バーボンを味わうのであればロックかストレートですね

バーボン

ウイスキーはお好きでしょうか。

ウイスキーを飲む方は、お酒のツーのような感じを受けます。

特に、ショットバーでウイスキーのバーボンをロックで注文している様子を見たりすると、大人の雰囲気を感じることもあるかもしれません。

ウイスキーには色々な種類があります。

日本でもウイスキーを醸造している場所はたくさんありますが、今回はアメリカで



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ウイスキーのバーボンとは

アメリカのケンタッキー州周辺にはたくさんのウイスキー工場があります。

このケンタッキー州を中心に生産されているウイスキーのことをバーボンウイスキーと言います。

バーボンウイスキーといっても色々な銘柄がありますが、主に以下の銘柄を把握しておけば、大抵のショットバーにはこれらのウイスキーを置いています。

  • アーリータイムズ
  • I.Wハーパー
  • ジム・ビーム
  • ワールドターキー

これらの4つの銘柄は、お聞きになったことがあるものではないでしょうか。



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バーボンウイスキーの定義について

バーボンウイスキーと呼ばれるためには、バーボンウイスキーとなる条件が必要です。

アメリカの場合は、法律で細かく決められており、条件は7つあります。

製造場所について

バーボンウイスキーはアメリカ国内で製造されている必要があります。

アメリカで作られていないものは、バーボンウイスキーの製造過程が同じであっても、バーボンウイスキーではないのです。

製造の原料について

51%以上のとうもろこしを配合した穀物で製造されている必要があります。

熟成方法について

ウイスキーは樽に詰めて保存することにより熟成をしていくことになりますが、この樽はオーク材と呼ばれる木材でつくられている必要があります。

さらに、このオーク材の樽は、新しいオーク材を焦がしたものである必要があります。

ウイスキーを作る上では、樽を再利用する必要もありますが、バーボンウイスキーの場合は、新しいオーク材でなければなりません。

蒸留方法について

蒸留をする際には、アルコール度数が80度未満である必要があります。

アルコール度数が80%というレベルはほとんどが気化してしまうくらいのものですが、蒸留時には高めのアルコール度数で行う必要があります。

樽詰めする場合のアルコール度数

新しいオーク材で焦がしたものに、樽詰めをしていくことになりますが、この際のアルコール度数は62.5%未満である必要があります。

ボトリングする場合のアルコール度数

樽から出したものをボトリングする際には、アルコール度数が40%以上である必要があります。

このように、バーボンウイスキーの製造については事細かい定義があり、これらの条件に全て合致しない場合は、バーボンウイスキーとして販売することができないのです。

バーボンウイスキーの種類

バーボンウイスキーでは、熟成の期間によって種類があります。

例えば、2年以上の間、樽で熟成させたものはストレート・バーボンと言います。

バーボンウイスキー自体は熟成期間の定義はなく、例えば3ヶ月程度でバーボンウイスキーとして販売されている商品もありますが、ストレートバーボンと呼ばれるには2年以上の熟成が必要となります。

また、4年未満の熟成のついては、ウイスキーのラベルに熟成期間を明記する必要があります。

さらに、バーボンウイスキーの場合は、無着色、無香料とすることが義務付けられています。

よって、オーク材を焦がした色が、蒸留酒に染み込むことによって作られるものがバーボンウイスキーとなるのです。

また、バーボンウイスキーはブレンドをする場合があり、ブレンドの手法によっても名前が付いています。

例えば、樽同士のブレンドを行わずに、少量を瓶詰めしたものはシンブル・バレル・バーボン、さらに5から10種類の樽をブレンドしたものはスモール・パッチ・バーボンと言います。

ウイスキー人気

日本ではウイスキー人気の再来となっています。

例えば、ウイスキーの宣伝において、有名な女優を採用したり、テレビのドラマではウイスキーを製造した人物に関するものが放映されたりと、ウイスキー人気はとどまることを知りません。

