業したのがはじまりでした。

以来、220年以上もビーム一族は7代にわたりバーボンづくり、現在のジムビームが出来上がったのです。

度数としては40%ありますが、味が甘味なので、口にいれると柔らかくロックでも飲みやすい商品です。

そのため女性でも飲みやすく、またバーボンがはじめてという方にもおすすめです。

こちらもスーパーなどで売られているので、比較的手に入れやすいです。

ベイゼル ヘイデン

こちらは1992年にバーボン先駆者である「ベーシル・ヘイデン」からとって名づけられたバーボンです。

バーボン特有のクセが強くでていないので、料理を楽しみながら飲むことができます。

ストレート、または少量の水を入れて飲む』事が推奨されていますが、他のもので割ってもおいしいです。

こちらもバーボンがはじめてだという方にもおすすめです。

またラベルがオシャレで雰囲気も楽しませてくれるのも嬉しいポイントです。

おすすめの専門店

それではバーボンおすすめの専門店をいくらか紹介したいと思います。

バーボンストリート

こちらは渋谷にある60種近くのバーボンをメインに、お酒を楽しめるBARです。

このBARの魅力は最大15名様~35名様まで貸切が可能だということです。

マイクも用意してあり、また飾りつけも可能なので、歓送迎会や誕生日会、女子会などの貸切パーティーがBARというオシャレな空間で楽しめるのです。

またプロジェクター・50型スクリーンがあるので、スポーツ観戦はもちろん、結婚式の二次会などで思い出の映像を流したり出来ます。

BARというと、しっとり静かに楽しまなければいけない、という雰囲気がありますが、ここは気軽にワイワイと大人数で過ごすことが出来るので、そういう楽しみ方をしたいという方には非常におすすめです。

Ken’sBar 新宿ゴールデン街店

新宿にあるBARで、奥まった場所にあるためか非常に大人な雰囲気です。

こちらのお店はなんと、レアものバーボンをはじめ、約400種類以上のバーボンがあります。

またバーボンに合うつまみや小腹がすいた時に嬉しいパスタなど用意してあり、バーボンを存分に楽しむことが出来ます。

カウンターのみのお店なので、一人でしっとりと飲みたいという方におすすめのお店です。

バーボンが1ショット400円から楽しめるのも魅力です。

まとめ

このようにバーボンには古い歴史がありますし、また様々な種類がありその特徴も違います。

バーボンについての知識があれば、バーボンが初めてだという人に聞かれた時に非常に助かりますし、何より知識があれば自分がバーボンを選びやすいですよね。

ご紹介した専門店で、是非自分の好みに合うバーボンを見つけてみて下さいね。

バーボン