焼酎は太る?太らない?焼酎のカロリーと太りにくい飲み方

焼酎

仕事が終わった後の焼酎が楽しみという方もいるかと思います。

ですが、焼酎を毎晩飲むことによって、太るのが気になる方もいることでしょう。

では、焼酎は太るのでしょうか?

ここでは、「焼酎のカロリー」や「焼酎を飲むと太るのか」などについて解説していきます。

焼酎を飲むことで太るのが気になる方は、ぜひご覧ください。



焼酎のカロリーはどのくらい

焼酎には甲類と乙類があり、それぞれアルコール度数やカロリーは違ってきます。

一般的な甲類と乙類のアルコール度数と100mlあたりのカロリーは以下のようになります。

  • 甲類の焼酎 35% 206kcal 
  • 乙類の焼酎 25% 141kcal

甲類と乙類を比較すると、甲類の方がカロリーが高くなっていますが、それは甲類の方がアルコール度数が高いためです。

では、他のお酒のカロリーはどのくらいなのでしょうか?

他のお酒のカロリー

焼酎以外のお酒の一般的なアルコール度数と100mlあたりのカロリーは以下のようになります。

  • ビール  5%  40kcal
  • 日本酒 15% 103kcal
  • ワイン 15%  73kcal
  • ブランデー 40% 237kcal
  • ウイスキー 40% 237kcal
  • 梅酒 13% 156kcal