居酒屋チェーンなどにおいても、ウイスキーを置くお店が増えています。

このようなウイスキー人気ですが、ウイスキーを飲む際にはどのような飲み方で飲んでいらっしゃいますでしょうか。

基本的なウイスキーの飲み方としては、ストレート、ロック、水割り、ソーダ割りという4つの種類がメインです。

ウイスキーのストレートは通の飲み方

ウイスキーのストレートとは、ウイスキーそのものを飲む方法です。

1番シンプルで、ウイスキー本来の風味とコクを楽しむことができます。

まさにウイスキー通の飲み方です。

ウイスキーは基本的には常温で保管しますので、冷やして飲むことはしません。

このストレートはウイスキーの香りや味を最も体感できる飲み方ではあるものの、ウイスキー初心者にとってはきつい飲み方かもしれません。

ただストレートでウイスキーのボトルを1本空けると、ウイスキーの味を知ることができるとされています。

ウイスキーのロックは冷たくぐいっと飲む方法です

ウイスキーロックはウイスキーに氷を入れて飲む方法で、氷の冷たさとウイスキーの風味がマッチした飲み方です。

例えば、ショットバーに行くと、こだわりのお店では、グラスにおさまる程度の丸い氷を1ついれ、その中にウイスキーを注いでくれます。

この飲み方は、氷の丸みがウイスキーの香りを閉じ込め、ストレートと同じように風味を楽しむことができるようです。

グラスにおさまる丸い氷を1つ作るのは技量が必要であり、この技量を持つバーテンダーがいるお店は、それなりにいい店であると言えます。

ショットバーを探す際には、ウイスキーのロックを注文し、丸い氷1個にウイスキーのロックがでてくれば、ラッキーですね。

ウイスキーの水割りオーソドックスな飲み方です

ウイスキーの水割りは、ウイスキーにお水を入れる方法です。

氷を入れて水を入れるというパターンも、ウイスキーの水割りと言えます。

ただ、水を入れすぎると、ウイスキー本来の味を楽しむことができません。

基本的には、ウイスキーと水との割合はウイスキー1に対して水が2、もしくは2.5までとされています。

分量をみて、最適なウイスキーの水割りを楽しんでみてください。

水割りはウイスキー初心者であれば、慣れるには一番いい飲み方です。

慣れてくれば、ウイスキーの分量を増やしていきましょう。

いずれは、ウイスキーロックや、ストレートでも飲めるようになります。

ポピュラーなウイスキーソーダ割り

ウイスキーソーダ割りはもっともポピュラーな飲み方です。

日本ではハイボールと言われていますが、残念ながら、海外では通じませんので注意しましょう。

日本人にとっては、ソーダの刺激と、ウイスキーの風味を味わうことのできる、ポピュラーなものとして、飲まれています。

居酒屋でも飲み物のメニューにはハイボールは必ずあります。

ウイスキーを楽しんで飲むには、このソーダ割りがいいですね。

例えばウイスキーのソーダ割りとしては、炭酸水、レモン炭酸水、ジンジャーエール、コーラといった炭酸飲料とを合わせて飲むことも良いですね。

でもバーボンはロックかストレートがおすすめ

バーボンウイスキーを飲む場合には、やはりロックかストレートで飲むのが一番良いと思います。

厳密に定義された製造方法で作られたバーボンウイスキーは、オーク材の新しい樽を焦がして作られていますので、その風味を味わうことができます。

熟成期間が長いと、そのウイスキーの色も濃くなってきますので、さらに風味とコクを味わうことができる飲み方としては、ロックかストレートが一番おすすめの飲み方です。

まとめ

バーボンはスーパーやコンビニ、酒造店でも幅広く販売されています。

バーボンの銘柄も多種多様ですが、まずはアーリータイムズ、I.Wハーパー、ジム・ビーム、ワールドターキーといった種類を探してみましょう。

ウイスキーに挑戦してみたい方、またもっとウイスキーを知りたい場合には、バーボンを飲んでみましょう。

バーボンになれればあなたもウイスキー通です。

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