焼酎は太る?太らないための飲み方のポイントってある?
焼酎は、太ると思っている方も多いですよね。
たしかに、お酒を一切飲まない方と比べると、焼酎を飲んでいる方の方が太るでしょう。
でもそれは、他のお酒と比べてもそうなのでしょうか?
他のお酒と比べた時、より太りやすいのは、焼酎の方なのでしょうか?
そしてもしそうなのであれば、なるべく太らないようにするにはどうしたらいいのか。
ここではそんなことについてみていきます。
焼酎はカロリーが低い
実は焼酎は、お酒の中ではかなりカロリーが低いものになります。
だから、カロリーで見るならば、決して太りやすいお酒はないのです。
もちろんカロリーだけが太る太らないを決めるわけではありません。
ただカロリーが高いものと低いものがあれば、一般的には低いものの方が太りづらいのはたしか。
なので、焼酎自体はそこまで太るお酒ではないと思って良いです。
糖質も0なのが焼酎
そして焼酎には糖質が含まれていません。
よくダイエット業界では、「糖質オフ」なんていうことが声高に叫ばれたりしていますよね。
それくらい、糖質が体に与える影響というのは大きいのです。
でもそんな糖質が、焼酎には含まれていない。
そういうところからも、焼酎は太らないといえるんです。
焼酎が太ると思われている理由
でも、焼酎は太ると思っている人が多いですよね。
それはなぜなのか。
それには理由もあります。
その一つが、同量で比べるとカロリーが高く見えること。
たとえば100ミリリットルあたりで比べると、ビールなどと比べて焼酎の方がはるかにカロリーが高く見えてしまうんです。
ビールが約40キロカロリーくらいなのに対して、焼酎は140くらいはありますから。
ものによっては200近くなることもあります。
この数字だけ見ると明らかに焼酎の方が太りそうに見えます。
でも、これにはからくりがあるんです。
それが飲み方の問題。
ビールは間違いなくそのまま飲みますが、焼酎はそのまま飲むということはまずないですよね?
人によってはストレートで飲む方もいるかもしれませんが、多くの人が水やお茶などで割って飲むはず。
人がとれる水分には限界があります。
だから、焼酎をたくさん飲むのは、ビールをたくさん飲むのと比べて、その割物の分だけ難しくなるんです。
結果、摂取量はかなり少なくなる。
せいぜい300ミリリットルくらい一人で行けばいいほうなのではないでしょうか?
それに対してビールは平気で1リットルくらいは飲む。
結果、かなり摂取カロリーが高くなるというわけです。
焼酎でも太ることはある
ただそんな風に太りづらいお酒と入れる焼酎であっても太ってしまうことはあります。
それにはいくつかの原因が考えられます。
割物で太りやすいものを使用している
先ず一つ考えられるのは、割物が原因になっているパターンです。
たとえばオレンジジュースなど割って、カクテル風にして飲む。
こんな風な飲み方をした場合、ただ焼酎をロックや水割りで飲むよりもかなりカロリーは高くなっていきます。
結果、太ってしまうことが出てくるんです。
おつまみを食べ過ぎてしまう
そして焼酎を飲む方に多いのがこれ。
おつまみを食べ過ぎてしまうという理由です。
焼酎は、もちろん割り方にもよりますが、飲んだ時の比較的にクッと熱くなるお酒だと言えます。
つまりアルコールの度数が高いお酒なんです。
そんなお酒をそのままノーおつまみで飲んでいるという方はあまりいないでしょう。
よほどのお酒好きであればそうした飲み方をする方もいますが、たしなむ程度であれば、基本的にはおつまみなどと合わせながら飲んでいくはずです。
ということはつまり、そのおつまみを食べ過ぎてしまう可能性が高くなるということになります。
これがビールの場合は、苦めの炭酸ジュースのようなものなので特におつまみなしで飲んでいくこともあるでしょう。
でも、焼酎の場合は一口飲むたびに何かを口に運んで…ということも珍しくはないんです。
だから、太ってしまう。
割物には水かお茶を
では、焼酎の良さをしっかりと活かして、なるべく太らないようにして焼酎を飲んでいくにはどうしたら良いでしょうか?
なるべく太らないようにするためには、当然太ってしまう原因を一つずつつぶしていくしかありません。
まずは割物です。
割物にカロリーが高いものを選ぶから太ってしまうようになるわけなのですから、単純にそれを解消すればいい。
たとえば、水かお茶で飲むようにすればいいんです。
水は当然カロリーも糖質もありません。
だから、いくらそれで割っても、焼酎で太ってしまうようにはならないんです。
それは、お茶もまたしかりです。
なので、基本的には焼酎は水かお茶で飲むのがおすすめです。
お湯はあまりおすすめしない
水がいいのであれば、お湯でもいいのではないかと思うことはありますよね。
たしかに仕組みとしては別にお湯でも問題はありません。
でもあまりお湯割りで飲むのはおすすめできないんです。
なぜお湯割りで飲むのがおすすめできないのか。
それは、アルコールが強く感じられてしまうからです。
一般的には水割りよりもお湯割りの方が香りが強く出る分、アルコールを強く感じてしまいます。
つまり、もっとおつまみが食べたくなるんです。
より焼酎の甘味なども感じられて、お口直しのためにもおつまみを食べたくなる。
結果、太りやすくなってしまうことがあるんです。
だから、なるべくならば水かお茶で飲むのが一番です。
ロックも同じくおすすめしない
同じようにロックもあまりおすすめはできません。
ロックは、やはりアルコールをかなり強く感じます。
だからおつまみなどをどんどん食べたくなる可能性はすごく高いです。
また、割物の水分によって飲める量が阻害されることもありませんし、あまりいいことはないんです。
こと「太らないように飲む」という観点から見ると。
なるべく水分を多くすればおつまみも減る
では、おつまみはどうすれば量を減らすことができるでしょうか?
それは簡単です。
水分の量を増やしていけばいいんです。
水分の量が多いと、アルコールの強さも当然薄まっていきます。
だからクッと熱くなる感じが薄まっていきます。
そして当然お酒の変な甘さなども薄まっていくので、別におつまみなどを食べたいとも思わなくなるんです。
結果、自然とおつまみの量は減っていきます。
水分で膨れて食べれなくもなる
またこうしてなるべく割物を多くしていけば、それによって水分でお腹が膨れるようになります。
それは、たくさん飲めなくなることにつながるというだけではなく、お腹が膨れている分だけ食べ物を食べたくなくなるんです。
たとえそれがおつまみ程度のものでも。
どんな好きなものでも、お腹いっぱいだとそれを食べたいとは思わないのと同じです。
水分でそれと似た状況を作り出していくんです。
だから、なるべく水分の量を多くして割るようにするのがおすすめです。
ただそうして水分を多くすると、あまりお酒の味をかんじることはできなくなり、お酒好きには物足りないかもしれません。
そんなときには、最初の1杯だけ濃いめで飲むとか、うまく調節してみてください。
まとめ
焼酎は太りづらいお酒であることはたしかですが、飲み方によってはそれでも全然太ってしまうことはあります。
だから飲み方に気を付けて、なるべくおつまみが進まないように工夫して飲んだり、なるべくお水かお茶で割るようにして飲んでいくのがおすすめです。
折角太りづらいお酒を飲むんですから、太らないようにのむのに越したことはありません。