以上のように、アルコール度数が高いほどカロリーは高い傾向にあります。

お酒の中でもビールのカロリーは少ないため、ビールは太りにくく思えます。

しかし、アルコール度数が他のお酒よりも低いため、たくさん飲みやすく、実際に水のようにガブガブ飲む方もいます。

たくさん飲めば、それだけカロリーを摂ることになります。

一方、ブランデーやウイスキーなどはカロリーが比較的高いですが、アルコール度数は高めです。

そのため、よほどお酒に強い方でないとたくさん飲むことはできず、飲む量が少なくなればカロリーの摂取量は低くなります。

つまり、お酒のカロリーだけで太りやすいとか判断することはできず、体内に入れるアルコール量で判断するべきなのです。



お酒のカロリーはエンプティカロリー

お酒を飲むと太りやすいといわれることが多くあります。

ですが、決してそのようなことはなく、お酒のカロリーは「エンプティカロリー」になります。

エンプティカロリーとは、シンプルに分かりやすくいうと、優先して消費されやすいカロリーのことで、体内に蓄積しにくい特徴があります。

お酒を飲むと体がポカポカしてきますが、そのポカポカしている時にお酒のカロリーが使われているので、お酒のカロリーは太りにくいと言えます。

つまり、お酒を飲むことで摂るカロリーは、他の飲み物や食べ物に比べて体内に残りにくく、太る働きが弱いということになります。

それに対して糖質など他のカロリーは、エンプティカロリーではないため、体内に残りやすいと言えます。

蒸留酒である焼酎は糖質が含まれていないため、太るのが気になる方には最適なお酒ということが言えます。

カロリーが気になるなら乙類で水割りやお湯割りを

焼酎には甲類と乙類がありますが、太るのが気になる方には乙類の焼酎がおすすめです。

前述した通り、甲類と乙類とではアルコール度数が異なり、カロリーも異なります。

基本、甲類よりも乙類の方がアルコール度数が低く、カロリーも低くなります。

そのため、ダイエットや太るのが気になる方には乙類の方がおすすめですが、おすすめする理由は他にもあります。

甲類と乙類とでは基本的な飲み方が違ってきます。

甲類は、チューハイやカクテルなど、カロリーのあるもので割るのにピッタリな焼酎です。

一方、乙類は、ロックや水割り、お湯割りなどをするのにピッタリな焼酎です。

ジュースなどカロリーがあるもので割れば、当然そのカロリーはプラスされます。

一方、水割りやお湯割りは、0kcalの水やお湯で割るため、カロリーがプラスされることはなく、逆に薄まることによりカロリーは低くなります。

そのような点からいっても、カロリーが気になる場合は、甲類よりも乙類の焼酎の方がおすすめなのです。

基本的な水割りの作り方

焼酎を水で割ることによってカロリーを少なくすることができ、5:5で割ればカロリーは半分になります。

そして、アルコールは薄まるため、ストレートやロックだとキツイという方にはピッタリな飲み方です。

では、基本的な焼酎の水割りの作り方を説明していきます。

作り方としては、乙類の焼酎と水を入れるだけなのでとても簡単ですが、入れ方の順番には注意する必要があります。

まず始めに焼酎をグラスに注ぎ、その後に水を注ぎます。

そうすることで、対流により自然に混ざり合うため、わざわざかき混ぜることはありません。

焼酎の水割りは割合が基本、焼酎6:水4、焼酎5:水5、焼酎4:水6、になります。

ですが、それはあくまでも基本なため、自分が好きな割合にしても問題ありません。

使用する水は、スーパーやコンビニなどで売っているミネラルウォーターで問題ありません。

基本的なお湯割りの作り方

水割りは焼酎を水で割りますが、お湯割りは焼酎をお湯で割ります。

お湯で割ることによって、水割りよりも焼酎の香りを楽しむことができます。

そのため、香りを楽しみたい方におすすめな飲み方ですが、寒い日に飲むのもおすすめです。

では、基本的な焼酎のお湯割りの作り方を説明していきます。

お湯割りも乙類を使用します。

お湯割りは水割りとは違い、始めに70~80℃のお湯を器に注ぎ、その後に焼酎をゆっくりと注ぎます。

そうすると対流が自然に起きるため、かき混ぜることはありません。

お湯と焼酎を注ぐことにより、40~45℃くらいの熱さになり、香り豊かな焼酎ができあがります。

焼酎のお湯割りを作る上で注意することがあり、それは沸騰したお湯を使用しないことです。

沸騰した熱すぎるお湯を使用すると、焼酎の香りをダメにしてしまいます。

そのため、70~80℃のお湯を使用することが大切ですが、焼酎の水割りをレンジで温めるのも良くありません。

レンジで温めることも、焼酎の香りをダメにしてしまう原因になります。

太るのが気になる方はおつまみに注意しよう

焼酎などのお酒で太る原因になるのが、おつまみです。

焼酎などのお酒自体はエンプティカロリーなため、太りにくいものです。

では、なぜお酒を飲んで太る人が多くいるのかというと、おつまみによってカロリーを多く摂取しているからです。

カロリーが高い揚げ物や、脂質の多い食べ物などをおつまみとして食べていると、カロリーを摂り過ぎてしまい太る原因になります。

ましてや、アルコールによって食欲が増えると、知らず知らずのうちにおつまみをたくさん食べてしまい、太ってしまいます。

そのため、おつまみには注意が必要で、なるべくヘルシーな物を食べると良いでしょう。

太るのが気になる方におすすめのおつまみ

おつまみの定番となっている冷奴や枝豆は、とてもヘルシーで焼酎とも合うためおすすめです。

冷奴を食べる時は、冷奴の上に梅干しをトッピングするのも良いです。

梅干しは焼酎とは相性が良いので、焼酎を飲みながら美味しく食べることができます。

その他にも、赤みの刺身やタコの刺身、イカの刺身などもおすすめです。

まとめ

太りにくい焼酎でも、チューハイなどで飲むことで糖質を多く摂ってしまう場合があります。

そのため、太るのが気になるのであれば、乙類の焼酎で水割りやお湯割りを作って飲むのがおすすめです。

おつまみは太る原因になるため、おつまみの食べ過ぎには十分注意しましょう。

それでは、仕事が終わった後などにゆっくりして、焼酎を楽しんでください。

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