飲み方で広がるバーボンの世界
「バーボンウイスキー」、今は日ごろ飲むお酒なのですが、私が初めて飲んだのは26歳の時、正直、はじめはなかなか好きになれませんでした。
バーボンの特徴である、「新樽で寝かせているので、樽香が強いこと」「熟成年数が短いので、度数が強いこと」「原料による甘味があること」がもっと活きる楽しみ方を知ってから、日常のお酒という位、バーボン好きとなっていきました!
その楽しみ方をご紹介したいと思います。
目次
初心者におすすめ!まずはバーボンジンジャーから、バーボンの世界へ
初めて飲むのなら、「バーボンジンジャー」がおすすめ。
私は実は、初めて飲んだのはバーボンソーダでした。
でもウイスキーの味に慣れていない人からすると、炭酸で割るのって実は結構きついんですよね。
なぜかというと、ウイスキーは水が加わると、香りが立つからなんだそう。
且つ、バーボンは樽香が強い事が特徴だから、角ハイボールよりもウイスキーの味が強いので、初めてならジンジャエール割がとても飲みやすい!
銘柄はIWハーパーから。
ちょうど良いバーボンっぽさがジンジャーエールにぴったり。
バーボン・ソーダは、奥の深い世界
世間では、ハイボール!
ですが、バーに行って、「バーボン(銘柄)をソーダ割りで」なんてオーダーちょっとツウっぽい。
炭酸で割る、シンプルなものだからこそ、銘柄の味が際立つ飲み方なんです。
飲みなれていない頃、教えて貰い好きになったバーボンソーダの銘柄は、クレメンタイン。
女性の絵が特徴的なボトルのウイスキーですが、優しい味わいだけど、心地良い香りでおすすめ。
当時は「クレメンソーダ」なんてオーダーしていました。
慣れてきたら、「ハーフ・ロックソーダ」にチャレンジ。
1対1で割る事をハーフソーダというそうなんですが、要はちょっと濃いソーダ割り。
ウイスキーの味がなお楽しめる、美味しい飲み方です。
バーボン・ロックと、美味しいおつまみ
バーボンって、甘いからなんだか食後のデザートみたい。
私は日ごろ、そんな風に楽しんでいます。
チョコレートとウイスキーって相性が良いって言いますが、はじめは半信半疑だったものの、バーの店員さんに教えてもらったおいしい楽しみ方。
「チョコレートを口に入れて、ちょっと口の中で溶けたころに、ウイスキーを飲んでみて下さい」だそう。
味わってみたら、確かにおいしい!
以来、自宅でも、食後に甘いものと併せてバーボンを楽しむ様になりました。
ロックを飲んでみたいけど、初めて飲むという方にもぜひおすすめの飲み方。
クセになっちゃいます。
銘柄は気分ですが、個人的な定番は、普段はジャックダニエル(正確にはテネシーですが。)、ちょっと特別な日は、フォアローゼス・プラチナやブラントンで。
夏はミントで、冬はホットのミルク割りで、季節で楽しむバーボンスタイル
バーボンって水とかソーダとかロックとか、そのものを味わうのがおいしいけれど、バーボンだから美味しい、季節の飲み方を紹介。
ミントと砂糖、クラッシュアイスを入れてバーボンをキンキンに冷やして飲むのが、夏におすすめ「ミント・ジュレップ」。
バーでは、メーカーズ・マークで作るミントジュレップが定番なんだとか。
ミントはぜひフレッシュで味わってほしい!
冬の寒い時期は、ホットのミルク割りで。
ミルクの甘さとバーボンの強さがお互いに良さを引き立てあって、ほっとする味わい。
ミルクの甘さに負けない、ワイルド・ターキーと併せるのが個人的に好き。
まとめ
飲めない頃は、「バーボンを楽しむ」って大人の世界っていう感じがしていたけど、沢山の飲み方があり、合うバーボンも実は様々。
一度、美味しい!と思うと、「バーボン飲みたいなぁ」と思ってしまう魅力的なお酒。
飲み方ひとつ、合わせ方ひとつ、おつまみひとつでグッと広がるバーボンの世界をご紹介しました。
ぜひ楽しんで下さい!